『年下あねご』

 えー、なぜ週末に体調を崩したのか。
 その理由がなんとなく分かってきました。
 前の部署で『飛躍魔人』『死語使い』に色々と揉まれてきたワケなんですが、その時に大きく学んだのが女性の扱い方でして。
 やっぱり仕事ってのは人間関係を円滑にしないと成り立たないものなので、その辺の気遣いは我ながらかなり上達したと思います。


 例えばゴミ捨ては言われなくても率先してやる、とか。
 重そうな物を持っていたら「私が持ちますよ」と声を掛ける、とか。
 髪型が変わってたり化粧の感じが違ってたら、「お、イメチェンですか? いいですねー」とちゃんと口に出して褒める、とか。
 まぁ細かいことですが、こういうことの積み重ねが非常に大切でして。
 大げさなことを言えば、どうすればお二人が気持ちよく仕事をできるかということを常に考えていました。(いやマジでマジで)

 で、以前言いましたように、新部署には三人の女性がおりまして。

 『デコっぱら』、人妻、そして後輩の女性。







 女性は大切に扱わねばなりません。







 勿論、平等に。






 女性は大切に扱わねばなりません。







 勿論、言葉遣いから。







 女性は大切に扱わねばなりません。








 勿論、話しかける時は敬語です。









 『デコっぱら』も人妻も、












 そして後輩の女性も。









 「ああ、そのくらい私が持ちますよ」


 「あ、ちょっと試食していただいてよろしいですか?」


 「どうも、ありがとうございました」








 およそ五歳年下の女性バッチリ敬語です。新部署では先輩ですしね。
 が、やはり心のどこかで、俺の方が社歴は……という思いがあり……。その微妙な葛藤と、新しい環境に置かれたことへの不安が重なり合って……。











 ま、社会人生活、色々ありますな。














 その分、十歳年上男性中途採用社員にはタメ口ですが。












 野郎は別にどーでもいいんですよ。


 社歴は俺の方が上だしねー。


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>響古さん
 初めまして。『貴方に捧げる死神の謳声 第零部』の参話まで読んで下さってありがとうございます!
 ここは未琴が龍閃の手によって果ててしまうところですね。一部を書いた時からすでに決められていた運命とはいえ、それまでの冬摩との幸せな生活を考えると……。未琴のエピソードはホント、救いがないなからぁ……うーむ。

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