本当に大切なのはどっち?

 今日は昨日できなかった大量試作を行いました。
 納期までの日数に余裕が無く、失敗が許されないということで、同じチームの先輩お二方、『飛躍魔人』と『死語使い』が参戦。二人は主に何をするかというと、私が変なことをしないかの監視、そして衛生性・効率性を考慮に入れた指示。

 まぁ平たく言えばコキ使う側とコキ使われる側です。

 で、ドレッシングを大量に作る時に使う機械を『真空乳化機』といいます。
 大きさは20リットルくらい。球形をしたステンレスで、真ん中より少し上くらいにある真横に入った切れ目から、上下にぱっくりと分かれる構造になっています。
 ようは『蓋』と『胴』と言うわけですね。蓋は機械で開くようになっており、そこから材料を投入します。

 時間もないので朝一から試作開始。
 水を張った胴に材料をぶち込み、その周り蒸気を入れて加熱すること十五分。
 材料の熱殺菌が終わったところで蓋を開け、次の行程に移ろうとした時、


「あ、待った」



 『飛躍魔人』から物言いが出ました。



「温度はかって」



 一応、機械にもデジタルの温度計は付いているのですが、それが更正不足で信頼性に欠けるため、水銀温度計の温度とどの位の差があるのかを調べてみようと言うわけです。
 で、私が真空乳化機の蓋を開けていると、


「ストーップ」



 途中でまた物言いが。私は慌てて蓋を開けるのを中止しました。



「その高さではかって」


 空いた隙間は、私の手首が何とか入るかどうかと言ったところ。しかし中はさっき加熱したばかり。百度近いです。しかも蓋の方についた液がたまにポタポタと垂れてきたりします。


 まぁ、十中九九ヤケドします。



 なのでそのことを言うと、




「だってあんまり開けるとホコリ入ったらイヤじゃん」 




 ……仕方なくゴム手袋して温度測定しました。




「あ、腕に液おちてビックリして温度計落とさないでね。キタナイから





 と、『死語使い』。



 ……腕まで覆う分厚いゴム手袋をしました。



「まだ膨潤しきってない粉とかあって下の液はねるかも知れないけど、その時は温度計割らないように気をつけてすぐに手引き抜いてね」





 ……よくキモに命じました。







「手に付いた液が戻ると雑菌入るから」







 アンタら俺の体のこと、
とも思ってないだろ。



 まぁ、半分冗談だとは言え、やっぱそれなりにヘコみますよ。orz


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