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親子戦争 その2

 私と母がいた部屋に、父と弟が加わり四人全員が勢揃い。
 まず先制攻撃を仕掛けたのは母でした。

「大学の時からホンマ好き勝手してー! アンタ親の気持ち考えたことあるん!」

 弟も負けてはいません。

「そんな俺が親の言うこと何も聞いてへんような言い方すんなや! 言われたとおり国立に現役で入って、ちゃんとした会社行って、自立しとるやんけ!」

「全然自立なんかしてへん! 女に騙されおって! こんなんやったら大学なんか行かすんやなかったわ!」

「今大学の話は関係ないやろ! そんな昔のこと引きずり出すなや!」

 この調子でしばらく平行線状態。
 確かに弟が大学時代、自分の好き勝手やっていたのは確かです。聞くところによると、父からの仕送りだけでは貯金が底を付いたことが何度かあり、母が別にお金を振り込んでいたこともあったそうです。
 かといって母も母で。弟が大学に入学した時は泣いて喜んでいたのに、今更それはないんじゃないかという気もします。

 とにかくお互いに頭に血が上っており、とてもではありませんが客観的な物の見方など出来ません。二人とも自分が正しいと思っております。
 しかも母ときたら、

「ええか! お母さんはな、別に金返せゆーてる訳やないねん! 結婚するにしても何にしてもちゃんと筋通せゆーてんねん! こっちかてアンタに投資したってんねんから、それなりの誠意見せなあかんやろ! 子供はそーやって親に義理立てるモンちゃうん!」






 ヤクザですか、アンタ。






 で、話に決着が付かないまま、十分ほど息もつかせぬ攻防戦が続きました。
 やがてお互いに言い疲れてきたのか、言葉数は少なくなり、無言のまま睨み合う時間も増えてきました。
 そろそろ話をまとめる方向に持っていかないと、いつまで立っても終わりそうにありません。なので私は、

「まぁ、コレでお互いに言いたいこと言ったやろ? こんなモン、今日明日に決着付くモンちゃうんやから、またしばらく時間置いたらどーや」

 と、提案。
 こういう問題は時間が解決してくれるのを待つしかありません。
 しかし――

「何言ってんねん! まだ言い足りんわ! それにアンタはどーやの! 結婚したい相手とかおんの!




 飛び火、キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ッ!!



 何とあろうことか、今度は私の方に矛先が向けられました。

「いや、そんなん別におらんけど……」

「何でやの! アンタの方こそ、そろそろ結婚せなあかんのんちゃうん! 大体、兄弟二人おったら、兄ちゃんが先に結婚するのが普通ちゃうん!」




 古き慣習、キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ッ!!



 いや、そんな理由で結婚させられたら人生台無しですよ。
 だって結婚なんかしたら小説が書け(ry

「まぁまぁ、それは別の話やん。今は弟の方の結婚が問題なんやろ?」

 と、横手から意外な父の助け船。母の味方かと思っていたのですが、さすがに見るに見かねたのでしょうか。

「いーや! この際二人共に言っとかなあかんわ! アンタらええ大学出て、ちゃんとした企業に入ってんねんからな! もうちょっと、ちゃんとしたの連れて来なあかんわ!」

 そこでまた弟がカチンと来て、

「そんなんオカンの勝手な基準やろ! 五歳上のバツ1かて、俺から見たらちゃんとしとんねん! オカンが知らんだけや!」

「いいや! アンタは騙されとる!」

 また、平行線に逆戻りです。
 二人とも本当にタフです。コッチは聞いているだけで疲れるというのに。父も何も言わずにただ見ているだけ。完全にカヤの外です。まぁ、私の結婚話は言われなくなったので別に良いんですが……。

 そして言い合いはまた十分ほど続き、二人が疲れ始めたところで私がもう一度話をまとめようかと思った時、

「ほんなら今日はこのくらいにして……」

「アンタ! アンタもこの子みたいに、親に隠れて週末婚してんやないやろーね!」




 死語、キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ッ!!



 ……とまぁ、こんな感じで当然の如く決着は付かず。勝負は次回に持ち越し。
 いや……ホントーに疲れた年末年始でした。
 しばらく実家に近寄りたくなひ……。

 なんかねー、オカンの言い分も分かるし弟の言い分も分かるんですけど、そんなことより……














makikomuna.jpg















 と、声を大して言いたい。orz


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 昨日『貴方に捧げる死神の謳声 第二部』を読了して下さった方! そして今日一日で『貴方に捧げる死神の謳声 第二部』の本編とサブストーリーを一気読みして下さった方! どうも有り難うございました! 
 そしてあおいさん!『『羅刹』『死神』の温泉ゆけむり大作戦』へのご感想どうも有り難うございます! またメールにて返信させていただきますのでしばらくお待ち下さい!

コメント


 ホント、めでたいどころか、死にたいくらいの悲惨な年越しでした(汗)。
 私も5歳上バツ1くらい別にいいと思うんですけどねー。離婚した理由も、飽きたからとかじゃなくて、正当な理由もあるようですし。

 ちなみにオカンのブログは最近更新されていません(滝汗)。

あけましておめでとうございます。
って状況じゃなさそーですね。
オカン、自分のブログに書きそうですねー。

ちなみにボクは弟さん派です。

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