Googleの罠

 えー、私は一応商品開発をやっているのですが、プチ異動がありまして。開発する商品が変わることになりました。
 新しく担当することになった商品は「ドレッシング」。
 で、今までまったくやったこと無かったんで、材料の名前とか、流通経路とか、会社での位置付けとか、果てには作り方なんて基礎的な物も全然知りません。
 で、今までずっとドレッシング開発に携わっていた人に色々聞きました。
 その方は私より五つほど上の女性で、非常にしっかりしてらっしゃる方です。……ちょっと恐いけど。
 説明の仕方は大雑把ですが、なかなか分かり易いです。
 基本的なことは大体分かり、最後にドレッシングの作り方を聞いてみました。彼女が言うには、「ザックリ、材料をただ単に釜に入れてかき混ぜるだけ」らしいのですが、もうちょっと詳しく聞くと、

「ネットにいくらでも転がってんじゃない?」

 やや投げやり。そろそろメンドくさくなってきたのでしょうか。
 しかし取りあえずネットのどの辺りに載っているのか調べてくれました。
 検索エンジンはGoogle。検索キーワードは「ドレッシング 製造法」。
 で、検索結果。

20061031195457.jpg

 !!!!!(゚Д゚)!!!!!!

 ちょ、な……。上から二つ目……。
 何で、こんな健全なキーワードで……。
 しかも白昼堂々、女性の前で……。
 Googleさん、これって犯罪じゃないんですか?
 
 この後、どれだけ気まずくなったかはご想像にお任せします。
 もう気軽に聞けないよ!ヽ(`Д′)ノ  ウワァァァァァァン!!

幼児の本性

 えー、本日休日出勤しておりましたー。
 いつより遅く起きて早く帰れるとはいうものの、気分は最悪なモノでした。
 普段なら今頃ぼーっとROMでファミコンしてたり、執筆してたりするのにと思うと歯がゆくて仕方ありません。
 で、どす黒い気分で帰りの電車に乗ると、やはり客層がいつもとは違います。
 いつもは、サラリーマンとか学生が殆どなのですが、子供連れの主婦が多く見られました。恐らく買い物帰りなのでしょう。
 そんな光景を何となく見ながら、プロットでも練ろうかと席に座っていると、右斜め前方からやけに熱い視線を感じました。顔を上げてみると、母親に抱かれた赤ちゃんが私の方を見ていました。
 その赤ちゃんの視線なんですが、何と言いますか、本当に『吸い込まれそう』な視線でした。私もコレまで小説の中で比喩表現として『吸い込まれそうな瞳』とか使ってきましたが、アレの真の意味を知った気がします。
 もうね、一度目をあわせたら本当に離せないんですよ。
 クリクリとしたまん丸のオメメで、じっ、と見つめられていると、真剣に私の心の中を読まれてるんじゃないかと思ってしまいます。
 頭の中で鳴り響く『どうする? アイ○ルー♪』のフレーズ。
 そんなどこまでもピュアな瞳で見つめられていると、何もしていないのに妙な罪悪感に襲われました。
 で、ついにいたたまれなくなった私は、その赤ちゃんを抱いていたお母さんに席を譲ってしまいました。きっと赤ちゃんが私の中の汚い何かを洗い流してくれたのでしょう。何となく、席を譲らなければ一生後悔する気さえしたのです。

 でもね、

 席を譲った途端一度も目をあわせなくなったのは私の気のせいですか?

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「ホンマ最近の大人はちょろいでー。アホばっかしやー」

 そんな赤ちゃんの心の声が聞こえてくる私は、やはり汚れているのだと思います。

ドラゴンボールZ(その2)

 いよいよナッパとベジータがやってきました。 
 ナッパによってどんどん殺されていく戦士達。ヤムチャが死に、天津飯の腕が吹き飛び、そしてチャオズまでもが……。
 くうぅ! 泣かせてくれます!
 特にチャオズ! あんな小さな体で必死にナッパにしがみつき、岩に叩き付けられようと何をされようと決して離しません。
 そして、天津飯にお別れを言いながら自爆の決意を……。
 ここで挿入される天津飯とチャオズの昔のシーン。鶴仙人といた時や、一緒に修行していた時のことが走馬燈のように……。
 もぅヤバイです。おじさん年なんで涙もろくなっています。

『天さん、サヨナラ……』

 チャオズの体が青白い光を発し始め、それがナッパを包んでいきます。いよいよ自爆の瞬間が近づいてきました。
 ナッパはチャオズを殺すため、鋭い岩肌へと急降下。加速するなか、光はさらにナッパの体を包み込み――

 そう、これは感動のシーンなんです。自分よりも力の強い者を倒すため、身を犠牲にしてうち倒すという。
 なのに、なのに、なのに……。
 何なんですか、この演出は!?
 
IMG_0002_s.jpg
「テクマクマヤコン テクマクマヤコン 髪の毛ふっさふさになぁーれっ☆」


 果たしてこんなにキラキラにする必要があったのでしょうか。
 ドン引きです。一気に現実に引き戻されました。
 なんだかチャオズの自爆が報われずにナッパがピンピンしてても、毛が怪我なくて良かったねって感じです。
 そして現実の中、私はこのシーンを撮影するためだけにデジカメを購入いたしました。福沢さんを三人も動員させて……。
 フフフ……これで私が貧乏性でないことの証明になったはず。

 教訓:お金の使い方は計画的に。

意外な落とし穴

 私の勤める研究所には食堂というモノがなく、仕出し弁当です。
 その中のメニューの一つに「二色そぼろ弁当」というのがあります。
 まぁ、ご想像の通り、卵と肉のそぼろがご飯の上に乗っかっているお弁当なのですが、コレが非常に食べ辛い。
 箸で食べようとすると、ホントにボロボロとこぼれていきます。
 で、閃きました。解決策。
 単純なことです。スプーンを使えば良いんです。
 幸い私の会社は食品会社なので、調理器具や食器の類は一通り揃っております。その中から一番大きなスプーンを持って、今日のお昼ご飯に挑みました。
 が、どうしたことでしょう。コレがまた非常に食べ辛い。お箸以上に。
 スプーンが大きすぎるせいなんでしょうか。底の方にたまってしまい、わざわざ舌ですくい出さないことには食べきれません。
 そんな私の悪戦苦闘ぶりを見ながら、一緒に食べていた同期がポツリ、と呟きました。

「お前、ソレ計量スプーンじゃね?」

 教訓:大は小を兼ねない

正直者はバカを見る?

 富山県立高岡南高校で卒業単位が足りないとの事件がありましたねー。可哀想に。受験間近だというのに。行き過ぎた教育って恐い。
 ところでみなさん、「単位」って言葉、高校の時から使ってました?
 私は大学で初めて使うモノだと思っていました。
 で、私にもあります。単位が足りなかった経験が(汗)。
 それも保健体育とかいう、どーでもいい単位が。でも必修だから落とすとヤバいんですよねー。
 今回はその時のお話を少し。

 私が保体の単位を取れないと知ったのは、実技もペーパーテストも全て終わった1回生の終わりでした。実技は問題なかったのですが、ペーパーの点数が2点足りなかったようです。
 ねぇ、2点ですよ? 2点。たったの。
 ここで一番の問題は、この単位を落とすと2つのキャンパスを半年往復し続けなければならないと言うこと。
 私の母校は大阪大学なのですが、豊中キャンパスと吹田キャンパスの2つがあります。で、2回生からは吹田キャンパスに移って専門の授業を受けなければならないのですが、その保体の授業は豊中キャンパスでしかやってないのです。
 つまり朝、吹田で授業を受け、午後一で豊中に行き、また吹田に戻ってくるという非常に面倒臭いことをしなければなりません。

 ハッキリ言って死んでもです。

 なんで、保体の先生に何とか便宜を取りはかってもらえるよう抗議に行きました。
 勿論、「時間がもったいないから」だの「お金がもったいないから」だの、「ぶっちゃけかったるいから」だのいったホンネは言いません。
 「その時間帯にどうしても寝て受けたい専門の授業があるんです」「自由参加型ボランティアの合コンサークル活動が忙しくして時間を作れそうにありません」と、キレイ事を並べ立てて必死に説得しました。
 相手はおじいちゃんです。きっとこの手の美しい言い分なら、快く単位をくれると信じていました。
 が、ダメでした。
 結局、一時間にも及ぶ私の清い説得に、おじいちゃんは応じてくれませんでした。

 後日、そのことを同じ仲間にグチりました。
 ここで言う仲間とは、私と同じく保体の単位を落としてしまった友人です。
 が、

「ああ、俺その単位何とかしてもらったで」

 な、なぬ!?

 貴様ココに来てぬけがけ……! いや、そんなことはどうでも良い! いったいどうやって!? 確かお前は5点足りなかったはず!

「ああ、せやから。『ちょっとお金もったいないんですけど』とかやな『往復の時間もったいないし、しんどいんですけど』とかゆうたら、何とかなったで。ダメもとやったんやけどな」

 ……は?

 悪い。良く聞こえんかった。
 お前……今、何つった?

 『お金がもったいない』? 『時間がもったいない』? 『しんどい』?
 じゃあ何ですか。包み隠さずホンネで勝負してれば良かったんですか?
 そうか。そうですか。そう言うことですか。
 変に嘘を付こうとした私が悪かったんですか。
 なるほど、正直者は救われるんですね。良いことです。世の中まだまだ捨てたモンじゃない。
 上っ面の言葉ではなく、心のこもった直球勝負でこそ、あのご老人の心を開くことが出来たというわけですか。
 なるほど。私もまだまだ未熟だ。良い勉強になりましたよ。
 
 でもね……こんなのちっとも良い話じゃないですよ?

貧乏はもはや罪

 ポイントカードの効率的な使い方。それは高い商品を買った時にポイントを溜め、安い買い物をした時にポイントを使うこと。
 で、今日、昼休みに五千円の買い物をしました。
 レジに持っていくと、

「コチラ、特価商品のためポイントは付きません。コレまでの累積ポイントの方、ご使用でよろしいでしょうか?」
「いえ、溜めるでお願いします」


 だからポイント付かねーつってんだろーが!


 ……何というか。
 ポイントが付かなくても商品の値段が高いと、反射的にこう答えてしまう私はやはり貧乏性なんでしょうか……。
 せっかく店員さんが絶好のポイント使用タイミングを教えてくれているというのに……OTZ

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「遠い記憶の彼方に」を読んで下さった方。どうも有り難うございます。オチで楽しんでいただけてなによりです。

貧乏は幸せの味

 小説を書いているとすぐにお腹が減ります。やっぱり頭を使うとエネルギー消費が激しいのでしょう。
 で、今日は早めの晩ごはん。料理は『松茸ごはん』を作ってみました。
 本物の松茸? あっはっは。そんな訳ないじゃないですか。下っ端社員には過ぎた食材ですよ。
 用意する物は、
 ・えりんぎ
 ・松茸のお吸い物 3袋
 ・お米 3合

 これだけです。
 以前「いいとも」でタモリがやっていた『なんちゃって松茸ごはん』
 といだお米に松茸のお吸い物の素を入れ、適当な大きさにスライスしたえりんぎを入れて炊くだけ。
 するとあーら不思議。松茸盛りだくさんの『松茸ごはん』が出来上がるのです。
 えりんぎは香りも味も松茸そのもの。

 以前、この『なんちゃって松茸ごはん』のあまりにすばらしい出来に感動した私は、冷凍して会社の同僚に食べさせたことがあります。
 で、彼の反応は……

「うん。普通にえりんぎごはん」

 と、非常に冷ややかでした。
 食品メーカーに勤めているせいだからしょうか。非常に舌が肥えていらっしゃる。私はそうでもないのに……。
 でも、しつこく「これって松茸っぽくない?」と聞く私に彼は、

「お前、貧乏舌なんじゃねーの?」

 び、貧乏舌……。そうか、そうだったのか……。初めて知った。私は貧乏舌だったのか……。
 でも良いじゃん……。安上がりで松茸ごはん楽しめるんだから。

 ところで、『えりんぎ』『縁切り』って何だか似てますよね?
 マァ ダカラ ドーノ コーノ イウワケジャ ナインデスケドモ……。

アトランチスの謎

 懐ゲー「アトランチスの謎」クリア。
 長かった。ホントーに長かった。まさか100面もあるとは思わなんだ……。この前やった「いっき」とはえらい違いだ。
 しかも難易度が異常に高い。昔のゲームなんで操作性の悪さは有る程度覚悟していたが、まだまだ足りなかった……。マリオと同じ感覚でやってたら、バンバン死んでいきます。
 一番死にやすいパターンがこれ。


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 ここから普通に下のブロックに下りようとすると……。


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死にます。
 見事な放物線を描いて、奈落に吸い込まれていきます。
 こんなパターンが至る所に。
 さらに難易度を上げているのが敵の配置。


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 ジャンプで穴を飛び越えようとすると、突然謎のフグが急接近してきて死にます。


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 着地地点にいきなり謎の両生類が飛び出してきて死にます。


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 ガイコツを避けようと、


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 ジャンプするとファンキーな動きで追撃してきて死にます。

 プレイヤーの動きを計算し尽くしているとしか思えません。もーちょっとアホでも良いのに、敵はスタープラチナばりに精密かつ力強い動きで、プレイヤーを死に陥れていきます。

 さらにはこんなステージも。


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 スタート直後、何もしないと自動落下で死にます。

 こちらの気のゆるみを的確についた巧みの技です。


 さらにはこんなステージまで。


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 暗!


 何も見えません。当然、落とし穴は無数にあります。かといってジャンプばかりしていると、そんな行動を待っていたかのようにコウモリのうんこが脳天に直撃して死にます。


 で、極めつけはコレ。


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 目の前にあるレアアイテム。コレを取ろうとすると、


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 死にます。


 さらにはこんな配置まで。


20061021144219.jpg



 ココまで来ると、もはや嫌がらせとしか思えません。

 本当に嫌になるくらい、何回も何回も何回も何回も死にます。


 で、とにもかくにも、たどり着きましたよ。100面まで。
 はい、コレ証拠写真。


20061021144257.jpg


 
 ラストなだけあって、敵の攻撃はハンパではないです。
 隠居生活の長い爺さんみたいなしょぼくれた顔が火炎弾を無数に放ってきます。
 それらをかいくぐり、たどり着いた先には師匠が。このゲームは自分の師匠を救い出すことが目的のようです。


20061021144319.jpg



 どうやらこの灰色になって石化しているのが師匠の様子。
 白黒でよく分かりませんが、何だか農民みたいな格好です。しかも妙に猫背……。

 ま……

 まさか……


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 やっぱり!

 これほど病的な笑顔が出来るのは彼しかいません。

 まさか農民から考古学者に転職していたとは思いませんでしたよ、師匠!

 こんな良い物を見られるなんて、100面も頑張った甲斐があったというものです。

 ……サン・ソフトさん。なんでこんな所で手ぇ抜くんですか?

美しき旅の思ひで

 前回の続きでございます。
 私の分の仕事を無事終え、今度は一人で帰ることになりました(上司はもう一日残って仕事)。
 二日間、丁寧に対応してくれたのは見事なハゲ頭の人。そりゃーもー、絶対金属探知器に引っかかるだろ、お前ってな感じの見事なハゲっぷりでした。
 で、フライトの一時間半ほど前に彼と一緒に遅めの昼食を取り、空港まで車で送ってもらうことになりました。
 なにせ今度は正真正銘の一人。時間には余裕を持ちたいです。空港までは車で二十分くらいと言うので、計算では遅くとも三十分くらい前には到着するはず。
 ところが、ここで予想外の事態が発生しました。

「飛乃さん。せっかくですから日本海見ていきませんか。絶景の穴場スポットがあるんですよ」
「え? ええ……時間に余裕があるなら……」
「大丈夫ですよ。行きましょう」

 嫌な予感はしましたが、まだフライトの一時間前。それにそのスポットは通り道にあるというので見に行くことにしました。

 行った先は見渡す限りの日本海。確かに綺麗でした。うん。綺麗でしたよ。

 ウミネコが異常発生してたことを除けばな。

「あ、あともう一ついい場所があるんですよー。次そこ行きますね」

 と、ハゲは私の意見も聞かずに車を走らせます。
 走ること十分。フライト三十分前。予定ではすでに到着していてもおかしくない時間です。
 ついに不安になって私は聞いてみました。

「あの、空港ってあとどのくらいで着きますか?」
「…………え?

 なんだその間は! 「え?」ってなんだ!

「あぁ、もうすぐですよ。それより着きましたよ」

 何事もなかったかのように言ってハゲは車を止めました。
 着いたのは紅葉の木が無数に乱立する場所。紅一色で染め上げられていました。

「どうです? 綺麗でしょう」

 お前の頭がな!

 ハッキリ言ってゆっくり紅葉を鑑賞している余裕なんざ、私にはありません。

「あ、あの。それじゃ空港に行きましょう」
「大丈夫ですよ、ちゃんと間に合いますから」
 
 ハゲはあくまでもマイペースで車を走らせます。

「いやー、飛乃さん。最近、仕事どうですかー?」

 最悪だよ! お前のせいでな!

 もう喋る余裕も無くなってきました。
 で、更に十分後。ようやく着きました。

「はい、着きましたよ。間に合ったでしょう?」

 ああ、五分前だけどな!

 地方空港でなければ確実に乗り過ごしている時間です。
 一応ちゃんと乗れましたが、精神的に相当疲れました。なんで帰りの飛行機は爆睡。
 なんと勿体ない……。

 すべてあのハゲのせいです。
 
 しばらくはハゲ属性と言うだけで第一印象最悪になりそう……。 
 まぁこの出張のおかげで色々体験しましたよ。できれば末代まで語り継ぎたいものです。

 愛想のいいハゲには気を付けろ、と。

復活!

 本日、出張より戻って参りました。
 やー、疲れた。疲れましたよ、ホントに。けどまぁ、美味しい物もいっぱい食べられたし、よしとする。

 で、乗ってきました。乗ってきましたよ、飛行機
 行きはなぜか上司と一緒に行くことになりまして。普段ウザい存在もあの時だけは心強かったです。
 空港で晩飯を食べ、いざ搭乗口へ。まずは持ち物検査です。
 上司にならって財布やポケットをプラスチックの籠に入れ、ベルトを外し、キーホルダーを取り出し、金属探知器をくぐりました。

 そしたら。鳴りました。鳴りましたよ! 警報機が!(感動)

 で、一つ一つ持ち物を調べていきます。けど私は別にシルバーアクセサリーとか付けているわけではありません。カードとか名刺入れとか全部出していったのですが、最後に残ったのが、

 タバコ

 タバコの表面にある銀色に光っている部分に反応していたみたいです。
 まったく無駄に感度良いですねー、最近の金属探知器って。おかげでなかなか進まずに周囲から非難の視線が集中。さらに感度あげたらハゲ頭にまで反応しそうな勢いでした。

 で、気を取り直して機内へ。

「あとどれくらいで発車するんですか?」とか「この窓って開くんですか?」とか失笑をかうような発言を繰り返していると、ついに動き出しました。
 窓から外を見ていると翼の後ろの方がなにやら動いています。何をしているのか疑問に思ったので上司に聞いてみました。

「アレ何やってるんですか?」
「ああ、羽根の制御板動かして、ちゃんと大丈夫か確認してるんだよ」

 今頃かよ!

 なにやら非常に不安ですが、そんなことお構いなしに飛行機は加速し始めます。
 恐怖すら覚える圧倒的なスピードに私は直感しましたよ。

 コイツ本気で飛ぶ気だ

 と。
 で、視界が斜めに上がり、そして――

 飛んだ。飛びました。本当に飛びましたよ!
 目下の建物があっと言う間に虫けらサイズまで縮小され、それらが放つ無数の光群は灯籠流しを彷彿とさせてくれます。

 そんな幻想的な光景を見て私は名曲、「翼をください」を思い出しました。
 今ならあの歌の伝えたかったことがハッキリ分かります。

 あの歌は鳥目をあざ笑いたかったんだ、と。

 鳥は翼を持っていてもこの美しい夜景は見られない。けど、人間である私が翼を手に入れたら思う存分楽しめるのよ!

 きっとそう言いたかったんでしょう。

 とにかく見るもの聞くもの触れるもの、全てが新鮮だった飛行機体験は非常に貴重で有意義な時間となりました。

 帰りの飛行機に乗る際に、また一波乱あったのですが次回と言うことで。
 今日はそのせいで精神的に疲れたのでもう寝ます。ではでは。

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 「遠い記憶の彼方に」を読んでくださった方。どうも有り難うございました。

デジャ・ビュ

 今日、非常に激しい憤りを感じることがありましたので、ここに書き記させていただきます。
 私はいつも通り仕事を終え、とっとと帰路につきました。
 で、帰りの電車内。
 すでに席はいっぱい。仕方なく立っていると、電車の発車間際、駆け込み乗車をしてくる若者がいました。
 十六、七といったところでしょうか。格好付けたい年頃なのか、駆け込み乗車なのに、両手はポケットに突っ込んだままです。
 的外れなアンデンティティーの主張を見せつけられるのは実に不愉快なものですが、まだ良いです。全然許せる範囲です。一応私も大人ですから。

 でもね。

 切符を口にくわえてるってのは一体どういう了見なんですか?

 つまりこういうことです。

 名前:若者A
 性別:男
 Lv:16
 HP:78
 MP:13
 装備
  右手:何も持たない
  左手:何も持たない
   口:切符


 スク○ニに土下座してこい。

 だってどう考えてもおかしいでしょ。
 両手が荷物で塞がってて仕方なく口でくわえてるってんなら分かりますよ。ええ、分かりますとも。実に理にかなった手法で御座います。
 もしくは、実はこの若者の手首から先が無くて、そのことを気にせず明るく生きてるってんなら、私は泣いて謝りますよ。

 でもね。

 鼻歌うたいながら、電車の窓ガラスで髪の毛整えてるってのはどういう了見なんですか?

 勿論、切符は口にくわえたまま。

 あなたひょっとしてアレですか。
 子供の頃お母さんに、

「はーい、お箸持つ手はどっちー?」
「くちー」
「よくできましたー」

 とか言われて育てられてきたんですか?

 分かりました。じゃあそう言うことにしましょう。
 私も大人です。ちょっと頭の可哀……可愛いお母さんに、過保護られていたことにしましょう。

 でもね。

 口にくわえた切符を鼻歌に合わせてピコピコさせるってのはどういう了見なんですか?

 まさかそれが22世紀のモールス信号とか言うつもりですか?

「大佐、第二小隊から連絡が入りました」
「うむ。読み上げろ」
『今日ー、カノジョとー、チョーラブラブな感じー?』

 核弾頭打ち込まれても文句言えませんよ?


 もうね。

 ガッカリです。

 え? なぜって? なんで私がこんなに怒ってるのかって?

 そんなの決まってるじゃないですか。


 私も昔似たような事してたからですよ


 俺ってばあの時、周りからこんな視線で見られてたのか……。
 タイムパラドックス覚悟で十年前の自分を撲殺したい。 

フィーーーーッシュ!

 今日、買い物がてら近くを散歩していたら運動会をやっている小学校がありました。ああ、そう言えばそんな時期なんだなぁと、私は遠くから微笑ましい視線を送っていました。
 ただこんなご時世だからなのか、ヌルい競技が多いように思います。
 つまり、騎馬戦や障害物競走など子供が怪我をする危険性のある競技は排除され、かけっこや玉入れなどのいまいち見る者を白熱させてくれないモノが殆どでした。(まぁ、もう少し見ていたら始まったのかも知れませんが、周囲からの視線に耐えられなくなりました(汗))

 で、危険な競技と言われて、すぐに私の頭に浮かぶのは『パン食い競争』です。

 え? どこが危険かって?
 だってほら、口だけで吊されているパンをくわえるんですよ?

 が刺さったら大変じゃないですか。

 針ってなに? いやだなぁ。パンを吊すのに必要な針と言えばアレしかないじゃないですか。

 釣り針ですよ。

 ……いや、おっしゃりたいことはよく分かります。
 でもね、
 ――シンジツ ヲ オシエテ モラッタ ノハ イチネンマエ デシタ――

 ……もぅね。俺の脳味噌に誰か『常識』っていうアプリケーション、インストールして。

確率1/16

 今日、何だか晩ご飯を作るのが面倒だったんで、近くのスーパーにお弁当を買いに行きました。スーパーはコンビニよりも種類があってしかも値段が安い。
 唐揚げ弁当、幕の内弁当、のり弁当。揚げ物弁当なんてのもありました。
 色々目移りしますが、貧乏性なのか、一番安くてボリュームのある「のり弁当」に決定。売れ残っているのか、のり弁当にはすべて「50%引き」のシールが貼られています。
 「470円の品物が235円で買える~」と、かなり得した気分になりながら、のり弁持ってレジへ。

「いらっしゃいませ。420円になります」

 ……へ?
 一瞬、バーコードを読み間違えたのか思って聞いてみました。

「あの、コレって値引きは……」
「あ、はい。50円引かせていただいて420円になります」


 背中に冷たい物が走ります。
 よく見ると確かに、「50%引き」ではなく「50円引き」でした。
 仕方なくお金を払いレジを済ませましたが、納得のいかない私はもう一度お弁当売り場へ。
 で、よく見ると確かに混ざってます。「50円引き」シールが貼られたのり弁が。殆ど「50%引き」なのに二、三個だけ……。

 ねぇ、これってわざとですか? 売り上げアップのための経営方針なんですか?

 それとも単なる嫌がらせですか?

 
 そう言えば昔、レンタルビデオショップで似たような経験をしたことがあります。
 私はジャッキーチェンの「酔拳」を借りに足を運びました。お店にはずらりと「酔拳」の文字が並んでいます。こんな感じで。

 酔拳 酔拳 酔拳 酔拳 酔拳 酔拳 酔拳 蛇拳 酔拳 酔拳 酔拳 酔拳 酔拳 酔拳 酔拳 酔拳

 ……分かります? この中に一つだけ仲間はずれがいます。
 私の黄金の右腕は見事それをチョイスしてしまいました。

 こんな才能いらねーよ!ヽ(`Д′)ノ  ウワァァァァァァン!!

貴方に捧げる死神の謳声3

 プロット完成ぃ!
 最後のツメが結構しんどかった。人間関係、結構複雑になったなぁ……。ちゃんと分かり易く描かねば。

 で、とっとと着手したいのですが、来週出張でほとんどいませぬ(涙)。
 泊まりですよ、泊まり。三泊四日。朝から晩まで。
 まぁ、リアル仕事やってかなきゃあ食っていけないんで、しょうがないんですが……。

 ところで皆さん、飛行機って乗ったことあります?

 実は私、二十六にして一人で飛行機に乗るのって初めてなんです。
 子供の頃、親に連れられて乗ったことが一回だけで。三歳くらいの時だったんで、勿論覚えてないです。
 なんで今から大変に不安……。

 だって、チケットとかどーやって買うか分からないし、そもそも空港という場所に入れるかどうかすらも……。
 いや、それ以前に不安なのが――

 飛行機って本当に飛ぶんですか?

 だって、飛行機って鉄の塊でしょ? 冷静に考えて、水にも浮かない物が空気に浮く訳ないじゃないですか!
 テレビでは飛行機ちゃんと飛んでますけど、アレってペンタゴンの超能力者養成所で極秘裏に訓練された人達が念力で飛ばしてるんじゃないんですか!?
 その秘密を知った人は洗脳されるから覚えてないだけに決まってますよ!

 ……まぁ、ンなわきゃないんですが、そのくらいパニクってるってことです。
 嗚呼、不安だわ……。

孔明の謀略

 私は研究所勤めなんですが、わりとまったりした雰囲気でして。
 時間に余裕のある時などは、仕事の合間にお菓子とか食べたりしながら、のびのびとやっております。
 で、今日の三時頃。お昼御飯も消化され、そろそろ小腹が減ってきたかなと言う時間帯。気持ち悪いくらいのタイミングで先輩がお菓子を持ってきてくれました。
 まぁお菓子と言っても「カンパン」なんですが。
 防災の一環で、会社が大量に買った余りです。
 とは言え災害時の非常食。その腹もち力は侮れません。
 で、一つ食べた私に先輩が聞いてきます。

「美味しい?」
「ええ、そうですね。丁度腹減ってましたから……」
「ふぅん。で、味の感想は?」
「まぁ、無味かん――

 そこまで言って私は言葉を飲み込みました。
 先輩の顔を見ると嫌らしい笑みを浮かべて、満足そうに頷いています。

 は……謀られた!

 その後も先輩は同じ手口で、何人もの人としての尊厳を踏みにじって行きました。
 末恐ろしい先輩です。

致命的なミス

 会社の安全管理のため、近いウチに消防の査察が入ることになりました。
 で、実験室や居室の整理整頓及び、ブレーカーのチェックなどを、ダブルチェックの意味を込めて誰かとペアでやることになりました。
 私が一緒になったのは少しお腹の大きな女性。三十代前半くらいでしょうか。恐らく妊娠六~七ヶ月辺りだと思われます。
 ただ彼女、非常に無口な方でして……。
 私もそんなに愛想がいい方ではないのですが、無言のまま黙々と作業を続けているというのは、やや気詰まりで、居心地が悪いです。
 で、他愛のない会話を色々ふってみました。

「この前凄い雨でしたよねー。傘壊れませんでした?」
「……別に。車で来てますから」

「そ、そう言えば僕、熱帯魚とか飼ってるんですけど、あれ結構見てて飽きないんですよ」
「そうですか。私の家、猫飼ってるんで、そういうのダメなんですよ」

「こ、この前目覚まし時計の電池切れちゃって。起きたら八時半でビックリしましたよ」
「私、朝は自然に目が覚めるんです」

 か、会話が続かねぇ……。


 またしばらく沈黙のまま、点検と整理が続きます。
 そして作業も終わりに近づいてきた頃、私は彼女のお腹を見て聞きました。

「そう言えば、何ヶ月くらいなんですか?」
「……は? 何がですか?」
「ああ、いえ。出産予定日とかいつなのかなーって……」


 私の言葉に、コレまで無表情だった彼女の顔が、みるみる不快に歪んで行きます。


「私、独身ですけど」


 し……

 しまったああぁぁぁぁぁぁ!

 そのお腹まさか、自前ですか!?

 地殻マントルより深く反省した私。
 今後、彼女と口をきくことは二度と無いでしょう。

 教訓:人を見かけで判断してはいけない。

最近の古い者

 最近、電車の中でマナーのなっていない学生をよく見かけます。まさに傍若無人と言いましょうか、完全に自分達の世界に浸って周囲のことなど気にも掛けない。
 彼らを見るたびに私は思うのです。

 ああ、そう言えば私にもこんな時期があったなぁ、と(ぇ)。

 中学の時のことです。
 中間テストの最終日で、平日なのに午前中で学校が終わった時がありました。
 当然帰りの電車の中はガラガラ。私達のグループ五人以外に殆ど人はいません。貸し切り状態です。この広い空間を有効利用しない手はありません。
 電車の長椅子にでーんと座り、T君が大富豪をしようと言い出しました。有名なトランプゲームですね。
 ただ、この手のゲームは何か賭けないと面白くない。というわけで、最下位になった人はトップの人が決めた罰ゲームをやる、というルールが追加されました。
 一回目の勝負の結果は、T君がトップ、Y君が最下位。
 T君がY君に課した罰ゲームは、隣の車両でつり革を六個占有して次の駅までいるというもの。
 ガラガラとは言え、私達以外にも数人の乗客はいます。隣の車両ですから仲間はいません。誰も罰ゲームなどとは思いません。

 そんな中、左手に三個、右手に三個のつり革を掴み、立ちつくしているY君は阿呆そのものでした。

 私達はそれを見ながらとても楽しい時間を過ごしました。

 次の駅を過ぎ、顔を真っ赤にしたY君が戻って来たところで第二回戦の開始です。
 トップはまたもT君、そして最下位は私でした。
 T君は私に罰ゲームを言い渡します。

「連結部分に次の駅まで閉じこもってこい」

 何という恐ろしいことを考えつく人でしょう。こんなにも次から次へと閃くなんて、きっと彼はピッコロ大魔王の生まれ変わりに違いありません。
 しかし、罰ゲームを放棄することは許されません。Y君もちゃんとやったのですから。私は言われたとおり連結部分に行き、まず後ろの扉を閉めます。ココまでは普通です。誰でもやることです。

 しかし、これから行こうとしている隣の車両への扉まで閉める馬鹿は関西圏広しと言えどそういません。

 案の定、隣の車両に乗っている人達から哀れみの視線が突き刺さります。
 彼らは目で私に訴えかけます。

「お前なにやってんの?」

 コッチが聞きてぇよ。

 私に出来ることと言えば、この快速電車が一刻も速く次の駅に着くことを祈るだけでした。
 いやー、若いって素晴らしいですね。

冬摩と芝居とマッドサイエンティスト

 「貴方に捧げる死神の謳声」サブストーリー「冬摩と芝居とマッドサイエンティスト」書き上がりますた。
 コメディーとまでは行かなくても、全体的に軽い雰囲気。本編がシリアス路線なんで、こういうのも書いてみたくなって……。永原冥琉は今後もトタバタ担当で、使うかも知れませぬ。

 第二部のプロット完成率は90%。OMCのお仕事と平行しても執筆できそうなヨカム。まぁ金曜日に現実世界の会社の方で、異動した人の仕事押しつけられたんで、忙しくなりそうな気はヒますが……。

 これからお酒のおツマミ作るんで、食材買って参りマスデス。ではでは。

儚い現実

 今日、八百屋に舞茸と小松菜を買いに行って来ました。
 で、お会計をしようとレジに行き、言われた金額をトレイの上に乗せます。
 すると女の店員さんは袋に私が買った物を詰めてくれながら、上目遣いで話しかけてきました。

「あの、キュウリ食べます?」

 訳が分からずに「あ、はい……」と言うとキュウリを一本袋に忍ばせてくれました。
 どうやら、『ちょっと売り物にはならないけど、全然食べられる』グレードの商品をオマケしてくれた様子。

 そう、本当にタダそれだけのことなんですが……男というのは悲しい生き物で。
 まぁ、その……何と言いますか……。

 ちょっと萌えてしまいました。

 声も比較的若々しく、肌艶を見る限り二十台後半か三十台前半だと思われます。
 で、そのまま微妙に幸せな気分に浸り、帰れれば良かったのですが、私は見てはいけない物を見てしまったんです。
 彼女の頬。耳に極めて近い部分。そこが……

 わ、割れてる。

 大雨も過ぎ去り、少し乾燥していたのかも知れません。たまたま化粧のノリが悪かったのかも知れません。
 でも、確かに割れていたんです。

 厚めに塗ったファンデーションが。

 げに恐ろしや女性の化粧。若く見えて実は四十台とかなのでしょうか。今の私には想像も付きません。
 『化粧』って『化ける』って書くだけありますね。((((°д°;)))))ブルブルブル
 おかけでさっきまでのホワホワした気分はどこへやら……。

 ところで『萌』『崩』って何だが似てますよね。

 マァ ダカラ ドーノ コーノ イウワケジャ ナインデスガ。

いっき

 ファミコンの懐ゲー「いっき」クリア。
 1Pか2Pかを選ぶ画面で、スタートボタンを押した後に流れるBGMはファミコンにしてはなかなかの物です。ただそのあとが頂けませんでした。

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 やる気無!
 横から見るとこんな感じです。

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 貴方ひょっとして、ウォークマン聞いてるサルですか?

 とにかくこの比類無き猫背っぷりが、私のクソゲーマー心を鷲掴みにして離しませんでした。
 で、取りあえずスタートです。
 「いっき」なのに百姓がたった一人で敵に突き進んでいくところがステキです。しかもパワーアップアイテムであるはずの竹槍を取ると、前方にしか攻撃できなくなり、射程距離の低下と相まって、著しくパワーダウンするところなんかもー、堪りません。

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「無気力殺法~」
四方八方に投げられた鎌が

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「ねぇ~鉛筆削りどこ~?」
前方にしか攻撃できない竹槍に


 初っぱなからまさにクソゲーの名に相応しい暴挙をかましてくれます。

 で、縦スクロールのゲームかと思いきや、突然見えない壁に阻まれて先に進めなくなったり(横にも移動できると知るのに三十分くらい掛かりました)、
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 どー見ても敵だと思っていた無敵の殿様に、
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 触れると病的に満面の笑顔を浮かべてクリアとなったり、
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 ボーナスステージでは、明らかに石のおにぎりを拾わされたり、
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 非常に楽しいゲームでした。
 五面以降は一面からやり直しというのも昔のゲームっぽくっていいですね。

 なにより、ステージのクリア条件小判を一定枚数集めるという、一揆とは全く関係のないところなんて感涙モノです。
 皆さんも、是非一度プレイしてみることをオススメします。

不気味な親切心

 今日、トイレが詰まった
 そう言えば昨日、部屋でお酒を飲んで泥酔し、トイレットペーパーの芯を流そうとしたことを思い出す。なかなか流れてくれないので(当然だ)、掃除用のブラシで強引に押し込んだりしていた気もする……。

 使えなくなって初めて分かるトイレの大切さ。
 ソレを心の底から分からそうという神のお告げなのか、試練なのか、こんな時に限って下痢だ(滝汗)。

 わざわざ最寄り駅までダッシュして、公衆トイレに駆け込むという作業は肉体的にも精神的にもこたえる。これは早急に解決しなければならない。
 で、近くのホームセンターに「シュポ」を探しに行って来た。デカイ吸盤みたいなアレだ。
 しかしなかなか見つからない。仕方なく店員のおばちゃんに聞いてみる。すると……。

「トイレ詰まったの!?」

 詳しいことは何も言ってないのに、いきなり切羽詰まった表情で対応してくれるおばちゃん。この時点でかなり怖い。

「ほら! コレよ、コレ! ちょっと高いけどこの一番強力なヤツ持って行きな! オマケしてあげるから!」

 と、1980円のシュポを1500円で売ってくれた。思わず何か企んでいるのかとかんぐってしまう。
 で、帰り際に、

「兄ちゃん! あきらめたらダメよ! 何回も何回も嫌になるくらい何回も何回もガポガポさせてたら絶対に流れるようになるから! ダメだったらまた来な! おばちゃんが、 とっておき教えてあげるから!」

 何か昔にヤなことでもあったんかい、おばちゃん。


 とまぁ、恐いくらいの親切心を見せつけてくれまして。
 結局その強力シュポであっさりトイレは開通したんだが、 「とっておき」って何なんだろう……と、どーでもいいシコリが残った一日でした。

新種の奇病

 突然ですが私は月齢に精神状態を大きく左右されます。
 満月だとハイになり、新月だとダークになります。
 今日は満月。
 最近奇妙な病気が発症したと思っていましたが、満月が近かったのが原因かも知れません。

 その奇病の名前は『関西耳症候群』

 耳に入るあらゆる言葉が関西関係に聞こえてしまうと言う恐ろしい病気です。
 具体的に症状を申し上げますと、

○前方一致タイプ
 例:「ソーラーシステム」→「そらあかん」
○後方一致タイプ
 例:「竹とんぼ」→「これなんぼ」
○リズム感一致タイプ
 例:「ポメラニアン」→「なんでやねん」


 人間は言葉の全てを聞き取れなくても、ある程度経験則で補完できると言います。どうやらそれが極めて関西寄りになってしまった様子。

 で、昨日会社で妙なことを言われまして。
 「331」という三階の実験室があるのですが、その部屋の呼び名は「さんさんいち」です。まぁ色んな物が散乱しておりまして、中には異臭を放つ物もあります。その臭いに関する指摘を上司から受けたのですが……。

「最近331臭いんだけど何とかならない?」

「え? 関西人臭い? いや、私ではどうにも……」

 …………。
 ……まぁ、誤解はすぐに解けましたが、言われた時は明確な殺意を覚えました。

 いつまで続くんだろう……この病気。

英語の思いこみ

 「マニュアル」という単語には「説明書」と「手動」という一見関係なさそうな二つの意味がある。広く浸透しているのは恐らく「説明書」の方だろう。私も自動車教習所で「マニュアル車」と言われた時には、説明専用の車だと勘違いしていた。

 このように一つの単語に二つの意味がある場合、先に覚えた方を日本語訳に適応するのはごく自然な流れと言えよう。

 例えば「ワンマン」という単語がある。これを聞いてまず思い浮かべるのは、
ワンマン・プレイヤー
ワンマン経営
ワンマンな奴で付いていけない
 と言った感じで「我が儘・傍若無人・やりたい放題」といったマイナスのイメージが強い。

 ところで今日、仕事で十年ぶりくらいに路面電車に乗る機会があった。
 で、出入り口の上あたりに書かれていたのが「ワンマンカー」という文字。
 脳裏に蘇る青い記憶。

 幼少の頃、車掌の気分次第で突然行き先を変更されたり、停車駅をスッ飛ばされたり、逆走されたりしたらどうしようと、冷や冷やしながら乗っていたことを思い出した。

 今となっては美しい思い出か……。

危険なお仕事

 塩酸の希釈を行う際に気をつけなければならないこと。
 それは決して塩酸の中に水を入れてはならない。水の中に塩酸を入れなければならない。なぜなら塩酸は、少量の水に触れると発熱して蒸気になるから。
 でも、空になった塩酸の瓶を洗うには、やはり塩酸の中に水を入れなければならないわけで……。

 で、ぶっちゃけ吸っちゃいました。塩酸蒸気。あっはっは。

 でも、だいじょーぶっ。ちょっと間だけ鼻の中のpHが1近くにまで下がっただけですから。くしゃみ五連発で、取りあえず気にならなくなりました。

 ただ唯一致命的なミスを犯したとすれば、今日の晩ご飯にキムチを作ったことでしょうか。

 ほら、火傷したところって熱に敏感になるじゃないですか。アレと同じでキムチの臭いはもぅ死激臭……。

 生まれて初めてですよ。鼻から思い切り水を飲みたいと思ったのは。

 いやー、七転八倒ってこういう意味だったんですねー。百見は一体験にしかず。勉強になりました。

 皆さん、試薬の取り扱いにはくれぐれも気をつけましょう。

 猛省せよ。俺。

辛いお仕事

 本日、ただ今の時刻に帰宅いたしました。
 え? 何してたかって? 当然、仕事ですよ、し・ご・と。

 飲み会の幹事っていう大仕事death

 もぅね……お金払って深夜勤務させられてる気分。酔っぱらいの相手を素面でするのって、異常にエネルギー使うんですよ。
 まぁ下っ端だからしょうがないんですけど……。

 ところで部長、私のこと「幹事長」って呼ぶのやめてくれません?

 「飛乃、お前支持率高いから」とか言われても全然嬉しくないんdeathけど。

 でもね、今後輩が出来てようやく引き継げそうな雰囲気なんですよ。
 で、部長との話の中でそういうこと言うと……

 「何言ってんだ飛乃。お前は終身名誉幹事長だろ。この先ずっとやるんだよ。な、長嶋

 お前がやれ。

 つーか部長、明日から長期休暇とっていいdeathか?

貴方に捧げる死神の謳声2

 『貴方に捧げる死神の謳声』第二部。プロット80%完成。あとは戦闘シーンとか、色々細かい部分を詰めるだけ。何となく、私好みのプロットになりそう……。書くのが楽しみだ。

 今日、OMCのお仕事がそれなりに来ました。かなり嬉しいコメント付きで。私の物語を「待ってました」というお言葉を聞いただけでやる気195%。これからも「面白い」と言っていただけるような物語を書いていきたいと思います。たとえプロになれなくてもね。

スーパーストリートファイターII

 ロムで懐ゲー「スーパーストリートファイターII」、略して「スパII」をクリアしました(昨日買ったゲーム? 「ゴッドハンド」? ナンデスカソレ)。

 この「スーパー」になってから、フェイロン、キャミィ、サンダーホーク、ディージェイの4人が追加されたんですよねー。確か。

 中でも思い入れが深いのはフェイロン。中国拳法の使い手で、まんまブルース・リーです。彼の技の一つ「烈火拳」は波動拳のコマンドを3回連続で入力することにより、簡単に3Hit コンボが出るので当時中学生だった私のお気に入りキャラでした。

 毎週のようにファミ通を読みふけり、寝食を惜しんで技の開発をしていたのを良く覚えています(あの頃は若かった……)。

 で、とある号のファミ通に、なんとフェイロンの「15Hitコンボ」なるものが掲載されておりました。
 今でこそ10や20の連続コンボは当たり前のように浸透していますが、当時では考えられなかった数字であります。
 フェイロン使いとして絶対にマスターせねばと思い、その出し方を見てみると……。

『まず弱パンチを12発当て、キャンセル烈火拳――』


 無理。


 ファミ通編集員さん……知ってます? フェイロンの腕って、恐ろしく短いんですよ?
 そりゃあもぅ、肘が直接にくっついてんじゃないかしらと思うくらいに。
 物理的に不可能。あり得ない。インポッシブル! 良い子のミンナはマネできない!

 それからですよ、私がダルシム使いに転身したのは(若気の至り)。

インスピレーションクイズ

 ちょっとゲームの攻略本を買いに、二つほど隣りの駅まで電車で行って参りました。
 広々とした駅の構内。そこにあった巨大な広告用のポスターに、何となく目が留まりました。
 それはRootsという缶コーヒーを宣伝するためのインスピレーションクイズ。
 こんな感じの問題でした。

| ̄       | ̄      | |
   ̄| +  | ̄| =  ̄|
   ̄           ̄
「5+6=4? 式が間違ってる? でも大丈夫。線を一本動かせば正しい式になります」

 思わず足を止め考え込みます。
 誰かと待ち合わせるフリをしながら悩むこと約五分。
 ついに正解を閃きました。


| ̄       | ̄      | |
   ̄| +     ̄|    ̄|
   ̄           ̄

 「5+5≠4」

 完璧! 完璧ですよ! どこからどう見ても正しい式になってるじゃないですか!
 我ながら素晴らしいインスピレーション! 自分の秘めた力の解放に寒気すら感じます!
 
 もぅね……頭悪すぎだろ。俺。