逆・彦麻呂

 今、来春に発売予定のドレッシングの配合を検討中でして。同じチームである『飛躍魔人』『死語使い』の二方に色々とアドバイスを頂戴したりするのですが、その表現がかなり独特でして。まぁ、それでもだんだん慣れてきたのですが。
 で、今日。
 自分的にはなかなかの完成度かなと思えるドレッシングを『死語使い』に見て貰ったんです。すると、

「うーん、なんかね……」
 
 彼女は少し考え込んだあと、










「残念な味」





 (゚Д゚)!?





 ざ、残念な味……?

 なんかもぅ聞くからにダメダメな感じですが、どういう意味なのか詳しく訊ねてみると、




「ほら、何て言うのか……例えば、朝、電車乗った後に忘れ物に気付いた、みたいな」





 味関係ないですよね?











「ほらほら、布団干した直後に曇り空になっちゃった、とか」




 いやまぁ、確かに残念ですけど……。












「マックでハンバーガー食べた後にロッテリア見つけて、あちゃー、みたいな」






 ワケ分かんねぇ。







 その後も延々と『死語使い』「残念な味」談義が続くのですが、サッパリ理解できませんでした。 
 味の世界ってこんなにも曖昧なの?


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コメント


なるほど。味の創造家とは、えてしてこんなものなのかもしれませんな。

けど「残念」って言われてもなぁ……。うーん、どうしよう……。

これはつまりアレですね、見込みのある味だけどどこか残念な雰囲気をかもし出している――なんというか、うん、“惜しい”という言葉に彼女なりの工夫を凝らした表現なのです。

うん、作家のごとく日々彼女は独特な表現を追求しているのです。

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