不気味な親切心

 今日、トイレが詰まった
 そう言えば昨日、部屋でお酒を飲んで泥酔し、トイレットペーパーの芯を流そうとしたことを思い出す。なかなか流れてくれないので(当然だ)、掃除用のブラシで強引に押し込んだりしていた気もする……。

 使えなくなって初めて分かるトイレの大切さ。
 ソレを心の底から分からそうという神のお告げなのか、試練なのか、こんな時に限って下痢だ(滝汗)。

 わざわざ最寄り駅までダッシュして、公衆トイレに駆け込むという作業は肉体的にも精神的にもこたえる。これは早急に解決しなければならない。
 で、近くのホームセンターに「シュポ」を探しに行って来た。デカイ吸盤みたいなアレだ。
 しかしなかなか見つからない。仕方なく店員のおばちゃんに聞いてみる。すると……。

「トイレ詰まったの!?」

 詳しいことは何も言ってないのに、いきなり切羽詰まった表情で対応してくれるおばちゃん。この時点でかなり怖い。

「ほら! コレよ、コレ! ちょっと高いけどこの一番強力なヤツ持って行きな! オマケしてあげるから!」

 と、1980円のシュポを1500円で売ってくれた。思わず何か企んでいるのかとかんぐってしまう。
 で、帰り際に、

「兄ちゃん! あきらめたらダメよ! 何回も何回も嫌になるくらい何回も何回もガポガポさせてたら絶対に流れるようになるから! ダメだったらまた来な! おばちゃんが、 とっておき教えてあげるから!」

 何か昔にヤなことでもあったんかい、おばちゃん。


 とまぁ、恐いくらいの親切心を見せつけてくれまして。
 結局その強力シュポであっさりトイレは開通したんだが、 「とっておき」って何なんだろう……と、どーでもいいシコリが残った一日でした。

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