ソレは社会人としてのマナー

 私の会社では定期的にアイディアミーティングという物を行います。まぁその名前の通り、日頃思っていることを話し合って新商品のネタを探そうという会議です。
 ただ、一度話がワキ道にそれ始めるとトコトンそれていきます。
 で、今日もその会議があったのですが、メンバーは、上司、『飛躍魔人』、『死語使い』、私、の調味料チームと、あと新人クンである『ヨソ様』の計五人。彼の場合、日頃の業務とは直接関係ないのですが、早く会社に馴染んで貰おうということと、会社の考えに縛られない新しい意見を聞きたい、という意味合いも込めて参加して貰いました。

 最初の頃は真面目に会議をしていたのですが、なぜか工場の人の話題にそれていきまして。『ヨソ様』も工場の人とは今後関わり合いになることが多いということもあり、やけに盛り上がってしまいました。
 で、その渦中にいた人物というのが工場長でして。彼の外見が、









070523komawari.jpg
こまわり君にソックリ









 というネタ話。

 私も何度か見たことがありますが、顔がデカいところといい、足が短いところといい、服装のセンスが十年ほどおくれているところといい、確かにソックリです。
 その話で笑いこけていると、上司が突然思い出したかのように、

「あ、俺が言ってたなんて言わないでね」

 と、『ヨソ様』に念押し。
 まぁ、本人はこんな陰口叩かれているだなんて思ってないでしょうからね。
 そして普通ならココで話は終わるのですが、『ヨソ様』は違います。



「じゃあ、誰に聞いたことにしましょう」



 図太いです。

 コレをネタに工場長とお話をしてみたいようです。一歩間違えれば壮絶なる自爆ですが、成功すればあっと言う間に意気投合ということも考えられます。
 なかなかのギャンブラーです。『ヨソ様』。

「えーっとね……」
 

 変なところで人の良い上司は真剣に考え、『飛躍魔人』を見た後、

「あ、じゃあHさん(『飛躍魔人』のイニシャル)が言ったことにしよう。俺みたいなオッサンが言ってとなったらムカッてくるけど、女の子が噂してたってなったら、あの人結構喜ぶからね」

 まぁ、悲しいかな。男、特に中年男性あたりはそうなのかも知れません。
 で、普通なら「はい分かりました」と終わるところなのですが、やっぱり『ヨソ様』は違います。一瞬だけ、見られた本人すら分からないほど一瞬だけ『飛躍魔人』の顔に視線を向けた後、










「女の子?」








 聞き返してくれました。






 それも力一杯。





 まるで、「え? 赤信号っていつから『渡れ』になったんですか?」と言わんばかりに。
 







 ……もぅね。







070523kuuki.jpg
空気読めー!





 ってこと。

 イツまでも新人の特権使ってんじゃねーわよ! 

ホームサイトへの案内状

コメント


コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する