遠回りしすぎ

 今日。とあるセミナーに参加してまいりました。
 まぁ食品衛生関連のセミナーなんですが、始まると同時に映し出されたのが、なぜかピラミッドの写真。
 で、講師の人はこう続けます。


「えー、皆さんもご存じの通り。ミイラは何百年もの間ピラミッドに保管されてなお、その形を崩すことなくとどめております。こんな大昔にこれ程の保存技術が確立されていたことは驚くべきことであります」


 食品衛生とどういう繋がりがあるのか分かりませんが、話は続きました。


「えー、私はこのミイラの作り方を知るためにわざわざエジプトまで行って、色々と聞いてきたのですが、同じミイラでも作り方に差があり、ファラオなどの王様の場合は非常に手間暇を掛けて作られていました」


 言わんとすることがいまいち飲み込めませんが、ひょっとしてその保存技術を食品にも活かせばなどと言うつもりかと思っていたのですが、


「しかし今はインターネットという便利なモノがあり、私のようにエジプトまで行かなくても少し検索すれば簡単にミイラの作り方を知ることができるはずです」


 どうやら違うようです。


「えー、つまり。私がこのことから何を言いたかったかといいますと――」







 ふむふむ。










「その気になれば何でもできるということです」










 ミイラ関係ないじゃん。






 そんなことを言うために十五分も講義の時間を割いたなんて私には信じられませんでした。










しかも伝わってこねーし。







 もっと他に上手い例え話がいくらでもあると思うのですが……。

『私のような人間でも教授になれるんですよ』


 とかねぇ。

 まぁ、タダだったから別に良いですけど……。

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>幻想魔術師さん
『人形は啼く、主のそばでいつまでも』Level.1, 2を読んでくださってどうも有り難うございました! レヴァーナは想像以上に濃いキャラになってしまいましたねぇ(笑)。メルムの葛藤と共に、これから様々な変態行為を繰り広げていくので続きも読んでいただければ幸いです(笑)。

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