カルピスに学ぶ社会常識

 今日は一歩も外に出ずに、お家でゴロゴロしておりました。
 洗濯物をしたり、布団を干したり、執筆したり、ネットしたり……。
 ところで最近(でもないか)ヤフーのトップページの広告に、バイトの情報とかがよく出るようになりましたね。特に短期バイトが多いです。
 私も大学生時代は色々とバイトしてました。
 スイミングのインストラクターやら戦隊モノの着ぐるみショー、スーパーでの売り子など。こういうのは大体ド短期で、日給で支払われることが多いです。そして時給に換算すると600円くらい……。
 非常に割に合わないバイトです。

 しかーし、そんな肉体労働だけしていたわけではありません。頭も使ってたりしてました。
 それは家庭教師のバイト。時給、なんと2500円!




 破格です。




 しかも待遇のいいところはオヤツや晩ご飯まで出てきたりもします。
 何人か教え子を持ちましたが、中には一個五百円くらいするような高級ケーキを食べさせてくれた所も(今の私の一食分以上のお値段orz)。



 しかも、ヌルい。



 親御さんは『別に成績上がらなくても良いですから、この子のお兄ちゃんになったつもりで居てください』とまで言ってくれました。






 いいんですか?








 お言葉に甘えちゃいますよ?







 と、当時の私は社交辞令という言葉を知らず、本当にダラダラと授業もどきを続けておりました。
 そんなある日。
 いつものように最初の一時間ダベりながら、ダラダラお勉強。
 そしていつものようにオヤツターイム。
 今日も今日とて高そうな洋菓子が出されて参りました。
 私はチョコレートケーキを頬張り、スポンジをほぐすために出されたジュースを口に含んで……












 ブッ!














 思わず吐き出しそうになりました。


 












 激甘。















 教え子の方に目をやると、彼も難しそうな顔でストローをくわえています。
 そして、













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 互いに目が合い、











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やりますか?














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受けて立とう。















 早飲み合戦が始まりました。














 今思うとアホだなーと思います。

 でもその時は男と男の真剣勝負。
 喉元にドロリと絡みつく粘着質な液体を、気合いと根性で胃に流し込んでいきます。飲むか飲まれるか。まさに男の意地とプライドを賭けた一進一退の攻防。









 そして五分後。









 勝者は私。







 
 その日は爽快な気分異常な胸焼けが複雑に絡み合ったまま、仕事を終えました。









 で、次の週。
 私がまた同じ家に行くと、



「あ、先生ー。この間はどーもスイマセンでした」



 いきなり向こうの親御さんに頭を下げられました。
 事情が掴めないので詳しく聞いてみると、


「いや、先週出した飲み物。甘かったでしょー」


 はぁ……まぁ、この世の物とは思えない甘さでしたけど……。







「あれね。本当は10倍に薄めて飲むんですよ。それを原液のまま出しちゃって」
















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 やっぱ人の言葉に甘えすぎてはいけませんよね。



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『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』を最後まで読んで下さったお二方! どうも有り難うございました! 太郎の奇行、楽しんでいただけたでしょうか?

コメント


 飲まされたのはカルピスではなく、外国製の飲み物でしたが、カルピスなどとは比べ物にならないくらい手ごわかったです(笑)。

カルピスを原液で飲むと吐きそうになります。
ブバッ、と

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