災いは転じてもやっぱ災いです

 昨日書きました筋肉痛の原因。全力疾走しなければならなかったわけ。
 正直、書こうかどうしようか悩みましたが、やっぱり書くことにします(何)。

 先週の金曜日。私は飲み会の幹事をしておりました。
 まぁ下っ端の宿命というヤツですな。

 幹事のお仕事とは、平たく言えば酔っぱらいのお世話です。
 アレが欲しい、コレを飲みたい、二次会はドコドコに行きたいという要望に応えなければなりません。
 そのために、最低限守らなければならないこと。

 それは幹事は酔っ払ってはいけない、ということ。

 場を進行させるはずの人間が理性を失ってはどうしようもないですからね。
 私とて、自慢じゃありませんが幹事歴はソコソコ長いです(ハァ…)。
 勿論、そんな常識知っています。
 






 でもね。







 ほら。







 車って初心者より熟練者の方が事故ったりするじゃないですか。






 料理って慣れてくると目分量で適当にやって失敗したりするじゃないですか。




 夕日を見てると「昔は良かったなぁ……」とか思うじゃないですか。








 
 うん。








 つまりね。









 酔っちゃいました。








「俺ぁベテラン幹事だぞー」とか息巻いて、ビールがぱがぱ飲んでました。


 で、そんな状態で二次会の案内開始。



 フラフラしながら参加・不参加を聞いて回ります。全員に聞き終えたところで、カラオケボックスに電話。空きがあることを確認して予約。
 ここでメンドくさいのは、予約時間までに少なくとも誰か一人はボックス内にいなければならないということ。でないとキャンセル扱いになってしまいます。
 宴会の方は最後の盛り上がりでまさに最高潮。
 とてもではありませんが、予約時間内にみんな揃ってカラオケボックスに行けそうにはありません。
 そこで出番なのが幹事です。
 とりあえず私が行っておけば大丈夫。
 お店は良く知っている場所ですから迷うことなどありません。普通に歩けば五分ほどで着きます。








 そう。












 普通に歩けば。










 酔っ払いの普通は一般的に奇行と呼ばれています。



 店を出て、現在地すらよく把握できていないのに、根拠のない自信で右方向に前進。
 酔っ払うと気だけは無意味に大きくなります。



 しかし、いつまで歩いても良く知った賑やかな通りが見えてきません(当然ですが)



 どんどん閑散とした暗がりに突っ込んでいきます(逆方向に歩いてましたから)。




 しかも時計を見ると十分以上経っていました(この時点でキャンセル確定)。









 焦りました。







 もー、すっげー焦りました。









 さすがにこの道は違うと思い、今まで通ってきたはずの道を全力疾走で引き返しました(二日後の超筋肉痛確定)。
 





 が、どこまで走っても元の場所には戻れません。気が付くと全然知らない住宅街……。







 平たく言うと、迷子と言うヤツです。







 このままでは二次会のお店を確保できないどころか、元の飲み屋にすら戻れません。





 「酔っ払い」+「迷子」






 この式を解くとどうなるか。















 『破滅の朝帰り』













 コレだけは避けなければなりません。



 焦りもあり、少しだけ冷静になってきました。
 道を聞こうと周りを見回しましたが誰もいません。
 しかし、私には強い味方があります。

 そう。携帯電話。
 便利な世の中になったモノです。
 今回の飲み会の参加者には、この辺りに住んでいる人も何人かいます。その人に事情を説明すればきっと救助に来てくれるはず。
 私は早速携帯で連絡を取りました。コール音が鳴っている間に、何と説明しようかぼやけた頭で考えます。


『ちょっと迷子になっちゃっんたですけど』

 うーん、さすがに恥ずかしいか。

『スイマセンが迎えに来て貰えませんか』

 コレじゃちょっと伝わりにくいかな。

『スイマセン。私今、ちょっとドコにいるか分からないんですけど』

 イマイチかなー。もっと他に何か……。

 とかまぁ色々考えてたんですよ。多分……(正直良く覚えていませんが(汗))。

 で、まだ考え中にいきなり電話が繋がり、


『もしもしー?』


 耳元で声が響きました。
 そして思わず焦ってしまった私は、













「あ、あの、スイマセン。私今、ちょっと誰か分からないんですけど」









 爆死。










 酔っ払いが口走ることは、ホント突拍子がないです。
 結局、タクシーで迎えに来て貰いました……。

 え? 幹事失格?

 実はですね。このネタが大変ウケて大盛り上がりになりまして。皆様に温かく迎えられてしまいました(笑)。おかげで「次も幹事ヨロシク!」と言われてしまいましたが。orz

 「俺ぁ酔ってない!」は酔った証拠~♥
 
 皆さんもお酒には充分気を付けましょうね。


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>シュルツさん
 『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』と『キミの口から腹話術、してくれますか?』を一気読みしてくださってどうも有り難うございました!
 太郎、憂子コンビは私もかなり気に入っております。太郎のボケに的確に突っ込む憂子。ホントに夫婦のような二人です(笑)。
 今まで他の方から頂いたご感想の中にも、この二人がくっついて欲しいというご要望はあったのですが、私個人としては、二人はラブラブのバカップルになるよりかは、憎まれ口を叩きながらも互いのことを誰よりも理解している、という関係の方がしっくりくるような気がするんですよねー。
 
 『してくれますか?』シリーズはまだまだ続きますよ。
 今度は昴のラブストーリー。そして次に登場する女性の一人は『約束の保証、してくれますか?』で登場した北条君と柚木の娘です。『キミの口から腹話術、してくれますか?』の最後に二人が登場したのは、その伏線です。ですので大体十年後くらいの設定になりますね。
 そのうち太郎と色葉の子供や、憂子と孔汰の子供も登場させる予定です。勿論、太郎や憂子本人も。そんなわけでそのシリーズはほぼ永続的に続きますので。私の意思が萎えない限りは(笑)。頑張って行きたいと思います。ではでは。

>ラストさん
 どうも初めまして! 『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』『一緒に孤立、してくれますか?』『遠い記憶の彼方に』を読んで下さって有り難うございます! 返信の方はメールにしてさせていただきますので。

>幻想魔術師さん
 『玖音の苦悩』と『『羅刹』『死神』の温泉ゆけむり大作戦 』を読んでくださり、どうも有り難うございました! 『玖音の苦悩』は結構ソッチ路線になってしまいましたね(汗)。玖音は本編ではかなり不幸だったので、サブストーリーで幸せにしてあげようと。
 またお時間のある時に、本編の方も見ていただければ幸いです。ではでは。

コメント


はじめまして

突然のコメント失礼致します。

私のサイトで、こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

http://blog.livedoor.jp/taxinfo/archives/53620202.html

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