もはや教育という名のイジメ

 私のやってる仕事の内容というのはまぁ色々でして。
 毎日毎日ルーチン作業のようにやっているモノから、ゲリラ的に突然降ってくるモノまで。
 で、厄介なのは後者の方でして。やり方を忘れるというのも要因の一つなのですが、知らない内に周りに迷惑を掛けていることがある、というのが一番大きいです。
 例えば今日なんかもそうなのですが、私がそのゲリラ的な方の作業をしていると、

「あーあ、まーた実験器具片付けてない。だかれなー」

 後ろからこの部屋の責任者らしき女性の声が。




 明らかに私へ当てつけです。




 えー、実験で使った器具は洗い場に出し、そして洗い終わった物は使った人が元の場所に戻す、というのが基本的なルールなのですが、たまにしかその作業をやらないとついつい忘れがちになってしまいます。
 なので数ヶ月前に洗い場に出し、忘れてそのまま放置、という事態が発生してしまいます。で、ソレがあまりに酷いと今回のように露骨なイヤミを言われたりします。

 ……まぁ私が悪いのでソレはしょうがないのですが。

 ただ今は作業中なので手が離せません。
 時間が空いたらすぐ片そうと誓い、ドタバタと実験を続けていると、

「あ、飛乃さーん」

 例の責任者から声が掛かりました。
 振り向くと、彼女はなぜか満面の笑みを浮かべて、

「コレ、ちょっとその棚になおしてくれます?」

 と言いながら1リットルサイズのビーカーを私の目の前に。











 ……あの、スイマセン。











 見たら分かると思うんですけど、私今、











思っきり両手ふさがってるんですけど。








 まぁ結局、そのビーカーを両手で挟んで運びましたが……。
 こーゆー危ないこと平気でさせるんだモンなー。
 いやホント、女の人って恐いッスよ……。


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