地震のもたらした妙なトラウマ

 やー、昨日の地震すごかったですねー。
 私の住んでいるマンションは長い時間ゆーらゆら揺れたので、何だかあまり地震っぽくなく、「アレ? 俺こんなに疲れてたかな?」と、最初は重度の立ちくらみかと思っていましたが……。

 さて、大地震として私の中に深く刻まれているのは、やはり『阪神大震災』です。


 何と言っても体験者ですから。


 確か中三か、高一くらいの時でしょうかね。
 いやー、凄かったですよ。
 デカイ揺れに目を覚まし、最初に見たのは、


 五月人形のショーケースが波打ってるとこ。


 木枠で作った直方体の面に、薄いガラスをはめ込んだだけのモノだったのですが、予想以上に脆く、タンスの上でゆーらゆらゆーらゆら。
 あまりに非現実的な光景に夢かと思っていましたが、ソレがタンスから転げ落ち、激しい砕音と、無数のガラス片を辺りに飛散させたところでハッキリ目が覚めました。
 その音を聞きつけて親が私の部屋に飛び込んで来て、


「剣弥! 大丈夫!?」


 と、叫びながら部屋の電気を付けました。そしてあまりに散々たる状況に軽い錯乱状態に。
 まぁ、他人のそんな姿を見ると、人というのは妙に落ち着くモノで。私は、『今日、学校どうなんのかなぁ』などと呑気なことを考えておりました。
 で、取り合えずガラスを片すためにベッドから這い出て、掃除機でも取ってこようかと思った時のことです。







 目が合ってしまったんです。







 五月人形と。









 片目が半分割れ、




 耳から顎先に掛けて大きなヒビの入った
五月人形と。

 







 ……マジで恐かった。
 人間ではありえないアノ表情はホンマ恐かった。

 瀬戸物でできた人形は捨てる時に要注意です。
 そっと捨てないと、一生消えないトラウマを背負うことになりますから。


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>海兎さん
 『玖音の苦悩』へのご感想、どうも有り難うございました!
 天然悪女と理知的シスコンですか(笑)。あまりに的確な表現に思わず笑ってしまいましたw。内容、文章表現へのお褒めの言葉、嬉しい限りです。キャラの性格はある程度固めないと頭の中で動いてくれず、どうしてもコチラが「動かした」感じになってしまうので、その辺りには気を配っています。
 私の小説が文庫化されることはないと思いますよ。ご隠居なので(笑)。
 次回作もまた楽しんでいただければ幸いです。ではではー。

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