鬱病推進?

 今週の水曜日。労働組合から『メンタルヘルスチェック』という用紙を配られました。
 まぁ簡単に言えば、いくつかのアンケートに答えて、精神的な病気を抱えていないか調べるモノです。
 一応プライバシーの問題もあると言うことで、会社ではなく自宅で書き込んでくるように言われました。どうやらかなりツッコんだ質問が用意されているようです。

 名前、年齢、性別、勤め先などの基本的なのことを書き込んで、いざ質問へ。
 「はい」か「いいえ」の二択で、マークシート形式のようです。
 最初は極々平凡なモノ。

『寝付きは良い方だ』

『仕事にやり甲斐を感じている』

『仕事場での人間関係が上手くいっていない』


 まぁ、ナルホドと思えるような内容。鬱度をチェックするには、かなりオーソドックスな質問です。

 が、

 二十問目(全部で三百問!)を越えた辺りから、へんな質問が混ざり始めました。

『すっぱいものが上がってくる』

 すっぱいモノ……? ナニソレ。
 うーむ、妙に遠回しな聞き方です。多分、吐き気とかそう言うことだとは思うのですが……。

『これだからアイツは、と思う』

 誰のこと? ってか俺の性格、ひがみに決定?

『周囲に異常な雰囲気を感じる』

 な、なんだ。これはいったい何を意図した質問なんだ?

 もっとズバッと聞いてくれればいいのに、コレでは返答に困ってしまいます。


 かと思えば、



『私は孤独である』



 ストレートすぎだろ!



『脈が時々止まる』



 深刻すぎだろ!



『私が酔ったときに、家族が他人に助けを求めに行ったことがある』



 具体的すぎだろ!







 ……とまぁ、なんか明らかに出題者の興味本位で聞いているとしか思えないような質問が、五問に一つか二つくらい混じるようになりました。

 そして百五十問を越えた辺りから、質問内容の過激度は更に増していきます。




『気が狂いそうで心配だ』




 今まさにそうだよ!




『空を飛べそうな気さえする』




 精神病患者か!




『気が付いてみると何故ココに来ていたか分からないことが良くある』




 夢遊病患者か!
 ってか『良くある』って何だ!




『何かが私の心を操っている』




 さっきの続きかよ!




『神(または仏)のお告げを受けたことがある』




 最終形態かよ!









 ……えー、この異様な質問の数々なんなんでしょう。
 他人の心配するよりお前が病院行けと、出題者に叫び散らしたくなってきました。


 ともあれ、あと五十問ちょっと。
 出題者の方もいよいよラストスパートを掛けてきました。





『自分は何をやってもダメだと思う』



『私は生まれてこなければ良かった』



『この先、生きていく自信がない』




 鬱思考押し付けるな!




 出題者は世間全体に何か大きな不満でもあるのでしょうか?




 極めつけはこんな質問まで。





『私の性器は人の物と少し違う』




 いつ比べんだよ!




『私がダメになったのは、自慰をやりすぎたせいだ』




 サルか! ってか、


 ダメになったこと前提か!









 ……こんな調子で三百問……。

 なんかもー、ね。




 鬱度をチェックするためのアンケートで鬱になってどうすんですか? ってこと。




 出題者の胸ぐら掴み上げて、責任を取らせたい気分です。

 嗚呼……激しく鬱。orz

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『裸マンッスの奇行師』『ロスト・チルドレン』『ナイン・ゴッズ』『約束の保証、してくれますか?』を一気に読んで下さった方! 昨日に引き続きどうも有り難うございました!

『裸マンッスの奇行師』はオールギャグ小説なのに、やたらと文体が固くなってしまっています。どーもスイマセン(汗)。当時は、小説内容の雰囲気と文体を揃えるということを全くしていませんでした。とにかく難しい言葉で語彙力を示そうというアホな考え方で書いていたので……。

『ナイン・ゴッズ』は造語を出しまくったので読みづらくありませんでしたか? 楽しんでいただけたようなので大丈夫だったのかな、とは思っていますが……(汗)。ココで出てくる『デモンズ・グリッド』の設定は、色々あって私の中で一番思い入れの深いモノだったりします(笑)。

『約束の保証、してくれますか?』を読み終わられた時には夜中の三時……。こんなに遅くまで読んでいただけるとは感無量です。しかも書き手にとって最高級の褒め言葉まで。
私などの小説でよければ、いくらでも無料公開しますので、コレからもヨロシクお願いします。

気が付けば毒沼

 今日で三月も終わりです。
 来週からはついに新年度。
 実は私の会社、一ヶ月くらい前に結構大きな機構改革がありまして。総勢170名もの異動がなされました。私のいるドレッシングチームから「ミス・ミスター」関連記事1関連記事2)が抜けていったのはそのせい。

 で、人も入れ替われば当然物も入れ替わります。
 要らない書類、要らない机、新しく入ってくる人員、そのためのスペース。
 これらの整理はすべて下っ端の役目です。


 つまり私の。


 しかしさすがに一人はキツイだろうと上司も配慮してくれたのでしょう。
 私の次に下っ端の人と一緒にやることになりました。

 まずは要らない書類の整理から。
 『保留』という名の下にごちゃ混ぜになった書類をキャビネットから出し、片っ端からダンボール箱に詰めていきます。後で「やっぱりいる!」とかいうクレームは当然却下です。
 私ともう一人の先輩の独断と偏見で、ひたすら詰め込んでいきます。
 次々と積み上がって行くダンボール箱。
 それが十個ほどたまった時、私達は一息つくことにしました。

「さすがに疲れるね」

 給茶器のある休憩室でくつろぎながら、互いに顔を見合わせます。
 ホントに疲れます。普段運動をしていないせいもあるのでしょうが、腕がパンパン。

「何かアレッスよねー。だんだんダンボール組み立てるのもメンドくなってきましたよねー」

 組み立てる、と言っても底をガムテープでふさいで止めるだけなのですが、疲労がたまってくるとソレすらも億劫になってきます。

「そーいや前にテレビで、かなり画期的な化粧箱見ましたよ」

 化粧箱、というのはお歳暮やお中元などを送る時に使う、ちょっと豪華な外箱のこと。内装も結構凝っていて、組み立て方も複雑です。
 しかし、以前私がテレビで見たのは、ソレがなんとワンステップで出来る構造になった化粧箱。

「へーぇ。どんな」

 聞かれたので説明しようとしますが、なかなか上手い言葉が思い浮かんできません。

「だから……その、まず端を立てでてすね。内っかわに折り込む様に力を入れると箱ができるんですよ」

「サッパリ分かんない」

 でしょーね。

 とはいえアレは映像を見せないと何とも言えません。
 なのでジェスチャーで何とか伝わらないかと思って、身振り手振りを交えながら説明しようとすると、







「だからこう……バッってやってシャキッ! ってなったら、ガタン! って感じなんですよ」








 ……は!






「余計わからん」








 ど、毒されている……。








 ミス・ミスター・ウィルス……。いつの間に……。







 おかげでこれからは自我を保つため、毎日が緊張の連続です。
 俺は正常だあぁぁぁ! ヽ(`Д´)ノ コンチクショォォォォォ!!



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『遠い記憶の彼方に』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! 『オモシロイ』。その一言が何よりも嬉しいです!

『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』を読んで下さった方! 有り難うございます!

『三度目の正直』と『明日の香り』を読んで下さった方! 有り難うございました! まったく毛色の違う作品でしたが、楽しんでいただけましたか?

上には上が……

 ワープロを使ってると、鉛筆を持って字を書く機会が極端に減ってきます。
 なので皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか。

 とっさに漢字が思い浮かばないことが。

 例えば、「ほんね」

 どうですか? すぐに出てきましたか?

 では、「こうかん」(物と物を取り替えること)。

 パッと出てきましたか?

 最後に「かたづける」

 全部出来ましたか?


 ちなみに私はすべて忘れていました。orz


ワープロで変換してみると凄く簡単な漢字なんですけどね。いざとなったら、意外に出てこないモンなんですよ。

 で、今日。
 昼休みにお弁当を食べながら、ちょっとイヤミな性格の同期とそのことについて話をしていました。

「あー、あるある。すっげー分かるよ。俺もたまになるもん。会議とかでホワイトボードにメモする係やらされた時とか、すっげー焦る」

 どうやら彼も似たような経験があるようです。

「この前なんかさー、『製造』って漢字、すぐに思い浮かばなくて」

 あー、うんうん。結構出てこないよねー。

「他に……あ、そうそう。『収集』ってどっちが先か迷うことね? 『集収』って書きそうになったよ」

 そうねー。『売買』とかも逆になることあるもんなー。

「『時計』とかさー。『時』を『と』っ読ますから、わりかしパッと出てこないんだよねー」

 あるねー。あるある。分かるよ。


「あとさ。すっげーたまになんだけど。『ぬ』って忘れることない?」










 ねーよ。













 お前、いくら何でも平仮名は……。

 悪いことは言わんから小学校に……手遅れか。


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天才少年

 今日も残業でした……。うーむ、プロットが進まない。
 さすがに自炊するのはメンドイので、お惣菜屋で弁当を買って帰路へ。
 いつも通りの道を通って、いつも通り踏切の前で電車の通過を待っていました。
 カンカンと無機質な音が響きます。
 しばらくして音が止み、遮断機が少し上がり始めたかと思った時、

「とーう!」

 隣で母親と一緒に待っていた四、五歳くらいの少年がいきなり飛び出しました。
 まぁ、それだけなら何てことはない、子供特有の廃テンションなんですが、



「見切りはっしゃー!」



 彼の叫び声を聞いた瞬間、私の中に戦慄が駆けめぐりました。





 み、見切り発車……?





 踏切で、見切り発車……







 ふミキリで、ミキリはっしゃ。





















 天才だ!



















 何の根拠もなく、異様な感動を覚えた瞬間でした。
 
 いつぞやの厨房共より遙かにウィットがきいていたように思います。


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これが殺し屋の手口

 今日の昼休み、いきなり『職場リーダー』の選出が行われました。
 職場リーダーというのは、労働組合と組合員達との橋渡し的な存在です。具体的にどんなことをするのかと言えば、説明。
 アレが決まった、コレが拒絶されたということをいちいち皆に説明しなければなりません。
 まー、ぶっちゃけ貧乏クジです。
 出来ればやりたくはありません。

 が、その候補の一人に私が選ばれました。
 恐らくぺーぺーのさだめというやつなのでしょう。
 そして候補はもう一人。
 例のB型自己中ブッチーです(関連記事)。
 彼も社歴からすれば私より浅いです。多分、そう言う理由で候補に上がったのでしょう。

 そしてここは民主的にということで(どこが!?)、投票制で職場リーダーを選出することになりました。議長のPCに、どちらが適任かをメールで送信します。

 結果。


 B型ブッチー 4票


 
 私 7票





 見事に当選してしまいました(涙)。




 さて、まず私がやるべき事。


 それは私に投票した者の見つけだし。


 彼らはです。

 
 取り合えず隣りに座っている「死語使い」にどちらに投票したのか聞いてみると、

「アタシは飛乃君には入れなかったよー。だって可哀想だもん」

 ええヤツや……(ホロリ)。

さらに隣りに座っている「飛躍魔人」は、

「まぁ、一応同じチームだしね。向こう側に入れといたんだけど」

 コイツらほんまに……(ホロリ)。

 けどさすがに「お局様」は……。

「飛乃君、職場リーダーになっちゃったんだ。大変だね」

 ま、まさか貴女までもが……。信じられない……。
 いやいや、世の中捨てたモンじゃありませんよ。


 と、いうことは。私も当然B型ブッチーに入れたので、これで四票。
 つまりこの三人以外は敵か。

 まぁいい。「お局様」「飛躍魔人」が私に入れないでくれただけでも有り難いのだ。
 今回はコレでよしとしよう。

 で、午後の三時頃。
 同じ居室の別の女性が、

「あ、飛乃くーん。結局、リーダーやることになったんだー」

 ふん。何を白々しい。
 お前もしっかり俺に入れたクセに。


「アタシは飛乃君に入れなかったのにねー」


 ……へ?

 今、何と?

 私に入れていない?

 本当ですか?


「本当だよ。アタシ、向こうの人の方が嫌いだモン」


 まぁ、その判断基準はどうかと思いますが、どうやら本当に私に入れなかった様子。
 しかしコレでは五票になってしまう。
 計算が合わない……。
 まさか議長が間違って報告した? 敵は一人少ない?





 いや……






 まて……






 違うぞ。







 いるじゃないか。






 どちらに入れたか明言していない人が……。







 ……お、恐ろしい。あんなセリフを笑顔で言えるなんて。
 どうやら彼女はすでに人間の領域を越えているようです。


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小さな気遣い、大きな飛躍

 復活!

 いやー、健康体って良いですねー。
 いつも朝は「くそっ、ねみー。会社休みてー」とか思っているのですが、病気だとその不満すら覚える余裕もありませんからね。
 今朝もやはり眠かったことは眠かったのですが、そう思えること自体幸せでした(笑)。
 何気ない日常に幸せって詰まってるのね、ホント……(シミジミ)。

 さて、今日は三時間も残業してしまいました。さっき帰ってきたばっかです。
 やはりちょっと休むと仕事がたまってるー……。うーむ、こりゃしばらく遅いな。まぁ、残業も健康だからこそ出来ることなので、考えようによっちゃ別にいいんですが。

 ところで、私のチームは現在三人です。「ミス・ミスター」が異動で抜け、「死語使い」と、ちょっと話しかけづらい女性と私の三人で一緒に仕事をしています。
 他の二人の女性はキャラリアも高く、私よりずっと長時間働いております。なのでいつもなら、私が帰る前に彼女たちがいなくなるということはまずありませんでした。
 しかし、今日はちょっと違いました。

 八時過ぎ。
 すでに居室には私達三人以外、誰もいません。上司も帰ってしまいました。そして――

「おさきでーす」

 と、死語使いの声。
 ついに彼女もいなくなってしまいました。どうやら彼女はいつもこの時間帯に帰っているようです(スゴイネ)。
 残されたのは私と、普段殆ど喋らない入社二十年目のベテラン女性の二人だけ
 この時間になるとエアコンも止まり、静まりかえった居室内にキーボードを叩く音だけが響きます。
 異常に重い空気。
 私も早く帰らねばと、つかみ所のない焦燥感に駆られてきました。
 すると喉の奥からせり上がってくる物が。
 私の病気。まぁ殆ど治ってはいるのですが、咳だけは完全には止まっていません。ほら、病気の後って何かこうちょっとした猶予期間みたいなのがあるじゃないですか。
 今はその段階です。


「ゲホン!」


 さすがに我慢できず、私は一回だけ大きく咳き込みました。
 まさに静寂を撃ち破る闖入者。
 すると――

「そういえば飛乃さん、さ。病気治ったの?」

 普段話さない彼女の方から話しかけてきました。
 彼女なりに気を遣ってくれたのでしょう。恐そうな雰囲気からは想像できない優しさを見せられると、ちょっとグラッときます(ぇ)。

「ええ……。でもまだ咳がちょっと……」

「ああ、分かる分かる。咳ってなかなかとまんないよね」

 お、何だ何だ。
 やけにフレンドリーで良い感じだぞ。

「そうなんですよねー」

「そーゆーのって何てゆーんだっけ……。病気の後の長引くヤツ……」

 病気の後? 何か名称あったか?
 彼女はちょっとコチラを見ながら考え、

「あー、何だったかなー……」

 更に考え、

「ココまで出てきてんだけどなー……」

 そして、何か思いついたのか眉を顰めながら、



















「後遺症?」



 ちげーよ。










 いやー、ビックリしました。
 咳くらいで日常生活に支障をきたすほど弱々しく見られているのでしょうか。
 コレから彼女のことは「飛躍魔人」と呼ぶことにします。

 でもまぁ、ちょっと距離が縮まったみたいでよかったです(笑)。


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過去二十七年に渡って……

 ふひー、大分良くなってきた飛乃剣弥です。
 お薬の力って凄い……。
 今まで本当に自然治癒力だけで治していたので、薬の効果はテキメンです。あれだけ酷かった下痢も、一晩で見事に治りました。
 ……まぁ、今度は逆に出ないんじゃないかという心配事が浮上してしまったわけですが(汗)。

 さて、渡された薬は色んな種類がありまして、『咳止め』『下痢止め』『頭痛薬』『吐き気止め』『整腸剤』『解熱剤』
 これだけあれば当然、飲み方も色々です。
 例えば『吐き気止め』『嘔吐感を感じたときに飲んでください』だとか、『整腸剤』『食後に飲んでください』だとか。
 で、ですね。
 『咳止め』に書かれていた飲み方というのが、








 『食間』











 つまり、食事の間です。









 『食前』食事の前『食後』食事の後なんですから。


 この解釈は正しいはず。



 だから飲みましたよ。

















 食事の最中に。






















オトンから教わった通り。















 ……え? 何?
 言いたいことがある?












 受け付けません。










 や、ネットってホント便利だよね。


 オカンにしとくんやった……。orz


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超近場の美術館

 え゛え゛ー、どうも。まだ完治しておりません。飛乃剣弥です。
 とはいえ昨日の点滴のおかけで、大分楽にはなりました。熱もないし、寒気もない、吐き気も殆どない。
 しかし、一つだけ大きく居座っている物が。

 それは下痢(食事中の方、申し訳ありません)。

 ソレもかなりの重傷です。
 どのくらい重傷かというと、喉と直腸にバイパスが通ってんじゃないかと思うくらい。

 さらにいうなら、口にした物が液体なら五秒後には小腸へ。そして十秒後にはグーキュルルといった案配です。

 もっというなら、三十分に一回はトイレ。

 おかげで、トイレさんとは近年まれにみる濃密なお付き合いをさせていただいておりまして。「彼なしの生活なんて考えられない!」と強く思っています。

 さて、彼とそれだけ長い間向き合っていると、今まで気付かなかったことに色々と目が行くようになりました。

 例えば、水洗のレバーをどの位の角度で倒すと、適量の水が流れるかだとか。

 背中を反らして伸びをすると、一番気持ちいいところで手が後ろに壁が当たるだとか。

 天井のランプは長時間見続けると、目が焼き付くくらい強力だったとか。

 まぁ、些細なことですが色々な発見がありました。

 中でも最も新鮮だったのはコレ。








070324IMG_0314_s.jpg










 この写真は、トイレの扉を内側から撮った物です。
 まぁ、コレだけ見るとどこにでもある木目調の扉なんですが、もうちょっと近寄ると……









070324IMG_0315_s.jpg










 更に近寄ると……








070324IMG_0317_s.jpg














 どうです? 
 もう分かりましたよね。
 はい、コレです。


















070324sakebi.jpg
ムンクの叫び












 が














070324sakebi2.jpg
いっぱい






 だーいはっけん!





 って、脱水症状おこしそうになりながらバカなこと考えてました……。


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コレが看護婦の裏事情

 どーも、こんばんは。まだまだ病み上がりな飛乃剣弥です。
 本日、一応出社いたしましたが、午前中の業務だけで急激に体調が悪くなり、午後半休を取って帰ってきました ゲホゲホ…
 多分、土日ゆっくり休めば治ると思いますが、もし治らなければシャレになりません。

 で、行って参りました。

 病院に。

 うーん、何年ぶりだろうか。
 駅前にあるとはいえ、こぢんまりとした病院です。
 カウンターで保険証を出し、椅子に座って呼ばれるのを待つ間、初診の時にだけさせらるというアンケートのような物を書いておりました。
 そこの『職業』の欄に『会社員』と書こうとして『社会人』と書いてしまったことや(広すぎだろ)、書いてる間、入ってきた常連らしき患者に看護婦が『お帰りなさい』と言っていたこと(冥途喫茶?)をのぞけば、極々普通の待ち時間でした。

 で、一時間経過して(普通だよね?)。

 ようやく私の名前が呼ばれたので往診室に。
 三十台後半くらいの男の先生は二、三質問をした後、触診と尿検査を行い、鼻粘膜を調べて私がインフルエンザであることを告げ、


「じゃ、点滴うっときましょうか」


 と、にこやかに言いました。











 て……










 

 天敵!?(違)















 点滴ってあのテンテキデスか?





 ドラマとかの病院シーンで、移動ベッドに乗せられた患者と一緒に看護婦が走って持って行きながら、その隣で患者の家族が『お父さん! お願い! 目を開けて!』とか叫んでるのを、医者が『大丈夫。私が、必ず……!』とか白い歯見せて(違)やってるあの点滴ですか!?






 正直、私の中では大改造くらいのイメージなんですけど……。







 とはいえ物事はなんでも経験です。
 カーテンで仕切られた奥のベッドに寝かされ、腕に注射針を。そして頭上に掲げられたのは見まごう事なきアレ。アクションもドラマそのまんまです。

 ポタ……ポタ……ポタ……

 って感じの。

 時間は大体一時間弱かかるらしくして、その間じっとしていなければならないのが苦痛ですがしかたありません。
 私はポタポタをじっと見つめながら、ボーっとしていました。
 すると――

「ねーねー、この健康診断の結果なんだけどさー」

 カーテン越しに看護婦の声が聞こえてきました。

「データ忘れちゃったんだけど……“異常なし”でいいよね」

「うーん、ダメだと思うけどー。喜ぶから別にいいんじゃない?」









 おいっ!









 声からして、私の点滴をセットしてくれた看護婦とは違うようです。ひょっと、私がココにいることを知らないのでしょうか。

「あ、やっばーい。コレ逆にしちゃった」

「大丈夫、大丈夫。ここに横線引いたら……」

「あっ、良い感じー」










 おいっ!











「あ、そーそー。アンタこの前言ってたじゃん。カルテ一つなくしたって」

「あ、うん……」

「あの患者さ、何か引っ越したみたいだから、きっともーウチ来ないよ」

「ホント!? ラッキー!」










 おおぉぉぉぃ!










 私が寝ていた一時間ずっとこんな不良みたいな会話しっぱなしで……。運良く(悪く?)私が出たときには鉢合わせはしませんでしたが。
 とにかくもぅ二度と行きません。あの病院には。

 まぁ、点滴はバッチきいたんだけどね。


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人の評価なんてこんなモン

 え゛ー、どうも゛。飛乃剣弥です。
 昨日の昼くらいから体調が失墜してしまいました。
 熱はあるのに寒気はするし、体中が痛くてろくに眠れないし吐き気はするし……。
 『未完の魂、死の予定表』を書き上げた直後に感じた嘔吐感は、多分今の体調の前兆だったんでしょうねー。
 一瞬、体がもう小説を書きたくなくなったんじゃないかと心配してしましたが、単なるインフルエンザでホントに良かったです(ぇ)。
 病気は二、三日で治りますが、心の病はそうはいかないですからね……。

 さて、今大分楽になってコレを書いておりますが、私は病気を治す際、基本的に病院には行きません。薬も飲みません。
 沢山食べて、沢山寝る。
 自然治療法を重んじております(まぁ、メンドいってのもあるんですが……)。

 で、昨日は冷凍していたご飯二膳と、野菜をテキトーにブッこんで火を通したモノを腹の中にかき込み、十時くらいに寝ました。
 ひとまず今朝の九時に起きて会社に病欠の連絡を入れた後、昼くらいまで寝直し。起きた後は、昨日よりかなり楽になっていましたが、まだ全快にはほど遠い感じでした。なので、また何か食べて寝ようかと思っていたのですが……。


 冷蔵庫カラッポ。


 昨日、ちょっと気合い入れすぎたようです。
 なので仕方なく、私は歩いて五分ほどの所にあるスーパーに、重い体を引きずって行きました。
 少し良くなったからと言って外に出たのがまずかったのでしょうか。
 冷たい風にさらされて、頭がクラクラしてきました。
 こうなったら出来るだけ早くエネルギー補充用のブツを買って帰るしかありません。
 私はスーパーに駆け込み、トンカツ定食を選択(私の中で栄養と言えば肉)。そしてソレを持ってレジへ。
 が、先客がいました。


 買い物カゴを一杯にした。


 何を買っていたのかは良く覚えていませんが、とにかく山盛りでした。
 買い主はガリガリヒョロく、青白い顔をしたオバハン。
 いつもなら別にどーってことないのですが、今は違います。
 とにかく精神的に余裕がありません。一秒でも早く部屋に戻って弁当を食べ、横になりたいです。
 他の列に並ぼうかとも思いましたが、昼の主婦でドコも一杯。
 目の前のオバハンが終わるのを待っていた方が早そうです。
 もぅね……















070321hayaku.jpg
そんなんオドレの胃袋に入るんかぃ!














 我ながら大人げないことは重々承知していましたが、それでも心の中で苦言を呈さずにはいられませんでした。
 だって待っているだけでも顔が熱っぽくなっていくのが分かりましたから。

 とはいえ強引に横入りするほど理性はなくなっていません。
 これは悪魔が与えたもうた試練なのだと決め込んで待っていると、前のオバハンが急に振り向いて私の持っていた弁当に視線を落とし、






「あ、お先にどーぞ」




 その瞬間――
















070321white-lady.jpg
おお、麗しのホワイトレディー。
















 ……ま、人間なんてゲンキンなモノですわ。


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『未完の魂、死の予定表』を読んで下さったお二方! どうも有り難うございました!
>一言メッセージをくれた方
 ヲレンの死は結構リアルでしたね。今読み返してみると私もそう思います。
 ちなみに誤変換は狙っておられましたか?

『三度目の正直』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! コレも一応『モザイクノベル』というジャンルの小説です。

『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! 好きになれたキャラはいましたでしょうか?

『未完の魂、死の予定表』チャプター1を読んで下さった方! お時間のある時に続きを読んでいただけると大変嬉しいです!

ちょっと病気です

スンマセン。今日はちょっと体調不良なんで書けそうにないです。
レスも明日いたしますのでー……。

間のご返還

 今日、ちょっとだけヘコむことがありました。
 ワープロを打っていれば誰でも経験があると思います。

 誤変換。

 今では辞書ソフトの頭も大分良くなって少なくなりましたが、昔はもう酷かったです。

 例えば、



『怪我の治療を』




 が、








『毛がのち量を』

(どうなったの!? 増えたの!? 減ったの!?)






『眼鏡店』




 が、









『目がね点』

(コッチがな!)



 あとこれは割と最近の事なのですが、

『ここ数年で』




 が、















『ココ吸うねんで』

(ドコをやねん!)





 まぁ、次点では『調味料』『超微妙』(俺のこと?)と打ったり、『エチケット』『エッチゲット』(厨房?)と打ったりもしました。




 で、今日。




 報告書を書いている時に『オレイン酸』と打ち込むことがありまして。
 *オレイン酸……n-9系列に分類される一価(モノ)不飽和脂肪酸。


 変換すると、


















 俺陰惨














 *陰惨……暗く、むごたらしい・こと(さま)。











 そ、そうだったのか……。知らなかった……。




 言われてみれば心当たりがないこともない……。







 …………。









 休日、家に引きこもって小説書いてて何が悪いんだよ! ヽ(`Д´)ノバーカ!
 

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『未完の魂、死の予定表』読んで下さったお二方! どうも有り難うございました! 最後まで飽きずに楽しんでいただけましたでしょうか?
『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』を読んで下さった方! 感謝感謝です! 太郎の非常識っぷりには付いて行けましたか?

コレが我が社のセキュリティー・ホール

 どこの会社でも秘密に対する決まり事は色々あります。
 例えば、一定の権限がないとデータベース上で見られない情報があったり、PCからデータを持ち出すためには、そのファイルにパスワードをかけてロックしなければならなかったりだとか。
 あと紙ベースでやり取りをしなければならない極秘の情報には、「コピー不可」だとか「社外秘」だとかいう赤ハンが押されています。
 当然書かれているとおり、その用紙はコピーしてはいけませんし、部外者に見せたりしてはいけません。



 でもね。


 ウチの会社。



 経費削減の一環とかいってその極秘資料、












spc02_02_hatayoku_s.jpg
コピーの裏紙に使ってますから!













 残念!














 機密情報だだ漏れ斬りぃ!






 ……頭悪すぎだろ。ウチの会社。


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『未完の魂、死の予定表』を最後まで読んで下さった五人もの方々! 本当に有り難うございました!

>一言コメントを下さった方
 ハッピーエンドを楽しんでいただけたようでなによりです! こちらこそどうも有り難うございました!

>アキトさん
 はい、我ながら凄いハッピーエンドだと思いました(笑)。反則ギリギリかアウトか、と言ったところでしょうかw。もう、どれだけ強引な展開であろうと、ハッピーエンド以外書けなくなってしまった私……(汗)。

>ヴィルアスさん
 メールでのご感想どうも有り難うございました! コチラもすぐにメールにてご返信させていただきます!

未完の魂、死の予定表5

 あー、終わった……。ちゃんと終われた……。
 今週はずっと胃をキリキリさせながら書いていましたが、無事書ききることが出来てホッと一安心です。やっぱ最後でドチャーって種明かし持ってくると、唐突過ぎないかとか、疑問には全部答えきれているかとか、色んな不安が襲いかかってきますね(汗)。
 終わってみると『ミステリー』というより『なんちゃってミステリー』だったような気も……。ギーナに関してはもっとミスリーディングさせるつもりだったんだけどなぁ、うーむ……。

 さてさて。これから読んで下さる方が殆どだと思うのですが、本作はいかがでしたでしょうか。暗いお話でしたが最後まで楽しんでいただけましたでしょうか。登場人物には共感できましたでしょうか。
 途中からずっと『ああ! 戦闘シーン書きてぇ!』とか叫びながら書いていましたが(笑)、話の流れ的に不自然な部分は御座いませんでしたでしょうか。
 モザイクノベルという少し特殊な形態をとったために、読者様を選ぶことになるとは思いますが、もし最後まで読みきることが出来ましたなら「読んだでー」ボタンをポチッと押していただけると大変励みになります。

 それにしても……。なんかどんどん枚数が多くなるなぁー。

 今回483枚ですってよ、奥さん。
 あらー、どうしましょー。やーねー。

 ……なんかテンションおかしいですね。
 いつもなら、長編を書き上げた直後は達成感で一杯になるのですが、何故か今回は吐き気が……うぷ。気持ち悪くて、夕食もろくに食べられていません(汗)。
 今までとは違ったジャンルに手を出したことの反動が大きいのでしょうか。
 頭も気も大分使ったからなぁ……。書き上げて緊張がとけた拍子に、今までの疲労が一気に来たのかも……。書いてる時ってテンション上がってるから、少々の無理も出来ちゃうんですよねー、ハハハ(ぉぃ)。

 ま、とりあえず休憩ですかね。
 あと、チョコチョコと改稿してラ研にも投稿しようかと思っています。マイナスが入りませんよーにと今からお祈り……。

 あと、これまでの予定表を纏めたヤツを添付しておきますので、興味がある方は見てみて下さい(まぁ、私の頭の整理のために作ったような物なのですが(汗))。同じ色の予定が全て合わさることで、一つの死が出来るようになっています。

sino-yotei.jpg



 えー、今のところ頭の中真っ白なのですが、次回作は『貴方に捧げる死神の謳声 第零部』です。現代から千年さかのぼった時代のことを書こうかと思っています。
 まだ魔人や陰陽師が沢山いた時のお話ですね。未琴や龍閃の妻がまだ生きていた頃です。時代考証とかもしなくちゃなぁ……。一部と二部に矛盾しないよう気を付けなければ。

 まぁそんなわけでまだまだ頑張っていきたいと思いますので、読者の皆様、コレからもヨロシクお願いします。ではではー……うぷ。


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『未完の魂、死の予定表』チャプター4を昨日の朝五時くらいに読んで下さった方! どうも有り難うございました! 睡眠時間は大丈夫でしたか?
『三度目の正直』を途中まで読んで下さっている方! どうも有り難うございます! もし時間がおありでしたら最後まで読んでいただけると嬉しいです!

火血場の脳内想像力

 私は今、親元を離れて横浜に住んでいます(実家は大阪)。
 実家に戻るのは年二回。正月と、ゴールデンウィークかお盆のどちから。それ以外は定期的に電話連絡を取って話をしています。
 まぁ、一ヶ月か二ヶ月に一回くらいのペースですね。
 で、昨日。正月に帰って以来連絡を取っていなかったので、電話してみました。
 すると、

「ちょっと剣弥聞いて! あの子まだあの時のままやねんで! 全然変わってへん!」

 電話越しにいきなりハイテンションの母親。
 以前の記事でも少し話しましたが、今私の弟が修羅場です(関連記事1関連記事2)。
 五歳年上のバツ1と一緒になりたいようなのですが、親――特に母親は大反対
 正月もそのおかげで、のんびりするどころか、かなりの心労を強いられました。

「まだあんな女とイチャイチャして! ホンマ頭おかしいんとちゃうか!」

 あれから二ヶ月。
 時間が経てば少しは冷静になってくれるかと思っていましたが、かなり見込みが甘かったようです。
 冷静どころか、全身のが脳味噌に大集
 となればこの後の展開はお約束。

「ちょー! ホンマお母さん情けないわ!」

 大サービスです。

 もぅね、















070317simatta.jpg
やっちまった……。










 私は電話したことを果てしなく後悔しました。
 かといって切るわけにも行きません。
 ここは大人しく話を合わせて、嵐が過ぎ去るのを待つしかないようです。
 が、


「ホンマ、あの子は昔っからやりたい放題屋からなー。アンタはこんな結婚せんといてや!」


「ま、まーまー、俺の話はええやん


 実は私、あまり結婚というモノに興味が無くて、できればこのまま独身でいたいなー、とか密かに思っております。
 弟の結婚話がコチラに飛び火して、今すぐにでも結婚しろなどと言われてはたまったモノではありません。

 私は話をそらすため、別の話題として会社の話を提供。
 すると――


「そういやアンタの周りに三十近くて結婚焦ってるって子、おったね! その子に捕まったりしてへんやろね!」



「ま、まぁ、俺の話はええやん




 これはいけません。どうやら話題の選び方を間違ってしまったようです。
 ならば次は学生時代の友達のことを……。



「アンタと仲良かった男の子、結構モテてんやろ? そんな子はもう結婚してるはずや! ちょっとどんな子としたんか聞いとき! アンタが結婚する時、普通はどんな結婚するんかよー知っとかなあかん!」






「せ、せやから俺の話はええやん







 や、やばい。また話題の選別を間違ってしまいました。
 ならば私が飼っている熱帯魚の話を。いくら何でもこれなら……。







「アンタ、結婚したらその部屋、熱帯魚なんか置く場所ないで!」









「俺の話はええやん」










 ダメです……。

 もう、ありとあらゆる言葉が『結婚』二文に結びついてしまうようです。
 ハッキリ言って手に負えません。
 どうやら弟の話が、一日でも早く纏まってくれるのを待つしかないようです。

 たのむ、弟よ。
 無理にとは言わんが、出来るだけ速やかに話を付けてくれ。
 朝起きた時、俺の枕元にができるようになる前に……。



 その日のお説教は、十二時前にようやく終わってくれました。orz


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新手の挑戦状?2

今日、何か知らない人が私の居室に遊びに来ました。
 まぁ、知らないと言っても単に私が知らないだけで、周りの反応を見てみるとかなりの古参のようです。
 私の上司がやたら下手に出ていたり、普段恐いお局様が気持ち悪いくらいの愛想笑い浮かべていたり。
 となるとやはり気になるのは、その人の階級。
 スーツ姿でいるところを見ると、どうやら彼は本社の人間のようです。
 本社では私のいる研究所とは格付けがちょっと違っておりまして、「業績職」「準業績職」「基幹職」「準基幹職」と大きく四つに分かれていて、その中でまた一級から三級まであります。
 で、準業績職以上は管理職と言われ、課長、部長などのいわゆるリーダークラスです。
 業績職の人間は殆ど役員クラスなので、下っ端の私は殆ど会ったことがありません。
 私の上司のへりくだりようをみると、まさか彼が噂の業績職の人間なのでしょうか。

 ベテラン社員である『死語使い』の女性に聞いてみると、


「あー、あの人ね。あの人はウチらで言うところの次長かな」


 ほぅほぅ、次長ですか。
 では次長というのは本社ではどの辺のクラスなんでしょうか。


「えーっと、次長はねー。何て言うのかなー」




 彼女は少し考えた後、














「あーうん。部長と課長の間かな」










 知ってるよ。









 ワザと? ワザとですか? バカにしてます?
 それとも私の被害妄想が激しいだけ?

 女の人って思考が複雑だからよく分からないんですよ(違う)。

 ……ちなみに次長とは準業績職でした。


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『未完の魂、死の予定表』チャプター4を読んで下さった方! どうも有り難うございました! 次で完結でございますので、もう少々お待ち下さい。

類は友を……?

 会社の女性社員の一人、ミス・ミスター
 彼女はありとあらゆることを『雰囲気』で表現します。
 で、今日の昼休み。
 彼女が居室でお弁当を食べながら同じ部署の女の子と喋っておりました。別に聞くとはなしに耳を傾けていると、


「それでさー。電車乗ろうとしたら人がギャーっ感じで。やっと入れたと思ったら席ギューって感じだったの」

「まぁ一日くらい良いじゃん」

「でもね、でもねっ。優先座席にノッサーってしてる人いて、チョー自己中なんだけど」

「あー、それムカツクかも。荷物くらいどかせって感じよね」

「でしょでしょ? だからなんか朝から頭ん中ずーっと、照りっ放しなんだけど」

「……アタシに八つ当たりとかしないでね」













 リアル・ブログペット?












 端から聞いていると、何の脈絡もない言葉を繋ぎ合わせただけにしか聞こえません。
 ほら、会話っていわゆるキャッチボールじゃないですか。でも彼女の場合、凄い魔球が飛んでくるんですよ。
 消えるどころか目の前で核爆発、みたいな。
 ただソレをちゃんと受け取って返す方も返す方です。
 長く付き合っていると慣れてくるものなのでしょうか。

「あ、そーそー。昨日なんか懐かしい夢見ちゃってー」

 彼女の夢? きっと私には想像すら出来ない天外魔境が繰り広げられているのでしょう。


「何だったかなー。なんかのCM。ほら、こー、なんかガシーって見てて、ヒタヒタしてくるヤツ」


 ガシー? ヒタヒタ?

 そんな訳の分からない情報で伝わるわけ――


「あぁ、ドモホルンリンクルね




 ( ゚Д゚)!?







「そー! ソレ!」



 (゚Д゚ )!?


 宇宙人どうしの会話は、周囲に混乱と悲哀をばらまいてくれます。

 いつ洗脳されてもおかしくない……。


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コレも一種の死の宣告

 今日の午前中。私がPCに向かってデータの入力作業をしていると、背後で黒い殺気を感じました。
 体を震わせながら振り返ると、そこには例のお局様の姿が。
 私の原初の記憶に恐怖を刷り込んだ御方です。
 身に覚えはありませんが、きっと何か失敗でもしたのでしょう。

 そうです。そうに違いありません(自信アリ)。

 ああ! そう言えばこの前、購入した化学物質の入力を怠っていた時のことについて、まだ何も触れられていない!
 時間差攻撃か!? 油断させたところを一気にグサッ! って寸法か!?


「飛乃君……」


 は、はひ……。何でござりましょうか……。







「アリガトウ」






 …………。

















070314na1.jpg













070314na2.jpg













070314na3.jpg
吐血





  な、なんだ!? 今なんつった!?



 なにが起こった!?





 『アリガトウ』?




 俺は怒られこそすれ、お礼言われるようなことした覚えはないぞ!(開き直り)



 いや違う。

 『アリガトウ』ではない。


 『a rigor 刀』だ!


 直訳すれば、『苦難の刀』


 意訳すれば『これからアタシがアンタのこと、不幸のどん底に突き落として、八つ裂きにしてあげるから覚悟しなさい! オーホッホッホッ!』ってことだ!




 間違いない!





 だが……だが……。









 彼女のちょっと照れたような笑みは何だ!?







 いや……。





 そ、そうか……。





 分かった!




 マフィアはターゲットを消す際、相手を油断させるために豪勢な贈り物をするという。

 かつて世界を震撼させたコンピュータ・ウィルス『I love you』。甘い言葉の後に待つ悲劇

 日本の昔話でも有名なのがあるじゃないか。
 『浦島太郎』
 お土産、と言って渡された玉手箱を開くと……






 そうか……。






 そういうことか……。






 読めた!





 完全に読めたぞ!







 つまり……!
















070314sayounara.jpg















 ってことだ! 今度こそ間違いない!













「飛乃君どうもアリガトウ。ホワイトデーのお返し








 ……へ?







 ホワ……?







 …………。






 ……あ!





 思い出した。





 思い出しました。



 そうです。



 今日はホワイトデー。

 我々男性陣から女性陣の皆様にプレゼントを送る日です。

 今年は別の人がとりまとめて買ってきてくれていたので、すっかり忘れてました。
 そう言えば一週間ほど前、千円徴集されましたよ。

「それじゃ」

 お局様は私の前から去り、別の男性にも『アリガトウ』とお礼の言葉を。
 普段は恐い人ですが、こういうことはキッチリやる人なんですね。

 それにしても……。











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ふう……。













 心底安心しました。


 もう彼女の恐怖呪縛からは逃れられそうにないです……。orz


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>アキトさん
 『未完の魂、死の予定表』チャプター4を読んで下さってどうも有り難うございました! なんとか欺けたようで何よりデス。それでは次は最終話でお会いしましょう。ではではー。

>ヴィルアスさん
 『未完の魂、死の予定表』チャプター4を読んで下さってどうも有り難うございます! ご質問の件に関しましては今夜中にレスいたしますので少々お待ち下さい。

イヤミな正直者

 私の会社には食堂という物はなく、昼食は全て仕出し弁当です。朝、カードリーダーに社員カードを通して、三種類の中から選びます。メニューは三つとも全て日替わりなのですが、「スペシャル定食」「A定食」「B定食」と簡単な区分けがされております。
 「A定食」は極めて無難な弁当。「B定食」は好き嫌いがハッキリ現れる弁当。
 そして「スペシャル定食」は名前の通り量も多くて具材も豊富です。ただ他の二つより百円高いです。

 で、私の同期の一人に、根は良い奴なのですが、カンに障るようなことをたまー言う奴がいます。
 例えば今日、彼と一緒に昼食をとっていると、


「なんでみんな百円くらいケチケチすんのかな」


 スペシャル定食を食べながら周りの社員達を見回して、どこかバカにしたような口調で言ってきました。
 どうやら彼はスペシャル定食しか食べないようです。


「学生ならともかく、社会人なのにねー」


 本人に自覚はないようなのですが、明らかに他を見下しています。
 私はB定食だったので、ちょっとイラっときました。
 別にお金がないわけじゃなくて、単にこのメニューが好きなだけだし、あまり食欲がない時にボリュームのある物を食べたいとは思わないでしょう。


「俺なんかA定とかB定とかのメニューすら見たことないよ」


 カードリーダーの近くには各定食のメニューが貼られているのですが、最初からそんな貧乏くさいもの注文するつもりもないので見たこともない。
 彼はこう言いました。
 たかが百円くらいで、なぜそこまで見下されなければ分かりませんが私も立派な社会人です。


「A定はメニュー細かく書かれてるから選びやすいしアタリハズレないやろ。B定は聞いたことないのメニューに書かれてる時あるから、どんなん出てくるか結構楽しみあんで」


 と、大人の対応。( ̄ー ̄)
 メニューを見たことがないというなら、一度くらい見せてあげるのが社会人のマナー(ウソ)。せめて、それから比較してほしいものです。
 すると彼はちょっとうなった後、








「まー、確かにそうなんだけどねー」










 見てんじゃねぇか。












 まぁ、こういうちょっと頭の悪そうなところが彼のチャームポイントでもあるとかないとか……。


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『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! 憂子のロリ具合はいかがでしたでしょうか(笑)。

未完の魂、死の予定表4

 ノア視点での物語、お届けいたします。いかがでしたでしょうか。
 ストーリーも佳境まっただ中。
 そう、まっただ中のはずなのに……





 









 ゲームの核心に殆ど触れられていない(滝汗)。














 おかしい。予定ではチャプター4あたりで三分の一くらい放出して残りをチャプター5で明かすつもりだったのに……。

 うん、執筆ってホント上手く行かないよね。

 どうやら種明かしはアクディからの独白に頼るしかないようです(こら)。

 あと予定外といえばもう一つ。

 なんかやけにユレフが可愛らしくなってしまったことでしょうか(血汗)。
 っかしーなー、プロットではもっとえげつないことズバスバ言いまくって、終盤アタリでほんのちょっとだけ子供っぽさを出すつもりだったのに……。中盤ちょい手前くらいから急速に幼児退行が始まっている気が……(いゃまぁ、年齢的に殆ど幼児なんですけど)。
 代わりと言っちゃなんですが、ノアの方はアブナイ系まっしぐらといった感じでしょうか(汗)。ホントはもうちょっと常識的な人で、ユレフの言動を冷静にたしなめさせるつもりだったんですけどね……。
 ユレフが大人しくなっちゃったから、ノアは暴走しちゃった(血苦笑)。

 さて、残すところはあと一話のみ。もうココまで来ると隠すこともないので言いますが、ユレフ視点での物語です。
 この最終章で、アクディの野望やら陰謀やら何たら色々やらが全部明らかになる……予定です(ぇ)。
 そしてラストはハッピーエンド。
 一応その伏線は薄いなりにも張っているので、それほど強引ではない……と思うのですが(自信なし)。

 それでは、また来週。
 最終章、チャプター5でお会いしましょう。ではではー。


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超マニュアル人間

 昨日、今まで愛用し続けてきた洗顔フォームがついに底をつきました。
 ちょっとトニック系の混ざった、ヒヤッとする感じのやつです。あの爽快感が堪らなくてずっと使い続けてきたのですが。しかし、同じ物は近くのスーパーには置いてませんでした。かといって別の物で代用する気も起きません。
 なのでしかたなくチャリンコとばして遠征。
 いつもは殆ど足を運ばないドラッグストアに行って来ました。

 いやー、さすがHAC。色々と取り揃えてありますよ。目的の物もすぐに発見。取り合えず三つほど持ってレジへ。

「いらっしゃいませー。商品、お預かりします」

 店員さんは笑顔で言って品物のバーコードを読み取ります。そして私はディスプレイに表示された金額をトレイの上に。すると、

カードでお支払いですかー?」






 いや、思っきりお札出してんですけど……。






 戸惑いながらも、「いえ、現金で」と言うと、








「はい、ありがとうございます」













 ……何が?









 いまいちスッキリしない店員でしたが、会計を終え、商品を私の方に差し出しながら、



「ではコチラ、商品と領収書とカードになります。ご確認下さい」















 だからカード使ってねーっつの!











 私はちょっと確かめたいことがあったので、しばらく商品を選ぶフリして彼の言動を観察しておりました。
 すると、判を押したように私の場合と同じ。









 なるほど、そういうことですか。









 つまりこの人は、この接客パターンしか頭に入っていないということなのでしょう。










 HACさん、









いつからドッグストアになったんスか?



 あ、犬に失礼か。

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異端嗜好者

 昨日、会社の健康診断がありました。
 まぁ内容はごくごく一般的で、尿検査、握力検査、体重測定、身長測定、視力検査、そして血液検査。
 いつも通り、取り立てて問題の無いまま検査は進行(ちなみに視力は裸眼で両目1.5でした。ふふふのふ(コレしか取り柄のない私))。
 そして最後の血液検査。
 いつもはその後の仕事にあまり支障が出ないよう、利き手ではない左腕から血を抜いて貰っています。しかし血を抜く看護婦さんが、

「あれっ、この血管あまり太くないですねー。すいませんが右腕の方見せていただけますかー?」

 と、間延びした声で言ってくるので仕方なく右腕を出しました。

「あ、いいですねー。こっちの方が逞しくてやりやすそうですねー」




 なんかやたら目が輝いているように見えるのは気のせいでしょうか?




 まさか血管フェチ?



 
 そんなモノ聞いたこともありませんが、このご時世あったとしても不思議ではありません。私はちょっとビビリながらも、彼女のすることに身を任せました。
 相手はプロです。ちょっと性格がおかしくても手際の良さはさすが。
 一瞬で私の二の腕をゴムバンドで縛って血管を浮かせると、殆ど痛みを感じるさせることなく注射器を挿入。そしてプラスチックの小さな試験管の中に、血液を採取していきます。
 そのままの状態でしばらくじっとしていると、




「あっ……」



 急に看護婦さんが声を上げました。

 なんかもー、『やっちゃったー』って感じの。


「あ、スイマセン。ちょっと待ってて下さいねー」


 そう言い残して彼女は試験管を外し、ソレを持って後ろに控えていた婦長さんみたいな人とヒソヒソ相談。で、すぐに帰ってきて私に笑顔を向け、


「あ、大丈夫ですよー。どうもお疲れさまでしたー」


 何事もなかったかのように終了。

 そして私から抜いた血液の入った試験管を、専用スタンドに立てました。

 ソレを見てすぐ分かりましたよ。彼女のミスが。



 なんかね、他の人のと比べて私の血だけ





















 倍くらい多い
んですけど。















 いやー、まさか血管フェチならぬ血液フェチだとは……。


 世の中色んな人がいますよ、ホント。


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 『冬摩のハッピー・バースデー』読んで下さった方! どうも有り難うございました!
 『ロスト・チルドレン』を読んで下さった方! エンディングを気に入って頂けて光栄です! けど、ああいう終わり方の作品はもぅ書かないかもしれません(汗)。キリ番リクエストがあれば別ですが。
 『キミの口から腹話術、してくれますか?』を読んで下さっている方! 今のところ楽しんでいただいているようで何よりです!

 >アキトさん
 『未完の魂、死の予定表』をチャプター3まで読んで下さってどうも有り難うございます! この先の二話も頑張って書いていきたいと思います。ただ『調理』という言葉は、ちょっと、ね……(苦笑)。

>あおいさん
 毎回毎回いろいろと考えて下さって本当に有り難うございます! またメールにてご返信させていただきますね!

新手の挑戦状?

 自慢ではありませんが、私は貧乏性です(笑)。
 食品会社に勤めているにもかかわらず、質よりも量、量が同じなら安い物を取ります。
 例えば豆腐は1丁、30円。もやしは1袋、40円。サンマは1匹、70円と言った具合に、とにかく量と安さ重視。
 まぁ別に何か欲しい物があるわけではないのですが……(取り合えず今は小説が書けるだけで(ry)。
 で、今日のお昼。
 以前の記事で紹介した『死語使い』の女性に納豆を勧められました。

「はい飛乃さん。コレ余ったからあげる」

 どうも実験で使って余ってしまった納豆をくれるようです。まぁ、この会社ではよくあること。小さなボウルにテラテラと輝く小粒の納豆が2人分ほどありました。

「どーせ会社のお金だから高いの買っちゃった。3パックで300円の!」


 300……。1パック100円……。

 ちなみに私がいつも買う納豆は3パック50円です。

「食べてみて、すっごい甘いの! 納豆嫌いな人でも食べれるよ!」

 私は関西人ですが納豆は大好きです。
 けど、同じ部署には関東出身でも納豆嫌いな人がいるようで。彼女が言うには、その人でも美味しく食べられたとのこと。
 コレは期待大です。
 私は早速その場で一口。


「どぅ!?」

 

 彼女は期待に満ち満ちた視線を私の方に向けてきます。

 あの、なんてゆーか……コレ……

















 めっさカラシきぃてんですけど


















 一言で言えば台無し。
 私がいつも食べている安物の納豆と何ら変わりありませんでした。



「甘くて美味しいでしょ!?」



 しかし他の方達は、これだけの辛さの中に甘味を感じられる様子。
 私は返答に悩みました。同じ食品会社に勤める者としてプライドがあります。
 そして考え抜いた挙げ句……
















粘り具合が最高ですね」















 今年一番の笑顔で答えました。






「でしょー。安物とは全然違うんだから」




 ……ひょっとして私は試されていたのでしょうか?
 真実は永遠に闇の中です……うーむ。


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中年の主張

 食品会社では多分どこでもやっていることだとは思うのですが『官能評価』というのがあります(決してヤラしい意味じゃないですよ?(汗))。
 作ってみた食品が客観的にどういう評価なのかを調べるための試験で、平たく言えば「コレ美味しいですか? 美味しくないならどういうふうに改善すればいいですか?」というアンケートを社内で行うことです。
 で、今日。
 揚げ物の官能評価にかり出されました。
 コレには唐揚げとか、エビ天とか出てくるのでかなり好きです。
 そして以下がその時のアンケート用紙。



『サツマイモの天ぷらを食べて感じたことを、次の中から二つ以下で選択して下さい。

 1. サッパリしている
 2. 油っぽい
 3. 素材の風味がよく出ている
 4. 甘味を感じる
 5. 口の中に味がいつまでも残る
 6. ころもがサクサクしている』




 これ、さぁ……。何かおかしくないですか?
 この部分。




『次の中から二つ以下で選択してください』



 まぁ文章がちょっとおかしいのは大目に見るとして、どうして『選択』に下線が引いてあるのでしょうか。普通に考えて『以下』じゃないんですか?

 選択しなければならないってのは、見りゃわかりますよ。『洗濯』と勘違いするような低脳児でもなければ、『神託』と読んでしまうほど信仰心も高くないしね。まぁ『戦爆』って言うんなら、とりあえず頑張ってみますけど(ぇ)。




 何かホント、この前の中坊といい、この会社の中年といい、『浅学』な輩が急増中って感じですな。
 うーん、日本の未来は誰が担う?


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『未完の魂、死の予定表』チャプター3を読んで下さった方! どうも有り難うございました! ベルグへは共感して頂けましたでしょうか? 

普通? 許容範囲内? 常識?

 食後の一服。それは至福の一時。
 午前中の仕事を終えてお昼ご飯を食べた後、喫煙ルームで他の社員さん達と談笑しながらあーだこーだ。
 なんか「ああ……俺、今日も生きてるっ」って感じです(笑)。
 ただまぁ、こういう幸せな時間というのはアッサリ崩れてしまう物で……。
 以前に何度かご紹介したB型自己中ブッチー。
 彼はめったに喫煙ルームには来ないのですが、たまーに思い出したように出没します。そして会話の相手をするのは居室が同じであるこの私。
 またいつものように、空気の読めない的外れな会話が飛び出すのかと思いきや……。

「飛乃君さー、俺まーた怒られちゃったよ。あの恐い女の人に……」

 なにやら沈んだ顔つきで言いながら話しかけてきました。



 『恐い女の人』



 それは我々の中である種共通のコードネーム。

 正式名称『お局様』。

 私達の部屋の裏権限は、全て彼女が握っていると言っても過言ではありません。
 このB型自己中ブッチー君。
 以前にも何度か彼女に怒られたことがあるばすなのですが、また性懲りもなく何かやらかしたようです。


「ホント聞いてよ。この前なんかさー、実験で使うからちょっとお砂糖もってっただけなのにさー。『使う前にちゃんと言って下さい!』って凄い剣幕でさー」


 まぁ、黙って持ち出した彼も悪いのでしょうが、お局様は融通が利きませんからね。例えちょっとであったとしても自分で管理している以上、前もって連絡が欲しかったのでしょう。









「たった三袋もってっただけなんだぜー? 普通それくらいで怒るかー?」







 三袋……つまり三キロ。






 ちょっと……?






「あとさー、打ち合わせの時間にちょっと遅れただけで、『今度からは時間厳守でお願いします』って言われちゃったよ」



 まぁ彼女の性格からして時間通りに始められないのは苦痛でしょうがないのでしょう。










「たった三十分遅れただけだぜー? 許容範囲内だよなー?」 








 三十分……つまり半時間。








 ちょっ、と……?








「昨日なんかさー、実験で使ってた連続遠心分離器、ちょっと消し忘れただけなのに、朝っぱらから『空運転してたら火事になるんで絶対にやめてください!』だぜー?」







 朝に言われたって……まさか……。









一晩中動かしてたからってあんなモンから火ぃ出るわけねーんだよ。常識だろ? それくらいでガダカタ言うなって話だよ」








 一晩中……つまり十二時間?










 …………。










「なんかさー、あの人ぜーんぶ俺が悪いみたいに言うから嫌いなんだよ」









全部お前が悪いんだよ。









 私自身、お局様のことはあまり好きではありませんが、今回ばかりは彼女の肩を持ちたいと思います。


 ヽ(`Д´)ノお前の物差しが狂ってんだよバーカ!


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人は見かけで……

 昨日、雨は大したことなかったんですが、風がもの凄かったですよねー。
 私の部屋、駅から帰るまでに踏切が一つあるのですが、昨日はソレがなかなか開きませんでした。多分、徐行運転とかしていたのでしょう。電車がノロノロと通り過ぎたのに「→」のランプが消えず、また次の電車待ちという感じで……。
 車は大渋滞。待っている人達も当然イライラしてきます。
 すると私の隣にいた、ちょっとガラの悪そうな中学生くらいのにーちゃん二人が、

「いつんなったら開くんだよ。こっちゃ忙しいんだよ」

「ホントだよ、ったく。誰が税金払ってると思ってんだ」

「遮断機へし折るぞ、コラ」

「もぅコレ『行列のできる法律相談所』に送るしかねーな」

「カンカンカンカン、いい加減うっせーんだよ。閑古鳥かっつーハナシだよ」

「ソレ言うならアホウドリじゃね?」


『わはははははは!』












 アタマ悪すぎ。

 











 いやね……。これほど教養のない会話、久しぶりに聞きましたよ。
 そんな調子でえんえんと文句を垂れ流し、そして五分後。ようやく踏切が開きました。
 そして彼らはダッシュで渡りながら、



「シーユー!」


 ( ゚Д゚)!?



「ハブア グッナーイ!」


 (゚Д゚ )!?


 カタコトの英語で別れの挨拶。
 いやぁ、ビックリしました。
 単に知性の低いバカだとばかり思っていたのですが……



















 
 救いようのないド低脳だったとは。



















 うん、やっぱ人は見た目じゃないですね。


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 『未完の魂、死の予定表 チャプター3』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! かなの早朝でしたが、睡眠時間は大丈夫でしたか? そして『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! 夜水月の悪党っぷり、堪能していただけましたでしょうか?

>ヴィルアスさん
 『未完の魂、死の予定表 チャプター3』へのご感想どうも有り難うございます! またメールにてご返信させていただきます!

未完の魂、死の予定表3

 ベルグ視点での死のゲーム、お届けいたします。
 さて、物語もチャプター3までやって参りました。この章はまぁ言ってみれば一つ目の山場となります。まだ読まれていない方もいらっしゃると思いますので、詳しくは言いませんが、ベルグ君色々と頭使って頑張ってくれます。予定表の仕掛けも大分見えてきたのではないでしょうか。
 内容に関しても三枚まで明らかになっていますので、『死の伏線』を色々組み合わせてたりしてあーだこーだ考えていただけたりすると大感激です(笑)。

 にしても結構いいキャラに育ってくれたなー、ベルグ君。私が大阪出身なせいか、関西弁喋るキャラはどうしても可愛がってしまう(笑)。ラストではハッピーにしてあげないと。このままじゃあんまりに、ねぇ……。

 さてさて、物語も半分を過ぎました。あとはユレフとノアの視点で書いて物語を閉めくくたいとおもいます。アクディの思惑やノアとユレフの関係(勘の良い人なら気付いたかな?)、予定表の契約について等々、まだかなり謎の部分が残っていますので、二人のお話で全て放出したいと思います。

 それではまた来週。チャプター4でお会いしましょー。ではではー。(書けるかなぁ……)


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 『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! 色葉の献身、いかがでしたでしょうか?

カルピスに学ぶ社会常識

 今日は一歩も外に出ずに、お家でゴロゴロしておりました。
 洗濯物をしたり、布団を干したり、執筆したり、ネットしたり……。
 ところで最近(でもないか)ヤフーのトップページの広告に、バイトの情報とかがよく出るようになりましたね。特に短期バイトが多いです。
 私も大学生時代は色々とバイトしてました。
 スイミングのインストラクターやら戦隊モノの着ぐるみショー、スーパーでの売り子など。こういうのは大体ド短期で、日給で支払われることが多いです。そして時給に換算すると600円くらい……。
 非常に割に合わないバイトです。

 しかーし、そんな肉体労働だけしていたわけではありません。頭も使ってたりしてました。
 それは家庭教師のバイト。時給、なんと2500円!




 破格です。




 しかも待遇のいいところはオヤツや晩ご飯まで出てきたりもします。
 何人か教え子を持ちましたが、中には一個五百円くらいするような高級ケーキを食べさせてくれた所も(今の私の一食分以上のお値段orz)。



 しかも、ヌルい。



 親御さんは『別に成績上がらなくても良いですから、この子のお兄ちゃんになったつもりで居てください』とまで言ってくれました。






 いいんですか?








 お言葉に甘えちゃいますよ?







 と、当時の私は社交辞令という言葉を知らず、本当にダラダラと授業もどきを続けておりました。
 そんなある日。
 いつものように最初の一時間ダベりながら、ダラダラお勉強。
 そしていつものようにオヤツターイム。
 今日も今日とて高そうな洋菓子が出されて参りました。
 私はチョコレートケーキを頬張り、スポンジをほぐすために出されたジュースを口に含んで……












 ブッ!














 思わず吐き出しそうになりました。


 












 激甘。















 教え子の方に目をやると、彼も難しそうな顔でストローをくわえています。
 そして、













070304tagaini.jpg











 互いに目が合い、











070304yaru.jpg
やりますか?














070304ukeru.jpg
受けて立とう。















 早飲み合戦が始まりました。














 今思うとアホだなーと思います。

 でもその時は男と男の真剣勝負。
 喉元にドロリと絡みつく粘着質な液体を、気合いと根性で胃に流し込んでいきます。飲むか飲まれるか。まさに男の意地とプライドを賭けた一進一退の攻防。









 そして五分後。









 勝者は私。







 
 その日は爽快な気分異常な胸焼けが複雑に絡み合ったまま、仕事を終えました。









 で、次の週。
 私がまた同じ家に行くと、



「あ、先生ー。この間はどーもスイマセンでした」



 いきなり向こうの親御さんに頭を下げられました。
 事情が掴めないので詳しく聞いてみると、


「いや、先週出した飲み物。甘かったでしょー」


 はぁ……まぁ、この世の物とは思えない甘さでしたけど……。







「あれね。本当は10倍に薄めて飲むんですよ。それを原液のまま出しちゃって」
















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 やっぱ人の言葉に甘えすぎてはいけませんよね。



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『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』を最後まで読んで下さったお二方! どうも有り難うございました! 太郎の奇行、楽しんでいただけたでしょうか?

不良がちょっと良いことすると、の法則

 私の会社では研究目的の買い物ならば、取り合えず一万円まで許されています。事後報告で済むようになっています。ただ、清算する時には当然レシートが要ります。
 今、私はドレッシングの開発を担当しているのですが、他社商品の研究も仕事のウチ。お店で他社の新商品などを見かけたら買って会社に持っていき、他の人達と一緒に味を見て研究します。
 で、今日。
 晩ご飯の買い物に行くと、春の新商品だったりリニューアル品だったりが色々と出ておりました。目に付いたモノを手当たり次第買い物かごに入れていきます。どーせ会社のお金なので遠慮はしません(笑)。
 一通り目新しいモノを確保し、次は晩ご飯のオカズ選びに。
 ココは当然シビアです。タイムセールス品や古くなった値引き品など、十円でも安い食材を求めて歩き回ります。

 十分後、全ての買い物を終えていざレジに。
 一番すいている列を狙って並びました。
 が、それが運の尽き。
 レジ打ちにいたにーちゃん。
 彼は以前紹介した、『スピード重視』の無礼定員でした。
 相変わらず、


「518え、なぁっす」(518円になります)

「ありっざしたー」(有り難うございましたー)


 と、喋りもスピード重視。
 この列がすいていたのは、そういうことか……。


 が、気付いたときには次の次が私の番。さすがに他の列に並び直す気はおきません。
 なので仕方なく彼にレジ打ちして貰うことにしました。

 数分後。
 いよいよ私の番です。
 まず会社で清算する物は、レシートを分けて貰わないといけません。いくら何でも私物を会社の金で買うような、どっかの政治家みたいなマネをするわけにはいきませんから(笑)。
 まぁそのことを彼に言えばモチロン会計を分けてくれるでしょうが、問題はその時の対応。これまでの言動からすると、非常に不愉快なことが起こりそうです。
 が――















070303hai2.jpg
はいっ、わかりました!














 な、何という極上のスマイル……。一瞬別人かと思ってしまいました。
 なんだ、やれば出来るじゃありませんか。ちょっと見直――


「3512え、なあっす」


 ――すのは一時保留です。

 ひとまずドレッシングの方の会計はコレで終了。
 次は私の晩ご飯のオカズ。


「215え、なぁっす」


 モヤシと、消費期限が今日までなので50%引きのトリのもも肉です。
 ご飯は冷凍したモノがあります。自炊すれば300円もあればお腹一杯食べられるんですよ、ふふふのふ(何)。

 が、ココに来て以前と同じ失態をおかしてしまっていることが発覚。








 ポイントカードを出し忘れました。








 ああ! 学習してない俺!
 この店員は「ポイントカードよろしいですか?」と言わないんだった!
 せっかく会社のお金で買った物が大量にあるのに!


 しかし、前回とは大きく違う点があります。
 それは会計をしている最中にそのことに気付いたということ。 
 ならばやり直しがきくはず。
 しかし嫌な顔はされるでしょう。多分、彼でなくても「今更かよ」みたいな表情にはなると思います。

 が――















070303hai.jpg
分かりました! 少々お待ち下さい!














 彼は笑顔で言った後、私のカードを持ってサービスカウンターまでダッシュ!
 予想を遙かに上回る好意的かつ迅速対応!


 なんだなんだ。ホントやれば出来るじゃんっ。
 最初の評価が低すぎたせいもあるんでしょうが、ちょっと見直しましたよ。
 ただまぁ、



















 215円分しかポイントついてないけどな





















 取り合えず他か良かったので、目を瞑ることにします(笑)。 


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>あおいさん
 『未完の魂、死の予定表』チャプター2へのご感想どうも有り難うございました! またいつも通りメールにてご返信させていただきますので少々お待ち下さい!

お願いだから嘘だと言って

 今日、会社でちょっとした事故がありました。
 事故ったのは私ではなく他の人なのですが、会社全体で問題視される程の事故だったようです。詳しくは聞いておらず、全員に配信されたメールで概要を知っただけなのですが、パイロットでの中型機械を使った作業中に起こった事故のようでした。

 何でもそうなのですが、便利な機械というのは一歩間違えれば立派な凶器に早変わりします。その方は機械の熟練者だったのですが、それ故に油断してしまい、マニュアルに無い使い方をしてしまったようです。

 で、昼休み。
 その事故の事後処理を担当させられた別部署の先輩に、詳しい話を聞きに行きました。

 ケガをしたのは右手の人差し指
 回転体に挟まれ、引き込まれはしなかったものの、指先からかなりの出血があったようです。

「それでさー。結局俺が片づけるハメになってねー、その機械」

 私は何だか痛そうな話が始まりそうだったので、茶化しに掛かりました。

「まさかひとりでに動き出したとかー? 人間の血の味を覚えたりしてー」

「まさか……」

 
 彼は首を振りながら暗い顔で返します。
 そりゃそうですよねー。


「どっかから笑い声が聞こえてきたりしてー。だってほら、ウチって幽霊出るんでしょ?」

「それはないなー」


 半笑いになりながら言ってきました。
 だよねー。ありえないっつの。


「じゃあひょっとして、その機械からグロい物とか出てきたりして。人の肉とかー」

 ンなことあるわけ――





「そうなんだよ」




 ――ねー、よなー……













 あははー……。













 …………。














070302mazi.jpg
マジで?








070302mazide.jpg
マジで
















 どうも人差し指の先の肉が、ちょっと抉れて機械にこびり付いていたようです。



 ((((((((;゚д゚))))))ヒィィィィィィィ!!


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>アキトさん
 『未完の魂、死の予定表』チャプター2を読んで下さってどうもありがとうございました! そして死のパターンは読み通りです(笑)。
 それではチャプター3でお会いしましょう。今のところ半分くらいです。ではではー。