これぞ江戸っ子気質(?)

 今日は月に一度の特大ゴミ収集の日
 特大ゴミ収集とは、生ゴミ、可燃ゴミ、液体ゴミをまとめて巨大なコンテナに詰め込める日のことです。実験で廃棄されるゴミの量がハンパじゃないので、私の会社では月に一度、こういう日を作って専門業者に処理して貰っています。
 ただまぁ、コンテナがいくら巨大と言っても当然限度があります。他の部署との兼ね合いもあり、各人が出せる分量というのは決まっております。この辺りは正式に明文化されているわけではなく、暗黙の了解と言った感じですね。
 なので一人で沢山のスペースを占領すると、かなりひんしゅくを買います。
 となればいかに小さく纏められるか。
 私は今日の午前中を殆ど潰して、派遣さんと二人でゴミのまとめにせかせかといそしんでおりました。

 可燃ゴミは体重を掛けて圧縮し、ダンボールに詰めて捨ててしまえばいいのでそれ程苦労はしません。
 問題は生ゴミと液ゴミです。
 この二つは乱暴に取り扱うと液だれするため、ビニール袋を二重にした上でダンボールに詰め、捨てることが義務づけられています。
 で、そうした際に気を遣わなければならないのが、ビニール袋に入る空気。
 この空気が多いと容積が増し、かさばります。そうなればダンボールに入る数も少なくなります。少量ならなんてことないのですが、ちりも積もれば何とやら。ホント、ちょっとした気配りがバカになりません。
 私と派遣さんは、出来る限り空気を抜いてビニール袋の口を縛り、ゴミをダンボールに詰めて行きました。しかし――


「飛乃さん。ちょっとコレ、キツイんじゃないですか?」


 二重にしたビニール袋をダンボールに押し入れながら、派遣さんが言ってきました。
 もう少し頑張って空気を抜けば、今派遣さんが持っているゴミも入りそうなのですが、見た感じちょっと難しそうでした。
 空気をギリギリまで抜こうにも、やはり縛る時に少しは入ってしまいます。
 仕方がないので、諦めて別の小さなゴミを入れようとした時――

「あ、閃きましたよ。飛乃さん」

 得意げな顔で彼が言ってきます。

「こうしましょう」

 そしておもむろにハサミを取り出し、ビニール袋の端に切れ目を入れました。

「これでギリギリまで空気抜けますよね」














 ……うん。















 確かに抜けるね。




















 ゴミ汁も一緒にな。
 



















 どうしてわざわざビニール袋を二重にしたのか、彼は全く理解できてないようでした。



 お願いだから、ちょっと考えて行動して……。



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>ヴィルアスさん
 『未完の魂、死の予定表』を読んで下さっているようで、どうも有り難うございます!
 続きもハリキって書いていきたいと思います!

コメント


 そう。それが出来ればいいんですが……彼の基本は『事後報告』なんですよねー。
 ああ! ザ・ワールド使いてー! WRYYYYYYYYYY!!!

これは酷い('A`)

こうしてみてはどうでしょうか?
1、彼が行動を始める(閃く)
2、すかさず異議有り彼を止める。
3、彼がどんなことしようか聞く
4、ザ・ワールド(謎
5、とりあえず内容によって賛成か反対か決める(んで、止める

こんな感じでやってみては?

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