先入観って恐い

 今から一週間ほど前に聞いた話なんですが、実は私の会社……出るらしいんです。
 何か聞くところによると、第二次大戦時代、日本陸軍の研究施設だった跡地に立ってるらしいんです。私の会社。

 戦争。陸軍。研究施設。

 この三つのワードから「黒魔術」「人体実験」「不死身の兵士」という物を連想してしまうのは私だけでしょうか(汗)。


○証言一:入社17年目の管理職の男性
「俺、前の休日にさー、会社来たんだよ。ちょっとまとめたい資料とかあったから。そしたらさー、居室の外、誰かすーって通って行ったんだよねー。で、ウチって社員の出入りとか全部コンピューターで管理してるじゃん。次の日さー、総務に連絡して誰か他にいたのかって聞いてみたいんだよ。そしたら、来てたの俺一人だったんだよねー


○証言二:入社4年目の女性ヒラ社員
「アタシ昨日、ちょっと遅くまで残って実験してたのね。で、九時くらいに帰ろうと思って、実験室の電気とか最終チェックに行ったの。そしたらなんか、棚の向こう側に人影が見えてさー。まだ誰か残ってるのかと思って『まだ使いますかー?』って聞きながらそっち行ったら誰もいないの。そのすぐ後に、後ろに誰かの気配感じて振り向いたんだけど誰もいなくて。恐くなったから、友達と電話で話しながら急いで帰っちゃった」


○証言三:入社1年目の男性新人社員
「別館の一階にあるトイレあるじゃないですかー。あそこって殆ど誰も使ってないから、お腹壊した時とか、よくあそこでゆっくりしたりするんですよ。で、昨日の夜……八時くらいかなー。居室のゴミを外に捨てに行って、その帰りにちょっと寄っていったんですよ。そしたら珍しく誰か入ってて。ジャーって水流す音したんで。電気もついてたし。でもね、トイレのスリッパ誰も使ってなかったんですよ













 ヤバイです。









 
 ガチで出るようです。











 その話聞いた日からもうビビリまくりで。
 例えば今まで普通に遊んでた空き地でも、『地雷が埋まってある』って聞いた瞬間から近寄りたくもなくなりますよね。
 それと同じで、コレまでは何でもなかった部屋の暗影とかが、もー恐くて恐くて。でも仕事の都合もあるんで、いつもいつも早く帰るわけには行かないんですよねー。
 しかも日が暮れるのが早いこの時期。


 ――今日、ついに遭遇してしまったんです。


 確か七時くらいでしょうか。辺りは真っ暗。
 そんな中、私が誰もいない廊下を一人で歩いていた時です。
 何かが視界の隅に映って、ふとそちらを見てみると……



「――!」












 硬直。





 








 窓の外には、宙に浮かぶ不気味な人の顔が。
 青白く、とても人間とは思えません。




 しかし私が逃げ出す前に彼はコチラに顔を向け、














 ニコやかな表情で会釈……。















 …………。














携帯いじりながら歩いてんじゃねぇよ!














 ディスプレイから発せられる明かりで下から照らされた顔って、ホントに幽霊に見えるんですわ。


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 『キミの口から腹話術、してくれますか?』へのご感想どうも有り難うございました! またメールにて返信させて頂きますので少々お待ち下さい!

今日も惨敗

 今日の午後。
 以前紹介した、ミスターな女性先輩にちょっとした相談をされました。

「ねー、飛乃君さー。友達のお見舞いに行くんだけど、何持っていくのが良いかなー」

 どうも入院している方は男性のようです。
 なので同性の私だったら何が欲しいか聞いてきた様子。
 この相談をされた時、私の中で誰かが叫びました。












 ボケろ














 と。

 大阪人としては避けて通れぬ道です。
 私の頭は最適な答えを探すために超高速回転を始めました。



(どうする。例えば『タワシ』とかどうだ。いや、あまりに露骨か。それに引かれる可能性もある。しかしあまりに高度なボケはツッコんですら貰えない。ある程度分かり易くしなければならない。見舞いの品、か……。王道なところで言えば果物……、バナナ、リンゴ、メロン、胃に優しい物ばかり。コレをヒネって、そう……『キャベジン』とかは? いや、病院に薬というのはマッチしすぎている。もう少しギャップを持たせた方がいい。コチラがボケていると伝わり、食べ物系で病院にはミスマッチ、さらにツッコみ易い品物、それは……)











 閃きました。










 コレしかありません。
















納豆、とかどうですか」











 さぁどう来る!

 この微妙に食べづらく、独特の匂いを放ち、およそ見舞いの品として相応しくない日本食にどうツッコム!?














「あ、ソレいいねー。あの子好きだしー」














 なんだ、この敗北感は……。




 そんな憂鬱な午後の昼下がりでした……。orz


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未完の魂、死の予定表2

 えー、どもども。『未完の魂、死の予定表』チャプター2をお届けします。
 さて、二人目はローアネット視点からでございます。
 彼女の視点とヲレンの視点が合わさることで、物語に少しは立体感が出てきたかと思っているのですが、いかがでしょうか。
 チャプター1の視点だったヲレンは、他の招待客達とは少し違う特殊な人物だったので、少々読者置いてけぼりな部分があったかと思います。しかし、今回のローアネットは言ってみれば完全な一般人なので、とにかく自然な反応を心がけました。なのでそれなりに読みやすくなったのではないでしょうか(と、一人で勝手に思っております(汗))。

 ただ残った三人はいずれも曲者。勿論共感できる部分は持たせますが、かなり偏った思考の持ち主達です。個人的にはノアがお気に入りだったり……(笑)。

 ローアネットは残念ながら死んでしまいますが、彼女の死とヲレンの死を見て、予定表に織り込まれた罠に気付かれた勘の良い方もいらっしゃるのではないでしょうか。チャプター3で明かす予定なので、色々と考えたりしていただけると私としては感無量です。

 さて、チャプター2まで書き上げましたが、ココに来て少々困ったことが……。
 まぁ、私の場合毎度のことなのですが、プロットに逆らってキャラが勝手に動き始めております(滝汗)。時系列に沿って進んでいく物語なら別にソレはソレで良いのですが、モザイクノベルの場合すでに各キャラの行動がある程度固定化されているので、心情変化と言動が矛盾しないか、えげつなく心配です。
 「んんー? この言葉なんか不自然じゃね?」とかいう部分がありました、「あーあやったちゃったな」と、遠慮なく冷ややかな視線をぶつけてやって下さい(汗)。

 それでは今日はこの辺で。次はチャプター3で会いましょう。
 次の犠牲者は誰だ!(ド鬼畜) ではではー。


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若いエネルギー

 執筆が思うように進まない。
 そんな時は迷わずお散歩です。
 足から来る刺激で脳が活性化。百発百中と言うわけではありませんが、それなりに何とかなります。

 で、今日のお散歩中。通行人の中に何やら懐かしい服装の人を発見。
 過去の記憶に眠る何かが、私の大脳新皮質を刺激。扁桃核からA10神経に情動信号が送られ、ニューロンからドーパミンを一斉射出! シナプス間隙で撒き起こる快楽信号の雨嵐!(ここまで約0.3秒)


 閃いた!


 あの服装は私が大学院生の時、同じ研究室のアイツがしていた物と同じだ! 

 彼の通り名は、そう――












 妄想族!















 名前の通り非常に怪しいです。
 さて、どんな職種かと言いますと。
 例えば、要らなくなったダンボールを纏めるために、私が紐で十字に縛っていたりすると、





「あ、ダメですよ飛乃さん。ココはちゃんと亀甲縛りにしないと」

 
 と言ってきたり。

 実験で使う溶液を無菌にするために、私が注射器を使って無菌フィルターに通していたりすると、






「飛乃さーん。ソレって俗に言う、ピストン運動ってヤツですよねー」


 と茶々を入れてきたり。

 実験室で買い置きしている紅茶のTパックを使おうとすると、










「なんか、TパックとTバックってそっくりですよねー」



 とか妄想する奴なんです。


 ま、一言で言えば、














 変態













 というヤツですな。

で、彼に関するエピソードで私が絶対に忘れられないことがあります。
 それは研究室に、新しい試薬メーカーの営業さんが挨拶に来た時のこと。
 営業さんもウチの先生も二人とも女性でした
 彼女たちの会話を聞き終えた妄想族君は、

「飛乃さーん。また妄想しちゃいましたよ」

 と、いやらしい顔で話しかけてきます。しかし私にはサッパリ分かりませんでした。
 以下が、問題の会話です。 
 





『あ、どうも先生。これから色々とお世話になります』

『いえいえ、コチラこそ。安くて良い商品、沢山紹介してくださいよ』

『あっはははは。そうですね。私の方も営業努力しますんで、今後とも是非ヨロシクお願いしますよ』

『ええそうでね。お互い持ちつ持たれつですから』

『あ、それで今日は手ぶらで恐縮なんですが、また新商品などを持って改めて来させていただきますんで』

『はいはい、お待ちしております』






 以上。

 どうですか? 分かりましたか?

 では、妄想先生による模範解答を。
















「飛乃さん飛乃さん、僕『今日は手ぶらで恐縮なんですが』で妄想しちゃいましたよ」




 ???









「だから『今日はブラジャー代わりで恐縮なんですが』って聞こえません?」

















 お前アホやろ。
















 いや、これだけ聞くと単なる変態なんですが、色々話をしているとなかなか良い変態なんですよ。まあこんなどーしよーもない変態ですが、生暖かい目で見てやって下さい。


 なんか彼の事を思い出したせいで『してくれますか?』シリーズの真宮寺太郎を動かしたくなってしまった……。


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人の思いを踏みにじる男

 今日、晩ご飯の材料を買いに行った時のこと。ついでに本屋とか寄りながらブラブラしていると、ちょっと疲れてしまい、自分で作るのがメンド臭くなってきました(もぅ年です)。
 で、こんな時に便利なのがお惣菜屋さん(コンビニ弁当は高いのでパスです)。
 唐揚げが100g、120円とかで売っていて非常に安いです。
 白米はお家に冷凍したモノがあるので、サラダと唐揚げを持ってレジへ。時間が時間なので結構並んでいました。しかもレジ打ちのところにいたのが、若いにーちゃん。高校生か、へたしたら中学生くらいにも見えます。
 彼はまだ不慣れなせいか、人差し指一本でポコポコとレジを打ちやがります。
 五分くらい待ち、ようやく次が私の番だというところまで来ました。しかし前にいたお婆さんの会計がなかなか終わりません。
 私はてっきり店番のにーちゃんの対応が遅いのかと思っていましたが、どうやらお婆さんの方がお金を出すのに手間取っているようです。
 レジに表示されていた金額は「688円」
 お婆さんは千円札を出したまま、さらに財布の中をごそごそと探しています。まさか88円を出そうとしているのでしょうか。
 が――


「はい、これでお願いね」


 やっと出し終えたのは2枚の100円玉。
 合計1200円。
 それに何の意味があるのか一瞬分かりませんでしたが、にーちゃんがその数字を打ち込んでオツリを表示させると、



 512円。



 おお! なるほど!
 これでちょっとでも財布の中を軽くしようとしていたんですね!






 でも返ってきたのは12円と……










spc02_02_hatayoku_s.jpg
100円玉5枚ですから!















 残念!















 空気の読めない厨房、斬りぃ!



 そーいやこの人消えちゃったね。今何してんのかな?


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>あおいさん
 『未完の魂、死の予定表』へのご感想どうも有り難うございました! 楽しんで頂けているようで一安心です! またメールにしてご返信させていただきますので、少々お待ち下さい!

生きた心地がしない……

 今日、大変なことが発覚してしまいました。
 私の会社は、購入した試薬類は全てデータベースで管理することになっています。
 納品日、量、危険度、Casナンバーなどなど。
 この作業により、会社全体としてどんな試薬をどのくらいの量持っているのか、誰でもすぐに分かるようにしています。

 色々と便利なデータベース。
 しかし一つだけ致命的な欠点がありまして。
 それは




 非常にメンドい



 ということ。
 だって日常の業務に追われているのに、いちいち買った試薬なんて打ち込んでられませんよ(おぃ)。
 まぁ、そんな訳で。
 私が真面目に打ち込んでいたのは入社して半年くらい。それ以降、別に入力しなくても何も言われなかったので、そのまま放置しておりました。

 が、今日。ISOがらみで突然、試薬管理の見直しが行われることが決定いたしました。




 一大事です。





 大恐慌です。





 人生の岐路です。
 





 何がヤバイって、私が全くデータ入力していないのは勿論のこと、その見直しを取り仕切る人が、例のコワイお局様という事実が壊滅的にヤバイです。
 バレたら何を言われることか……いや、ハッキリ口に出してくれればまだましです。
 きっと精神的に[ピーーーーー][ブッブッーーーーー!]を、この先ずっと[ズキューーーン!]されるに違いありません。













070223nantoka.jpg
な、何とかしなければ……。














 取り合えず、すぐに思いつた解決策は、ガサ入れが入る前にコレまでの数年分のデータを纏めて打ち込んでしまうというもの。納品書はちゃんと残っていますので、ソレを掘り出せば日付の整合性は取れます。
 もぅメンドくさいなどということは言ってられません。
 私はこっそり納品書を持ち出し、いざデータベースの入力画面へ。
 しかし――










070223kengen.jpg














070223na.jpg







070223nani.jpg












 まさかお局様の陰謀……。すでに先回りして……?



 いや……!



 そうです。




 思い出しました。





 確か一年ごとにデータベースのデータを固定させる仕組みになっていたのです。
 私のように後付けでデータ入力する者がいないように、その年度が終わると特定の人達以外には触れない仕組みになっているのです。















070223yokeina.jpg
おのれ……余計なことを……。















 しかし、私には裏奥義が残されています。
 先程言った『特定の人』
 すなわち、試薬管理の総元締めである化学物質部会の人達。
 実はその中に私の同期がいるのですよ、腐腐腐の腐……
 彼であれば、すでに入力を受け付けてくれなくなった年度のデータベースでも操作可能なはず。
 
 午後、早速彼に相談すると、昼飯一週間分で快諾してくれました。
 やっぱり持つべきものは友です。
 コレで一安心。
 私は納品書の山を渡して、意気揚々と自分の仕事に戻りました。

 そして夕方。
 そろそろ終業チャイムが鳴ろうかという時。例の同期が私のいる居室に入ってきました。
 フロアが違い、仕事内容に繋がりもない彼が来るのは非常に珍しいことです。恐らく私に会いに来たのでしょう。昼間のことで何か問題でもあったのでしょうか。

 私は声を掛けられるのを待っていましたが、彼は私の後ろを通り過ぎて行きました。
 おや? と思っていると、彼はそのままコワイお局様の前に行き、




「何か飛乃君が昔の試薬データ入力し忘れてたみたいなんですけど、今まとめて入れちゃって大丈夫ですか?」











 な……。












070223naniiiii.jpg















 
 今日初めて知ったことと何ですが、コワイお局様は化学物質部会の責任者でもあるらしいです。




 ……彼女がガサ入れの仕切りをしている時点で気付くべきだった……。








 え? それからどうなったかって?



 実はですね……
















 特に何も














070223yokeikowai.jpg


 












 お願い神様、土日を永遠に終わらせないで……。

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ミス・ミスター

 今、私のドレッシング開発チームには女性が三人います。
 一人は一昨日紹介した『死語使い』
 もう一人はあんま話したことない(話しかけづらい)、リーダークラスの人。
 そして最後の一人は、ギリギリ二十台(三十路間近とも言う)の女性。

 で、この最後の女性。彼女もなかなか個性的な人でして。
 どう個性的かと言うと、地球外言語を喋ります。
 例えば、私がキャベツの千切りが上手く行かず、どうにかして良い方法がないものか相談した時。

「まー、一応さー、大根をスライスするやつとかあるんだけど。こぅ、ギャギャッ! って行ってグワシグワシってなっちゃうからあんまりオススメできないかなー」








 ワケ分かんねーよ。









 さらに、コールスローを他社のドレッシングで作ってみた時のこと。
 ちょっと自分達のドレッシングで出来た物と違ったので、私より仕事経験豊富な彼女に言ってみると、



「んー、なんかねー。ソコの使うと液々する感じかなー」











 コッチは辟易だよ。










 彼女との会話は終始こんな感じです。
 もー、小説で鍛えてきた想像力をフル稼働させても全く歯が立ちません。
 宇宙言語通訳を介さないとろくに会話も出来ない状況。

 で、昨日の話なんですけど。
 朝方、やけに冷え込みました。
 しかし電車の中は暖房がガンガンに効いていて暑いくらい。
 寒いところからいきなり暑い場所に行った時、なんか全身に静電気でも走ったかのようにかゆくなることってありませんか?
 私、結構敏感肌なんで、冬場の乾燥の時期はかなり苦しめられます。

 そして昼休み。
 その話題を彼女にふって見ると、







「あー、分かる分かる。なんかこー、お肌がチンチンする感じー?」









 チ……。

















1147880062_s.jpg
婚期逃してぇのかテメェ!















 年頃の娘がそんな言葉口にしちゃダメですよ。
 少なくともオジサンはそう思います。


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 web拍手へのお礼コメント
>指、お大事に。飛乃さんの雑記見ると励みになりますw
 もう治ったと思ってたら、寝ている間にまだ傷口が開いてました(汗)。
 私の雑記などが励みになっていただけると大変嬉しいです。これからも何とか頑張っていきますんで、ヨロシクお願いします。

お前の血は何色だ!

 今日、朝から会議がありました。
 その時に、これまで配合検討してきた商品を出さなければなりません。
 私が今携わっている商品はドレッシングです。
 その中でも『コールスロー』という種類を作っています。
 ほら、昔学校の給食とかで出ませんでしたか? こういうの。


korusuro.jpg



 キャベツとかにかかってて、レモンの酸味がきいているアレです。
 で、ドレッシング単体での風味も勿論見て貰うのですが、キャベツにかけた時の味も見て貰わなければなりません。
 なので朝一からキャベツの千切りをしました。
 私、一応自炊はしていますが、千切りなどというメンドくさいことは一切しません。てゆーか初体験でした。さらに時間が無いのも手伝って、誤って包丁を……。

 まぁ、指を切ってしまいまして。
 とりあえず応急処置をして、急いでキャベツを会議室に持っていきました。
 そして上司たちに食べて貰っている時に、

「お、飛乃。その指どうしたんだよ」

 と、バンソーコーを張っている指を見られてしまいまして。
 別に隠すこともなかったので、正直に事情を説明。
 「気を付けろよー」とか「そんなになるまで頑張ったのかー」とか、ねぎらいの言葉を掛けてくれるのかなー、と思いきや、







「キャベツにお前の血ぃ付いてねーだろーな














 
 冷血。
















 ……まぁ、いいですけどね。
 もぅ慣れましたし。

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ハッキリ言うのも優しさのうち

 女性には色々謎な部分が多いと思い始めた今日この頃です。
 例えば髪の毛。
 席替えして隣りになった女性先輩は非常に髪の毛が長いのですが(お尻に届くくらい)、もの凄くコンパクトに纏めている時があります。
 まぁ、俗に言う『お団子』ですね。
 で、その髪型はどうやって作っているのか聞いたことがありまして。まぁ言われれば「なんだ」と思えるような内容だったのですが、その時に、


「じゃあ、飛乃さんも一度ロン毛にしてみれば?」


 という言葉が飛び出しまして。

 死語、だよなぁ……。
 とか思いつつも、彼女の年齢を示唆してしまうので発言は控えました(化粧で誤魔化していますが、入社17年目の大ベテランさんです)。

 そしてつい一週間ほど前。
 ちょっと彼女のグチっぽい話を聞く機会がありまして。席も隣で性格も穏和なため話しかけやすく、分からないことをよく教えてくれたりしているので、別にこのくらいいっかー、とか思っていると、


「そしたらさー、隣に座ったオバタリアンがねー」













 オ……。










 死語です。












 間違いなく死語です。










 言うべきか言わざるべきか。
 激しく葛藤しましたが、結局口に出すことが出来ませんでした。



 で、今日。
 商品の配合を彼女と一緒に検討している時、他社製品の話が持ち上がってきました。
 あんな会社のシェアなんか全部取っちゃえー、みたいな。
 すると、


「あーあー、全然大丈夫だいじょーぶ。あそこのなんてアウトオブ眼中だから」


















20060618_0950_450.jpg
レッドカード!


















 いや、言いましたよ。
 さすがに。












 怒涛の如く死語ですって。














 ホント、女性には謎が多いですね。


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褒め殺しとはこういうこと

 えー、今日。ちょっとした一身上の都合がありまして。会社に遅れてしまいました。
 でも大丈夫。
 我が社には『フレックス』という強い味方があります。
 フレックスとは平たく言えば、『いつ来ていつ帰ってもいいよー、ちゃんと仕事終わるんならなというルールであります。

 まぁ、仕事が終わるかどうかは置いといて(ぇ)、例え事後申請であっても上司に伝えればそれでオッケーです。
 そしていつもより一時間遅れて出社。
 完全な違反ではないとは言え、周りからは冷たい目を浴びせられ……

「おお! 飛乃君ちゃんと来たんだ! 凄いじゃん!」

 ……へ?

「風邪なのにプレゼンのために無理してきたの? やるねー」

 な、な……。





 なぜか褒めらてれる?





 まぁ確かに、今日私はちょっとしたプレゼンの予定がありますが……。

「でもまー疲れてる時はちゃんと休んだ方が良いよ? 効率悪いからさ」

 いや、あの……。

「ま、頑張れよ。ちゃんとフォローしてやっからさ」

 あまり好きではない上司までが、私にねぎらいの言葉を……。












070218ienai.jpg
い、言えない……。















 遅刻した理由が、















 単なる寝坊だなんて。














070218ienai2.jpg
















 ところで皆さん『嘘の方程式』って知ってます?
 *嘘の方程式……ついてしまった嘘を貫くために、更に嘘を重ねること

 何だか泥沼になりそうな予感……。


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 『未完の魂、死の予定表』を読んで下さったお二方! どうも有り難うございました! 面白いと言って頂けて光栄です! Chapter2もハリキって書きます!

未完の魂、死の予定表1

 えー、何だか久しぶりの完全新作な気がします。続編やら、サブストーリーばかり書いてて、ソレはソレで良いんですが、「真っ白な紙に書きたい!」と、唐突に思い立ちまして(笑)。今作のプロットを練り始めたのが三週間ほど前ですか。
 どーせ書くんなら、これまで書いたことのないジャンル……と考えた時に、そうだ! ミステリーだ! と思い立ちまして。本作『未完の魂、死の予定表』の構想を練り始めたわけであります。
 で、前々から書いてみたかった舞台がありまして。それが『洋館という閉鎖空間』。私個人としては、謎めいた雰囲気を出してくれる所なんか非常に好きでして。『学校という閉鎖空間』とどちらにしようかと悩んでいたのですが、ストーリーテラーみたいなの配置したいなーと思い、洋館になりました。

 さて、本作はモザイクノベルの形式を取っております。モザイクノベルとは多視点で一つの事象を追った小説のことで、『ブギーポップ』などが有名どころでしょうか。あと、ココに置かれている『三度目の正直』も一応モザイクノベルです。
 招待客五人の視点から一連の流れを語ることにより、どうして死ぬことになったしまったのかが分かるように書いていくつもりです。

 ただ、まぁ、暗いです(汗)
 特に『してくれますか?』と後だと、鬼のように暗いです。一応ベルグがフォローっぽいことはしてくれているんですけどね。

 それでは、次はChapter2でお会いしましょう。果たして次は誰が死ぬことになるのでしょーか(鬼畜)。ではではー。


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 『三度目の正直』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! 随分遅い時間でしたけど、睡眠の方は大丈夫ですか?

>アキトさん
 どーもお久しぶりです。さっそく『未完の魂、死の予定表』を読んでいただき、更にメッセージまで送って下さって感謝感謝です。
 やっぱりデスノートっぽく見られてしまいますよねー。私もある程度は覚悟しておりました。けど、全然違う展開にするつもりです。なので最後までお付き合いいただければ幸いです。
 それではまたChapter2で。ではではー。

寝言はあの世で言え

 今日のお昼。部屋にインターホンが響き渡りました。
 別にAmazonで買い物はしていないし、誰か来客の予定があったわけでもありません。
 不審に思いながらも出てみると、

「あ、近畿設備の者なんですけどもー。あのー、レンジのフードファンに付けるフィルターの販売をしていてですね。コチラのマンションの方には全員使っていただいてるんですけどもー」

 どうやら訪問販売のようです。普通なら門前払いの所ですが、レンジのフードファンと聞いてちょっと興味をそそられました。
 私、油料理をよくするせいか、フードファンへの油のこびりつきが酷いんです。料理をしている最中、上に溜まった油が私の手に被弾することがよくあります。
 まぁ説明も十分程度と言うことなので、取りあえず上がって貰うことにしました。

「あ、どうも初めましてー。近畿設備の島田といいますー。えーっと、コチラのフィルターなんですけどもー……」

 販売員は間延びした声で説明を始めます。関西訛りだったのでちょっと親近感も湧き、説明も分かり易く、本当にフィルターで油を吸着してくれそうでした。値段もそんなに高くありません。
 なので本格的な交渉に入り、値切りやアフターサービスのことを喋っていると、

「あれ、飛乃さんってひょっとして関西出身の人ですか?」

 私はコチラでは標準語で喋るようにしているのですが、やはり西の方の人が聞くと訛っているのはすぐに分かるようです。

「いやー、私も出身は和歌山なんですけどねー。コッチ来てから中途半端に東京弁にそまってしまいましてー」

 私も関西出身だと知って向こうも親近感が湧いたのでしょうか。取引に関係のない話をベラベラと喋ってきます。

「いやー、仕事でコッチ来てからなかなか実家に帰れなくて……」

 だんだんとイライラしてきました。彼が来てからすでに三十分は経っています。

「それでもまー、この前。ムリヤリ有給取って実家に帰ったんですけどねー」

 私は愛想笑いを止め、本気で嫌そうな顔を向けました。
 が、彼の話は止まりません。

「その時親から『お前どこの言葉喋ってんねん』って言われましてねー。ホントもうこの中途半端な喋り戻らないんですかねー」





 知らねーよ。





「治そう治そうと努力してるんですけど、なかなかねー」






 聞いてねーよ。






「飛乃さんはどうですか? 実家帰った時、『お前キショ!』とか言われません?」











もう帰れよ。












 いやー、まさかこんな昼間から酔っ払いに遭遇するとは思いませんでしたよ。あっはっは。
 白昼堂々と私にケンカを売ってきた者として、後世に語り継ぎたいと思います。


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 『ロスト・チルドレン』を読んで下さった方! どうも有り難うございました!

胃がキリキリと……

 十二時から十三時までの時間。
 それが会社の昼休み。
 取りあえず十五分くらいで昼飯を食べ、十分くらい掛けて一服し、五分くらいネットサーフィン。
 後の三十分はどうするか。


 当然、お昼寝です。


 コレに関しては譲るつもりはありません(何)。

 三十分ほどウトウトすれば午後はもぅオメメパッチリ。パワー二十%回復です(微妙)。
 それにどうでもいい雑務も押しつけられなくなります。
 「ちょっとこれコピーしといて」とか「会議室にコーヒー用意しといてくれる?」とか。
 
 お前がやれよ、というような雑用をたまに押しつけられるんですよ。

 
 昼休みなのに。


 しかし眠っていれば大丈夫。
 さすがに叩き起こしてまでやらせるほど非常ではないようです。


 ――が、B型自己中ブッチーは違います。


 常にマイペース。


 その度合いは常人の枠を遙かに越えます。


 今日の午後。私がいつものように昼寝をしていると、


「飛乃君飛乃君」


 お構いなしで話しかけてきました。

 取りあえず無視です。寝たふりです。
 だって夢の世界に片足突っ込んでるんですもの。


「飛乃君飛乃君」


 無視無視。


「飛乃くーん」

 寝たふり寝たふり。


「ねぇねぇ、飛乃君ってば」


 この野郎、あろう事か私の肩を揺すって起こしやがりました。
 さすがにそこまでされれば目も覚めます。何か急な用事なのかと思って目を開けると、






「あ、起きた起きた。はいコレ。お土産の『かぼすゼリー』。昨日、九州に出張行って来たんだ」












 後でいいだろ!









 と思いつつも「あ、有り難うございます」と、苦笑いを浮かべながら受け取りました。
 ソレを机の上に置いて、私は瞑目。
 邪魔されたせいで夢の世界からは少し遠ざかってしまいましたが、しばらくするとまたウトウトと気持ちよくなってきました。
 が――


「飛乃君」


 後ろから再び悪魔の声が。
 彼は私の肩に手を置き、なぜか肩もみをしてきます。
 もぅ安眠も何もあった物ではありません。こんなことをしている間に時間はドンドン過ぎ去り、昼休みは残り五分。

 私は少し嫌そうな視線を後ろに向けて、「何ですか?」と聞くと、








「さっきはゴメンネ、寝てるトコ起こしちゃってさ」











 お前わざとやってるだろ。











 最近、彼に対しては包み隠すことなく喋るべきか本気で悩んでいます。orz


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---------------------------------------- web拍手へのお礼コメント
>ひょっとして……3~5部のファンですか?(笑)
 その通りで御座います! あの頭脳バトルには多分に影響を受けました(笑)。

人目を引くには

 情報の共有化。
 それは業務を効率的に遂行するための必須事項。
 私の会社では、雑誌や新聞で役に立つ情報を見かけたら、ソレをコピーしてみんなに回覧する決まりがあります。
 で、今日。隣の女性先輩(席替えで優しい先輩が隣になりました)が、


「はい。結構重要だから見といて」


 と言って新聞のコピーの一部を渡してくれました。


 ソレがコレです。













IMG_0272_s_s.jpg
(゚Д゚)!?














 皆さんなら最初にどこに目が行きましたか?
 


 私は勿論、最もフォントの大きい活字に目が釘付けになりました。




 ど、どういう意味だ? 陰湿なイジメか? コレが噂の逆セクハラ? それともまさか本気で心配を……?


 どちらにせよ、前のコワイお局様よりタチが悪いです。


 私は混乱しきった頭で、この記事の意味を聞いてみました。
 すると、


「ちょっと、何言ってんの飛乃さーん。見て欲しいのはココ。『食品添加物 さらに除外』ってとこ」


 指さされたのは左上の欄。
 た、確かに。コレなら納得です。




「もー、セクハラで訴えますよ?」







 




 コッチがな。










 いやだって……悪いの私じゃないです、よね?



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---------------------------------------- web拍手へのお礼コメント
>飛乃剣弥さんの雑記見て、うわあああああ!!!って。元気が出ます。

 こんなヘタレな雑記で元気が出たと言っていただけると、私の方まで元気が出てきます! また色々とネタ話をお披露目していきますので、お互い健康で元気に頑張っていきましょう!

最凶の酷薄イベント

 2月14日。
 バレンタインデー。
 男性の皆さん、本命チョコ貰えましたか? 女性の皆さん、意中の方に渡せましたか?
 私の会社では女性社員から男性社員に一つずつ渡すという風習があるようで、一応貰いましたが甘い物があまり好きではない私……。一ヶ月後の出費がコワイです。

 まぁソレはさておき。
 この時期になると決まって思い出すことがあるんです。
 バレンタインデーといえばいわゆる告白イベント。

 告白……あぁ何て甘美な響き。脳裏によみがえる青春。男子校で額に汗した部活動。
 夏休みの昼下がり。蒸し暑い体育館。バドミントンラケット片手に、シャトルを追い掛ける私。

 忘れもしません。8月15日でした。



 私、告白されたんですよ。



 同じ学校の部活の後輩に。



 え? のろけ話が始まるのかって?
 いやいや、ちょっと前の文章を見てください。
 私の通っていた学校は『奈良学園』といいます。

 中高一貫の私立で、今でこそ共学ですが、当時は立派な男子校でした。



 え? そうですよ?



 告白されましたよ?









 男にな。









 返事?

 そりゃあ断りましたよ。私はいたってノーマルですから。
 ただまあ、何と言いますか。私の中ではその話しに続きがあってですね……。

 えー、我が母校である奈良学園の文化祭では、ちょっと変わった催し物をやっていたんですよ。
 その名も『ミス奈良学園』。通称『ミス奈良』
 他校の女子生徒をゲスト出演させて、その美しさを競うのかって? 

 ノンノン。
 



 出演者は全員、我が校の生徒です。






 そうです。






 ご想像の通りです。











 女装ですよ。







 ああ! 何て恐ろしい悪魔の発想!

 怒濤のごとき枯れた青春!

 思わず目を覆いたくなる究極の自給自足!





 そりゃあもぅ酷い物ですよ。
 場末のゲイバーを彷彿とさせてくれます。


 ……でもね、中には例外がいるんですよ。
 恐ろしいことに。

 まぁ綺麗な衣装と、艶やかな照明効果もあったんでしょうが。



 うん、ぶっちゃけ可愛いって思えるヤローもいるんですよ、ああああぁぁぁぁ!(魂の叫び)




 ソイツは『ミス奈良』でダントツの一位をキープし続ける







 っえー、ここまで言えば察しの言い方はご想像できたかとは思いますが……あえて言いましょう。







 ソイツです。








 私に告白しやがったヤローは。








 で、ちょっとだけね。ホントちょっとだけ……










070214dokidoki.jpg












 ってなった自分がいたんですよ!












070214uwaaaa.jpg













 ホント、あの時は額に汗した部活動でした。









 冷や汗だけどな。





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幼稚園の時に学ぶべき事

 今日の朝一。パイロットでちょっとした試作の予定でした。
 『パイロット』というのはまぁ言ってみればラボスケールと工場スケールの間みたいなモノで、大量生産の適性を確認したり、ちょっとサンプルが大目に欲しい時とかに使います。
 会社に来てすぐ機械を組み立て、材料を仕込んで夕方頃までほっぽとくつもりでした。一度動かし始めれば、後は機械が勝手にやってくれるので。

 が、トラブル発生。

 部品が足りません。

 しかも一番肝心の部分が。
 大きさは片手に乗るくらいですが、購入すると一つ十数万円もする部品で、当然予備などありません。
 非常に精密な部品で、注意して扱わないと壊れてしまいます。
 この機械を使っていそうな人達全員に電話して確認しましたが、誰も知りません。修理に出しているとか、そういうのではないようです。

 結局、午前中一杯掛けて探し回りましたが見つかりませんでした。

 で、昼休み。
 食堂でご飯を食べ終え、居室で「う~ん……」と呻りながら困った顔をしていると、前の席に座っている、いつぞやのB型自己中ブッチーが、

「どしたの。難しい顔して」

 と、話しかけてきました。
 少し前に席替えをして、彼と近くなったんですね。
 が、席は近くてもやっている仕事内容は全く違います。彼は基礎研究。私はどちらかというとその情報を元にして商品を開発する側の人間です。
 なので彼に相談しても解決するはずがありません。それに私自身、彼のことがあまり好きではありませんし。
 とは言え無視するわけにもいかず、取りあえず事情を端折って説明することに。
 すると――





「ああ。それ。あるよココに





 ……は?





 机の引き出しを開け、彼は手の平サイズの円盤状の物体を取り出しました。

 ソレです。間違いありません。
 一体どういうことか聞いてみると……


「いやさー、コレって面白いよねー。昨日パイロットで見つけたんだけどさー。すっげー細かく分解できるんだよ。俺子供の時からこういうの超好きでさー。親が機械メーカーで働いててねー」








 ンなこと聞いてねぇよ!








 なんで黙って持ってってんだよ!













 ってか分解するなよ!






彼の親は機械の分解の仕方は教えても、『人の物は勝手に使わない』という初歩的なことは教えなかったようです。




 俺の午前中返せよ! ヽ(`Д′)ノ  ウワァァァァァァン!!
  

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初心忘れるべからず

 えー、先程。今晩の食材を仕入れるために、スーパーに行ってきました。
 昨日はお肉を食べたので今日はお魚にしようかと思って見ていると、都合のいいことに特売品が。
 ちょっと幸せな気分になりながら、私は買い物かごを取りに行きました(先に取ると要らない物まで入れちゃうので(汗))。
 すると買い物カゴが置かれている場所に小さな子供が。
 また六歳か七歳くらいでしょうか。小学校に上がりたてといった感じです。
 いやー、子供ってカワイイですよねー。無垢というか純心というか。




 まぁ、カゴん中に手ぇツッコんで遊んでいなければ、の話ですが。




 最近よくいるんですよ。


 まだ子供なんだから大目に見てねっ』的な思考をした困ったちゃん達が。


 その子も私がカゴを取りたそうな視線を向けているのに知らん顔。
 人の迷惑など微塵も考えず、ひたすら自分の世界に没頭しています。
 だんだんイライラしてきました。
 しかたなく私はその子に手をどけて貰うため、声を掛けようとしました。すると――


「コラ!」


 隣りに立っていたおばさんが、凄い声で怒鳴りました。


「そんなことしちゃダメっていつも言ってるでしょ!」


 どうやら母親のようです。


「ホントに何回言ったら分かるの!」


 母親は殆ど叫びながらその子の頭を叩き、さらにほっぺたをつねり上げました。子供は完全に涙目になり、母親を恨めしそうに見つめます。すると――


「何よ! その目は!」


 母親はまた頭を叩きました。


 この時点で私はちょっと恐くなったので退散することに。
 横目に怒られている子供を見ながら、心の中で一言、









(まぁまぁお母さん。その辺にしておきましょうよ。まだ子供なんだし








 と残してスーパーを出ました。
 
 なんと言いますか、あれも教育の一環なんでしょうねぇ。一歩間違えれば幼児虐待とか言われるこのご時世。親も子供も大変ですなぁ。






 ……で。







 俺は何したかったんだっけか?


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>観柳さん
 『キミの口から腹話術、してくれますか?』へのご感想どうも有り難うございました! またメールにてご返信させていただきますので、少々お待ち下さい!

弟とオカン、今むかし

 ついさっき実家に電話したんですよ。
 まぁ年末年始に酷いことになっていたので、どうなったかちょっと探りを入れるために。こういうのはやはり時間で解決するしかないですよね。
 そしたらですね。なんと弟が帰って来てるって言うんですよ。
 年明け、実家から仕事場の方に戻ってくる時、


「俺もオカンの言う誠意ってヤツ見せてみるわ」


 とか大人な発言をしてどうするのかと思っていたのですが、どうやらこまめに実家に顔を出すようにしたらしいです。
 まぁ仕事場が神戸なんで大阪に帰るのに一時間ちょっとらしいですから、そんなに負担にはならないと思うんですけどね。



 金銭的には。



 精神的な負担は、想像を超絶するでしょうが(血汗)。


 しかしまぁ、ホント。弟も大人になったものです。
 昔は割とやりたい放題たるタイプで、周りの言うことなど殆ど聞かなかったのですが。
 代わりにオカンがちょっと激情家になってしまいました。以前は天然ボケボケで、家庭に明るい雰囲気をもたらしてくれていたのに。

 あれはまだ、私も弟も中学生の時です。
 当時の弟はヤンチャ盛りで、親であろうと教師であろうと自分の気に入らないことがあれば片っ端から噛み付いていました。
 ある時、父親が弟のハサミを勝手に使ったと言って、二人が大喧嘩になったことがありました。
 今思えばどうしてそんなことくらいで、と冷静になれるのですが、中学高校といえば多感な年頃。自分の物に勝手に触れられたくなかったのでしょう。
 口の立つ弟は父親を好き放題罵倒し、最後に捨てゼリフとして、


「二度と俺の部屋入んなや! ハゲ!」


 と吐き散らして部屋に籠もりました。
 さて、こういう時の仲裁役は大抵オカンです。
 空気を読めず、悩みのなさそうな脳天気な顔で弟の部屋に行きます。私も一緒に行きました。
 そして優しい口調で弟を諭すように、


「ほら、アンタ。お父さんにあんなこと言ったらアカンやないの」


 うんうん。そうだね。

 さらに弟の頭を撫でてやりながら、


「お父さんかて傷付くやろ。最近ホンマにハゲてきてんねんから」













 ツッコムトコちゃうやろ。












 とまぁこんな感じて、訳の分からない和やかムードを作りだしてくれていたものです。
 ホント、これから弟とオカンはどーなるんでしょーね。
 私に矛先が向かなければいいんですが(え? 心配するとこ違うって?)。


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体で犯罪を表現する方法

 えー、昨日に引き続き飲酒運転ネタです。
 これも私が大学生の時の話。
 その日の講義が終わり、帰ろうとした時にあまり話したこともない同じクラスの女の子に引き留められました。
 そして「後でどうしても相談したいことがある」と言われ、悩み事を居酒屋でお酒を飲みながら聞くことになりました。恐らく彼女にしてみれば、お酒の力を借りて思いきりぶちまけたかったのでしょう。
 実は私、その時まで女性と二人でお酒を飲むなどと言う行為をしたことがなかったので、もうドキドキです(笑)。もしかして告白されるのではないかと、バカ丸出しの単純思考が、ピンクの羽根をはやして頭の中を駆け回っていました。
 場所は一人暮らしをしている彼女の家の近くの居酒屋だったので、ちょっと遠かったですが、友達から原チャリを借り、アホほど気合い入れて件の居酒屋に急行。帰りはまぁ、最悪押して帰ってくればいいかと思っておりました。

 で、相談内容は私の友達の男に告白したいのだがどうすればいいか、と言うモノでした。
 うん。世の中甘くはありません。

 彼女は生ビールを中ジョッキで次々と開けながら、彼はどんな物が好きか、どんな女性がタイプなのかなどを私に聞いてきます。
 後半、殆ど愚痴になっていた話に付き合い、バッチリ、ラストオーダーまで居座っていました。
 店を出たのは十時過ぎ
 彼女は満足しきった表情で帰っていきました。
 私はと言えば聞いてばかりだったので、あまりお酒も飲めずツマミも食えず(なのにワリカン)、虚しいばかりの気持ちで一杯です。
 当時は実家通いで、片道一時間半
 帰るのも面倒だったので、今しかだ彼女に相談されたばかりの彼の部屋に泊めて貰うことにしました。
 が、私は彼の部屋に一度も行ったことがありません。そのことを電話で伝えると、親切にも向かえに来てくれると言ってくれました。良い奴です。

 そして十分後。
 彼も原チャリで居酒屋前に到着。私は殆ど酔っていなかったので、そのまま原チャリに乗って彼の後を付いていきました。
 冷たい夜風を顔で受けながら走ること五分。
 突然、前を走っていた彼がUターンし始めたのです。
 彼は私とすれ違いざま、「早しろ!」と言って後ろに消えて行きました。
 私は何事かと思い、取りあえずUターンして彼に付いていくことに。
 すると後ろから、

『前の二台! 止まりなさい!』

 拡声器で叫ぶ声が。




 警察でした。




 私達は捕まえられ、例のアルコール検知袋(名前知らない)にふーっと息を吹き込むハメに。勿論彼からは何も検出されませんでしたが、少しだけ飲んでいた私は見事に引っかかってしまいました。

 
 免許の点数を1点プラスされ、厳重注意を受けた後に、彼の部屋でどうしてUターンなどしたのか聞くと、


「いや、だってお前。こんな時間まで飲んでてんから、そーとー酔っ払ってるやろ? 逃げな捕まるやんけ














 『逃げたから』捕まったんだよ!











 そりゃ目の前でUターンなんかされたら警察じゃなくても追ってきますよ。

 「俺は今やましいことしてるぞ! 捕まえみやがれ!」って力説してるようなモンですから。
 
 え? その後二人はどうなったかって?
 なんか彼の方に、もう二年も付き合ってる女性がいたみたいで、フッたらしいんですけどね。可愛かったのに勿体ない……。

 なにも彼女までUターンさせることないのに、ねぇ?

 
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酩酊度レベル4

 今日、久しぶりに同期の連中と一緒に飲んできました。
 仕事の話題メインで色々と話しをしましたが、一番盛り上がったのは『飲酒運転』について。まぁ、こんな事言って良いのかどうかは分かりませんが、皆さん昔はなかなかのワルだったようです(笑)。

 で、私にもやはり経験はあります。
 だだし、私の場合は飲酒運転をされた方ですが。

 あれは私が大学生の時です。当時、私はバドミントンサークルに所属していたのですが、その時飲み会で三次会まであったことがありました。
 かなり遅くなってしまい、当然終電などありません。
 しかたなく始発まで、カラオケにでも行って時間を潰そうと思っていたのですが、先輩の一人が親切にも送ってくれると言ってくれました。


 車で。


 ちなみにその先輩は酒豪でありますが、かなりの量をめしていらっしゃいました。
 しかし酔っぱらいはコチラも同じです。

「マジッスか? 有り難うございます!」

 不安など抱くことなく上機嫌で頭を下げていました。

 私はサイドシートに座り、心地よい車の揺れに身を任せながら窓の外を見ておりました。
 深夜で車通りもまばらな、見通しの良い一車線。
 コレでは事故を起こせと言う方が無理です。
 なので私は安心し、少しウトウトしていました。

 しばらく何事もなく走っていたのですが、突然車が横へ横へとズレ始めたではありませんか。
 まさか居眠り運転かと思い、私はビックリりして先輩の方を見ました。
しかし先輩はパッチリと目を開き、前をシッカリ見つめています。

「あ、あの。先輩? 何してんですか?」

「は? 何って何がや」

 こんな会話をしている間にも、車はドンドンに横に。まばらとは言え、車通りが完全に無いわけではありません。へたすりゃ正面衝突です。


「い、いやだから……なんで車線からずれて走ってるんですか!」



「はぁ、何ゆーとんねんお前。ちょっと追い越し車線入っただけやんけ」












 逆車線なんだよ!












 次の日、その先輩は昨日のことを殆ど覚えていませんでした。

 教訓:「俺は酔っ払ってない!」は酔っ払ってる証拠。


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言葉は急に止まれない

 昨日の会社帰りのことです。私が交差点にさしかかった時、信号が点滅し始めました。別に急ぐこともなかったので次の青信号で渡ろうとのんびり歩いていると、突然後ろから自転車が猛スピードで走り抜けていったのです。
 危うくぶつかりそうになり、いきなりのことに私は思わず大声を上げてしまいそうになりました。

 ところで話は変わりますが、私の取引先にもの凄く態度の悪い人がいます。
 どう悪いかというと、コチラが電話をしてもなかなか出ないんです。
 いつも事務の女性に取り次いで貰うのですが、保留音が聞こえて来るばかりでなかなか出ようとしません。
 しかし彼でないと仕入れられないブツとかもありますので(怪しい物とかじゃないですよ? 格安というだけです(汗))、それが必要な時には出てくれるのを待たざるを得ません。
 で、今日。その問題児に連絡を取らなければなりませんでした。

「あ、もしもし。私、飛乃と申しますけれども、猿右衛門さん(仮名)いらっしゃいますか?」

「猿右衛門ですね。少々お待ち下さい」

 そして聞こえてくる保留音。
 が、五分経っても出ません。
 まぁ、いつものことなので私は辛抱強く待っていました。

 更に二分経ちましたが出る気配はありません。
 何だか暇になってきたので、隣の先輩と雑談を始めました。
 話題は昨日の接触未遂事故のことです。

「――て、ことがあってですねー。もうちょっとでぶつかりそうになったんですよー」

「ふーん。まぁ、よくあることじゃん」

「そっすかー?」

「それでどうかしたの?」

「いやまぁ、別にどうもしないんですけどー。いきなりのことだったんで、ビックリして――」

『もしもしー。猿右衛門ですがー』


「あ、思わず飛乃ですけど」







 …………。






 ……………………。






















070208tomare.jpg













 穴があったら埋葬して欲しい……。orz


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言葉のアヤ?

 本日、ISOの抜き打ち内部監査がありました。
 以前の日記でも述べましたが、ISOとは社内の決まり事を誰でも分かる形でまとめた物のことです。そして内部監査とは、その決まり事が本当にちゃんと分かるように管理できているかを調査することです。
 で、昨日まで「あの記録がない」「ここにハンコ押してない」「データベースではあるのに、紙ベースで残ってない」などなど、業務には全く関係のない雑務に追われておりました。
 不二家のあの一件があった直後の内部監査ですから、非常に厳しいことが十分に予測されます。
 それでみんなもー、ホント余裕がなくて、殺気立っちゃって……。
 隣の席にいるコワーイお局様などは、ガンくれ表情がデフォルトになっておりました(滝汗)。

 そして今日。
 本番当日。
 まぁ、私も色々聞かれましたよ。


「これはどうして紙ではなく、データベースでの管理しかしていないんですか?」

「紙資源を無駄にしないため、省エネと環境対策への一環です」(建前)
『メンドいからです』(本音)

「食品を開発する上で心がけていることはなんですか?」

「お客様にメリットのある商品を、いかに低価格でご提供するかということです」(建前)
『さっさと仕事終わらせて定時に帰ることです』(本音)


「御社の品質方針はどのようになっていますか?」

「健康に満ちたより良い毎日を送るため、食生活を通じて体の内側の美を探求する、です」(社内規定)
『当たり障りなく、のらりくらりと働く、です』(俺規定)




 とまぁ、色々緊張した場面もありましたが何とかクリア。
 いやー、ホッとしましたよ。
 今日の感想は? と聞かれれば、まぁ『何とかなるモンだ』というのが二番に来るところですねぇ。

 一番?
 そりゃあ決まってますよ。





 一応、名目上は『抜き打ち内部監査』なのに、











全く抜き打ちになってない











 ということでしょうか。





 まぁ、ホントに抜き打たれたらボロが山のように出てきそうですが(笑)。世の中、何とかなるように出来てるんです。きっと。


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 あおいさん、『キミの口から腹話術、してくれますか?』へのご感想どうも有り難うございました! 近日中に返信させていただきますので、少々お待ち下さい!

深刻な病気

 最近あったかくなってきましたね。まだ2月だというのにちょっとした小春日和です。
 ところで今日。商品開発の打ち合わせをしようとしたんですが、時間になってもなかなかメンバーが集まりませんでした。
 しばらく待ってもなかなか来ません。
 すると時間を潰すためか、すでに来ていたもう一人の年輩の人が雑談をしてきました。

「飛乃さんさー、最近調子どうよ」

 まぁ、当たり障りのない会話です。
 ボチボチですねー、と返すと、

「俺さー。最近超ブルーなんだよねー。まーた悩み事増えちゃったよ」

 ほぅほぅ、悩み事ですか。何でしょう。

地球の温暖化。今ちょっとおかしいよ」

 ……は?

「冬なのにこんな暖かいの絶対おかしいって。きっと今頃、南極の氷ドロドロに溶けてんだぜ?」

 まぁ、そうかも知れませんが……。

「ほらあそことか見てよー。もー、煙突からケムリもくもく出しちゃってさー。絶対に地球に悪いって。税金とか二酸化炭素減らすために使ってくれるんだったら、俺バンバン払うんだけどね」

 まぁ、確かにねぇ……。

「絶対さ、あと十年以内くらいに天変地異起こるよ。そんで人口の三分の一くらいは死んじゃうんだぜ。間違いないって。俺の今年の大予想。ハハハッ」

 そ、そうですか……(ちょっと、ヒキ気味)。

「今大体60億だろ? だから20億は死ぬね。まぁ俺はそん中には入んないんだけど、ウチの所長とか絶対入るよ。つーか入って欲しい

 是非、所長の目の前でご発言を……。

「だからさー、今のウチに二酸化炭素削減機とか作っとけば、絶対に儲かるって。そんでこんな会社辞めた方がいいよ。絶対。だって全然将来性ないもん

 …………。

「って訳だからさー。最近、温暖化のこと心配で、寝付き悪いんだよねー。ねー飛乃さんさー、この地球の病気なんとかなんないかなー」







自分の病気の心配しろよ







 良い人なのか、悪い人なのか、精神分裂症なのかよく分からないキャラでした。
 まぁ、宗教にでも入るしかないな。


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本末転倒とはこういうこと

 「マスティック」という物があります。
 ギリシャでしか取れない樹脂らしくて、形状はガムにソックリです。
 コレを噛んでいると虫歯や歯周病を予防してくれるという、大変有り難いモノです。

 で、このマスティック。
 実は私の会社でも扱っていたりします(なんでも幅広くやってるよなぁ)。
 その開発担当者が、私の席の右斜め前におります。
 自分で扱う商品なので、いつ見てもくちゃくちゃと噛んでおります。ガムの強度や、口当たりの善し悪しを確かめているのでしょう。

 今日の夕方頃。私がトイレに行くと、そのマスティックの開発担当の人が歯を磨いておりました。
 あまり見ない光景です。だってマスティック噛んでりゃ良いじゃないですか。
 私が、どうしてそんなことをしているのか聞いてみると、


「ああ、今から歯医者行ってくるんだ」


 歯医者? え? マスティック噛んでてもやっぱ虫歯になる時はなるんですか?


「いや、そうじゃなくてさ……」


 彼は少し恥ずかしそうに声を小さくして、


銀歯、とれちゃって……」








意味ないじゃん。










 ガムの強度や、口当たり以前の大問題が浮上したようです。

 頑張ってね。草葉の陰から応援してますんで(笑)。 


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「拡大」の定義とは

 昨日届いたDVD「うる星やつら」を見ていました。
 勿論絵は古いし、声優さんもぎこちないかんじで、違和感アリまくりなんですけど……

 何て言うんですか?

 ソレがまたいい。


 癒されます。


 おじさんです(笑)。


 で、TV版以外にも劇場版なるモノがあるようで。全部見終わったらソッチも買おうかなーなんて思いながらAmazonをチラチラと覗いてました。
 一番最初に目にとまったのがコレ。





070204urusei0.jpg
『いつだって・マイダーリン』







 なにやら、ラムの一途すぎる純愛を描いた物語のようです。
 ただこれじゃイマイチ、パッケージが分かりづらい。
 なんでその下にある「イメージを拡大」ボタンをクリック。














070204urusei1.jpg


















 …………。
 ……うん。









 確かに拡大してるね。




















 1倍にな。














070204nametennak.jpg






 物語とは全く関係のないところで、好感度ダウンしました。



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 『キミの口から腹話術、してくれますか?』を読んで下さったお二方! どうも有り難うございました! 特に「面白かった」とコメントして下さった方、大感謝です! 素晴らしい日曜日の朝を迎えることが出来ました!(笑)

千客万来

 一昨日、衝動的に「うる星やつら」を見たくなってAmazonでDVDを25枚大人買いしました(ぇ)。
 普通ならDVD-BOXを買うところですが、ここはあえてバラ買いです。
 理由は至って単純。

 そっちの方が格段に安いから。

 普通、まとめて買うと安くなりそうなものですが、「うる星やつら」のDVD-BOXはなぜか高くなっていました。しかも5~6万円くらい。
 一枚一枚クリックしてカートに入れていくのはかなり手間でしたが、15万円の品物が10万円になると思えば楽なものです。
 ただ25枚の販売元は全て同じではなく、かなりバラけて届くようになってしまいました。後で送られてきたメールで確認してみると、4つのお店から届くようです。

 で、今日。そのDVD達が届きました。


 一斉に。


 一発目はペリカン。
 朝の8時に来やがりました。
 最悪の寝起きにプリプリしながらも、ハンコを押して「ごくろうさまでしたー」。

 休日にこんなに早く起きたことはなかったので何だか暇です。
 なので珍しく朝ご飯を作ってみました(いつもは朝食べない派)。
 冷蔵庫を開けると賞味期限が昨日までのモヤシとチンゲンサイ発見。コレを炒める事に決定。
 で、せっかく珍しいことをするのですから、とことんこだわろうと、私はカッコつけてコンロでタバコに火を付け(髪の毛ちょっと焦げました)、くわえタバコしながら鼻歌交じりにフライパンを振っておりました(かなり怪しい)。
 すると、

 ピンポーン

 二発目はヤマトでした。
 せっかく気分が乗ってきたのに台無しです。殆ど吸っていないタバコをもみ消し、コンロの火を消して、プリプリしながら対応。

 午前10時。
 早くから胃を動かしたせいか、腸の活動も早くなったようです。
 私は朝のお通じをしにトイレへ。
 すると、

 ピンポーン

 三発目は聞いたことのない「西湘運輸」というところ。
 何という間の悪さ。私は生理的欲求を強引に押さえ込み、苦い顔で対応。

 この調子だと四発目もバッドタイミングで来そうです。
 なので私は警戒して、すぐに対応できるように待ちかまえていました。
 が、来ません。五時をまわってもチャイムは鳴りません。
 六時、七時を過ぎても来ないので今日は打ち止めかと思い、私はイメチェンのため髪の毛を染め始めました(自分でヤル派なんですよ、私は。フフフ……)。

 部屋に暖房を効かせて上半身裸になり(シャツを着たままだと脱ぐ時に汚れるので)、毛染め液を丁寧に塗っていきます。その作業が終わった時の髪型はオールバック。髪の毛は厚みを無くし、頭皮にぺっちゃりと付いています。


 ぶっちゃけかなりコワイです。


 後はこの状態で一時間ほど待って、シャワーで洗い流せば完了。
 そして30分ほどが経過した時、


 ピンポーン


 来ましたよ。

 来やがりましたよ。
 
 出ますよ。
 
 出ればいいんでしょ。


 私はちょっとキレ気味で対応。
 郵便物は近くの郵便局からでした。
 そして半裸オールバックの私を見た郵便局員は、


「あ、ど、ども、お取り込み中、でしたね……」





070203mee.jpg
目ぇそらすんじゃねぇよ。








 いやね……別に良いんですよ。悪いことは続くって言うし。
 ただね、実際に体験した私が言うのも何なんですが、














 どこの三流コメディだよ

 










 ってこと。
 や、正直この記事の内容は信じてくれなくてもいいですよ? 私だって信じられませんから。
 

 教訓:事実は小説よりも奇なり


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 『約束の保証、してくれますか?』を読んで下さった方! どうも有り難うございました!

 >アキトさん
 お久しぶりです! そして『キミの口から腹話術、してくれますか?』を読んで下さって有り難うございます! 近い内に二部も始めるつもりですので、その時はまたヨロシクお願いします!

ハッキリ言うことも優しさのうち

 えー。今、私ドレッシングの開発を主にやっておりまして。その中の仕事の一つに『コストダウン』というモノがあります。
 まぁ、ドコの会社でもやっていることですよね。

 より安い素材で、より良い物を。

 非常に無理難題なのですが、仕事である以上やらざるをえません。
 一ヶ月掛け、取りあえず改良品第一号は完成しました。

 で、改良品と現行品に違いがあるかどうかを調べるために、他の社員さん達の協力を仰いで識別してもらいます。
 まぁこの場合、『違いがない』もしくは『改良品の方が良い』という結果が得られれば大成功。識別をして貰う時は当然、どれが現行品でどれが改良品かは隠して食べて貰います。

 調査の結果、見事『有意差なし』というデータが得られました。万々歳です。
 そしてホコホコ顔で後片づけをしている時、一緒に調査を手伝ってくれていた先輩がこんな事を言ってきました。


「ねぇ、飛乃君さ。アタシ達もやってみる?」


 どうやら作り手である私達も、識別テストをやってみようという提案のようです。

 フフフ……舐めて貰っては困りますよ、先輩。

 そのドレッシングを作ったのはこの私。

 いくら現行品に近づけているとは言え、どの味がどう違うのか、私が一番良く知っています。

 先輩は即席のテストを用意し、私にどっちが改良品が当てるように言ってきました。

 もぅね、一口食べただけで分かりましたよ。

 私は自信満々で、


「コッチが改良品ですね」


 と、言い切りました。

 ――が、先輩は渋い顔になってしばらく沈黙。
 そして、私から目をそらせて、


「ほ、ほら! 作った人も分からないっていうくらい出来が良いって事じゃない? 凄い凄い!」










 そんな同情いらねぇよ。








 ……うん、普通にヘコみました。orz


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>とちさん
『キミの口から腹話術、してくれますか?』最後まで読んで下さってどうも有り難うございました! ファースト・ジェネレーションの最終話はいかがでしたでしょうか。



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キミの口から腹話術、してくれますか?【中編】【後編】

 やー、昨日の十一時くらいにようやく最後の推敲が終わりました。疲れた……。
 でも、早速沢山の方々に読んで貰えているようで、そんな疲れなども一気に吹っ飛びます。会社であったストレスの溜まる出来事も、なんのそのって感じで(笑)。
 
 さてさて、『キミの口から腹話術、してくれますか?』いかがでしたでしょうか。タイトルの意味は最後の最後でようやく分かる仕様になってしまいました。いつもの事ながら、このシーンを書きたいが為だけに頑張って執筆してました(笑)。
 なーんとなく、コレまでよりラブラブ度合いは低かったような気がしなくもありませんが……(やっぱ一番は「孤立」ですなw)。

 太郎は一歩引いて書いていたつもりなのですが、気が付くと前に前に出てきてしまう(汗)。孔汰が非常に動かし辛く、太郎が異常に動かし易かったのが原因かも知れません。特に【後編】ではお得意の黒ネタ大炸裂……。私自身、ちょっとやりすぎたかなと思っていますが、まぁ太郎の個性だしねぇ……うーん。不愉快な思いをされた方、ゴメンナサイネ、ホント(滝汗)。

 でも太郎と憂子の掛け合いは書いてて非常に楽しいですね。憂子のツッコミが何とも……。結ばれないまでも、憂子あっての太郎のような気がしてきました。この二人はラブラブになるよりも、互いに憎まれ口を叩いていた方が性に合っている気がします(笑)。

 にしても昴の出番、少なかったなぁ……。太郎が探偵であることもいまいち活かせなかったし……。他にも酒呑童子とか『ケガレ』とか、ちょっと詰め込みすぎた感のある今作でした。ちょっと奇をてらいすぎかしらん? 次回の『してくれますか?』は、もうちょっと設定を簡単にしようかと思っています。

 で、次回ですが、次の主人公は昴君です。
 え? 小学生のラブストーリー?
 いえいえ、違いますよ。ここで時間を大きく進行させます(コレまでは二、三年くらいだったのですが)。
 次は昴君が高校生か大学生になった時のお話。
 そしてヒロインその1は北条一弥と依川柚木の娘です。最後に二人をチラッと登場させたのは、そのための伏線です。
 ヒロインその2は完全新キャラですね。

 そんなわけで『してくれますか?』シリーズのファースト・ジェネレーションはこれで終了。
 セカンド・ジェネレーションからは、コレまでのカップリングの子供達が登場してきます(太郎と楓の子供が最強だろうなぁ……(笑))。

 にしてもドンドン枚数が増えてくなぁ、このシリーズ。
 最初は短編のつもりだったのに、長編に近づいて行ってるよ……(汗)。

 えー、次回作は完全新作です。
 ジャンルはファンタジー・ミステリーとでも称しましょうか? まぁ洋館モノみたいな感じです。雰囲気はちょい暗い目。ミステリーなんで、やっぱ人は死にます。
 まだ大枠がちょっと固まってきたくらいなので、公開は先になると思いますが……。
 で、ソレが書き終わったら『貴方に捧げる死神の謳声 第零部』に着手しようかと……。今のところ予定はそんな感じですね。
 それでは、次回作でまたお会いしましょー。ではではー。

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 『キミの口から腹話術、してくれますか?』を最後まで読んで下さった4人の方々! 本当に有り難うございました! 何気なく押してくださる「読んだで」ボタンは、私にとって非常に励みになっております!

 そしてコメント下さった方! 最後の登場人物は『約束の保証、してくれますか?』の北条君と柚木です。次は二人の娘が登場します。そして主人公は勿論、昴君です。このお話は『貴方に捧げる死神の謳声 第零部』の後くらいに書こうかと思っております。

 『一緒に孤立、してくれますか?』の前編を読んで下さった方! 勿論、ソレで終わりでは御座いません。ページの左上か右下にある「NEXT」のボタンを押していただければ、次に進むようになっております。時間のある時に読んでいただければ幸いです。


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